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合気観照塾東雲道場

10/1 フレームを広げる

10/1の稽古内容をOAさんがアップしてくれていますので、ありがたく掲載させて頂きます。

東雲道場 2014.10.01

昨日は、東雲道場で、IYさんに稽古を付けて頂きま した。

振り上げた位置から、落下に任せて剣を落とし、当 たった相手の剣に付ける練習をしました。 肋骨を浮かせたまま、鼠径部がくわえ込まれる位置 に折り畳めると、股関節の意識を保ったまま、左右 の脚を入れ替えることが出来ました。 間合いを広く取って、深く腰を落とし、大きく動く ことで、重心の高さが下がり下肢の働きが相手に伝 わる状態を体感できました。

剣道の面を付けて強めに打って頂くと、相手の剣を 返せておらず、簡単に崩されてしまうことを実感し ました。 上肢の力を抜き、下肢の働きを伝えていくことで、 全身の働きを活かせる身勢を取れるようにしていく ことが、如何に重要かを感じました。

腕を把持してもらい、相手の支えが無くなると重力 に沿って落下するところまで脱力していく練習をし ました。 接点を残したまま、前腕との軸が合う位置で中指を 伸ばしていくと、手関節の背側が決まり、労宮の意 識が高まることを感じました。 他は力を抜いたまま、手の内で労宮を転がすと、見 た目の動き以上の力が相手に伝わることを体感しま した。

相手から受けた圧力の分だけ丹田に空気が入り、均 衡が取れたところで、栓をしたまま吸い上げること で、変化したバランスを相手に伝えられることを体 験しました。 対象が剣に代わっても同様に、丹田に重みを吸い込 み、その圧を逃さないように体幹の内部を通してい くと、剣を浮かせられることを実感しました。 仙腸関節が動かせる位置に骨盤を寄せることで、命 門が開き、下腹部に充分な空気を吸い込むことが出 来ました。 その位置で、丹田と命門に呼吸を行き来させること で、剣が身体と一致して動く状態を体感できまし た。

IYさん、昨日も丁寧にご指導くださり、ありがとう ございました。 タイプRを身に付けられるように、剣術の稽古に取 り組んでいきたいと思います。

世話役です。

僭越ながら、ほんのちょっぴり永くさせて頂いている私としては、OAさんにギラギラして欲しいと考えていました。
私個人としては、ギラギラした人、ガツガツした人は嫌いなのですが、人の能力には振り幅が必要だと考えています。
私は人の内面については観る能力はありませんが、身体操法については凄く繊細で、小川の流れるような人は、大河のような大雑把な人より上達が早いと思います。
私の個人的な感覚ですが、その繊細さに不安感が生まれた時、流れる先に方向性に迷うケースがあります。
そういう時に逆のベクトル幅の稽古をします。
面を着けて貰い、吹っ飛んで貰ったり、通常の3倍増し位で腰を落として貰ったり、御自分のシンケンゼミで抜刀して貰ったりです。

そうすれば、これまで自分が無意識的にしてこなかった事が観えてこないでしょうか。

逆のタイプの方には、コンフォートになって頂こうと思います。
私自身は先生にコンフォートされた部類でしょうかね~。





by shinonomeaiki | 2014-10-03 12:38 | Comments(0)

東雲道場は、合気修得を志す人の稽古場であり、このブログは、その人達のために稽古内容を記録化する目的で開設しました。
by 世話役
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