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合気観照塾東雲道場

合気の出所

世話役です。

ここ三ヶ月程、多忙が極まり右足の踵に激痛が走りはじめました。
いくら柔軟体操をしても良くならず、仕事から帰れば、娘や妻に左体側の後方を揉みほぐして貰う毎日でした。
左足の足首にも違和感があり、この痛みは何処から来るのかを観察しました。
まず、違和感については、

左側の体側後方がだるくなり、圧迫して欲しい衝動に駈られる。

立ち上がる時、右足の股関節に力が通らない。

右足のふくらはぎが張っている。

右足の踵が着地の際にずれている。

右足の踵に激痛が走る。

と感じられました。

次に、疑問点を考察しました。

なぜ、体側も踵も片方だけなのか。

なぜ、両方に痛みがないのか。

と考えて、とりあえず仕事中は真っ直ぐに座るように心掛けました。

過去に多忙な日々で、首が固まり上を向けなくなったことがあったのです。
この時は師匠に治して頂きました。

真っ直ぐに座るように心掛けたのですが、一向に良くならず、激痛は日をまして強くなりました。

そこでもう一度見直したのです。

座る姿勢では影響しない。

仕事を重ねると悪化する。

歩く姿勢で、左右の違いは無い。
(鞄は随時持ちかえるため。)

では、精神的なものなのか、それとも悪霊の仕業?

なんてのも頭をよぎりましたが、精神も悪霊もご丁寧に片方だけに呪いをかける根拠に乏しく思いました。

そこで片方だけ長時間していることを、列挙すると

睡眠姿勢

が思いあたりました。

しかし寝返りは自己回復姿勢という考えに一票なので痛みがあるから、片方だけ下で寝ているのではないかと思いました。

そして、あーだ、こーだと考えていて、ひとつ思いあたりました。

それは、手です。

体は真っ直ぐでも、いつもマウス握っているのは、右手だったのです。

試しにいつもと反対にマウスのケーブルを差し込んで、一日だけ左手でマウスを使いました。

すると体の中が歪んでいることに気が付きました。

たった一日で、体側の違和感は消え失せ、踵の痛みもほとんど無くなったのです。

私は師匠の、歩き方を医者が診断する装置が導入されるというブログの記事を読んで、憤りを感じました。

私に、「マウスを反対にさしてみなさい。」と言える医者が存在するとは到底思えません。

私達が痛みに襲われて、苦しめられるのは、OS先生や師匠のような達人に合気をかけられるのに等しいと思います。

なぜなら、相手の力の出所が分からず、反応出来ず、分からずに投げられ、固められるのです。

痛みを起こす原因を突き止めるのは、合気の出所を突き止めることに似ていると思います。

 




by shinonomeaiki | 2016-08-25 01:03 | 意義 | Comments(0)

東雲道場は、合気修得を志す人の稽古場であり、このブログは、その人達のために稽古内容を記録化する目的で開設しました。
by 世話役
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