YSさんからの第四十六回研究会メモ
合気観照塾東雲道場
世話役 様
内容:K先生から「頭居(かしらい)」の指導を受けた。
(第四十六回研究会)
期日:2017年9月10日(日)13時~
<指導1:ブログ「弓と禅」(2005-5-20)より 読み聞かせ>
@流れる水のような強い力を、丹田に充実させて立つ。
@絶えず丹田の中に意識を集中する。
@丹田の中にあるものに意識を集中する。
@丹田に充実した力は 上下、左右の「はけ」と、腹の周囲の力の充実感とに
なる。
@これは まったく「西江水」のことである。
<指導2:立ち方>
@そこで、ちょっと、足を肩幅くらいにして 薬指を真っ直ぐになるように
する。すると、親指がちょっと中に入ったくらい。
@それで お尻を上げると 薄筋に意識ができる。
@それを 手を ちょっと こっちへ引っ掛けて 上に上げて、吸って
肩の力を 緩めて、喉の辺りに行ったときに 左右に開く。
@すると、裏の力が籠って、肋骨が締まって、肩の力が抜けて、大事なのは
首の位置が決まる。
@これが、弓の場合は、仙腸関節と、押す力と、引く力と と、手。
@弓の場合は足の位置が違うが、立ち方が、どういうふうに立つかというと、
外向けに立ったり、膝を こう曲げていったときに ここの こっちだけ。
@だから 内股にしたら、今度は この辺が上がって、結局 一番 ここを
張るためには 薬指中心で、踵の真ん中より ちょっと外側。
@これは、一郎選手が履いている「リモール・シューズ」の原理です。
@リモール・シューズというのは、ショードブッカ理論の人たちが考えた靴
です。アシックスから出している。
@それで、この立ち方というのは、サンシンとか、ブルース・リーがやって
いたエンシン拳の立ち方が どちらかというと、それに近い。
@これは、このときに「薄筋」が意識しやすい。これが大事。
@これ、少し曲げて、このとき 膝を突っ張らない。
@それで、少々 ここで突っ張っても、この立ち方なら 骨盤が開かない。
@そこ 入れておいて 膝を突っ張ると、ここの
@そういうふうに、立ち方というのは すごく大事です。
@まあ その辺りは弓のことですが、足ふみの角度と膝。それについても
書かれています。
@力の中心についても、結局はこれも同じこと。丹田とバランス、それと
胴造り。
<指導3:頭居(かしらい)>
@今日の、一番のテーマは「頭居(かしらい)」。
@頭居(かしらい)とは、首と頭の安定のことを言う。
@左右の肩が、平常に高低がある。癖があるため。
@従って、頭の釣合を首に依って保つ為め、首が曲ったり、頭が仰向いたり、
屈まる等の癖があるのに、本人は気付かない。
@だから 頭の位置というのは すごく大事。
@最も注意すべきことは、目付である。直立して、鼻の頭がわずかに見える
程度にする。
@頭居(かしらい)というのは、アレキサンダーテクニックなんかで言う
には、後頭下筋というのが、ある種の筋 イコール これで
感じないといけないと
<指導4:合気上げ>
@ここから、まあ 一番簡単なのは、片手持ちで、このラインで
@只、こう上げるだけではなくて、このままで いかに力が
@この中に 開いて、 て、 こっちから
@ところが、首の位置が こうなったら、もう動いても 抜けないし、ここ
から そのまま上げてみても これだけ
@ここにあって 初めて上がる。
@それで 上がったまま 止まったので、肩の力を抜いて落とせば 切れる。
@それを ずーと やっているわけです。
@ちょっと 2人でやってみてください。
<稽古1:形を覚えると 一生できない>
@実は、ここから やってしまって 自分は自由に動ける。
@そうでしょう。その中で 自分と相手とのバランスを 一番よいところで
とることで、
@だから、形を覚えたら ダメなのです。相手がきたら「ご苦労さん!」
とやる。
<指導5: >
@実は、こうやって 一緒じゃないですか。ちょっと 見てください
@意識的に いえ、そういうことを意識の中で やっているわけです。
@皆が 細かいことを言うと ドンドン 中に行って、意識が動かないし、
水が流れないのです。そうでないと、相手の弱いところへ入れて
勝つなんてことは出来ない。
@水が流れない。これをミズシラズという。(笑い!)
<稽古2:目付>
@はい、こちらを向いて。(?俺の目を見ろ、、)(大笑い!)
@これと、これと、これを引っ張ったときに そのままですよ。
バーン!
@ね、ここを 何とかしようと していないでしょう。
Q:まったく 違いますね。
A:違うでしょう。繋がっているだけです。
Q:瞬間的に パパパパと 身体の中が繋がっていくわけですね。
A:そうです。それが 相手が固まってくれているほど 繋がり
やすい。ある意味では。
<稽古3:反応半ギョ>
@身体を ふにゃふにゃにしてください。
@ここで、こうやって取っても、ホラ、これだけ。緩い!、
ズバーと緩い!
@だから そのときは ここは放っておいて、バーン!
Q:そういう手もあり、ですか?
A:これを反応半ギョウという。カッ、カッ、カッ、、
(半農半漁に引っ掛けて)
<指導6:手首の均等圧>
@指先の これが大事 繋がり
@だから 一定という事が分からないと 見せる感じ
@だから 何かを ちゃんと持って 離したら違うということを
@だから 551なのですよ。あるときは無いように。ないときは
あるように。
@でも 本当にね、持ってね、どこかで 腕を離すと 違うというのが
分かる。
@だから 持っていないと ずーと 持っていない。
@冬、コートの中に ずーと入れていたり、していましたから。コロコロ、
@いろいろな形の卵が 違うんですよ そう
@それと 手が 相手が どんな形でも 一点しか、
Q:老宮の訓練と思っていましたが?
A:違う! 指先の訓練です。きっちり やる。
@これが あって どこかが バラバラになったら 張りがない。
@これに合わせて 吸い込んで、ここで呼吸
@じゃ ないのです。中から
@だから、小指が ちょっとずれていたら、もう ここは一定ではならない
のです。
@これで一定でしょう! こうやると もう 違うのです。
@こうきて、こうきて、こなって、吸い込んで、緩めて この中を、
@だから「西江水」、指先だけの「西江水」。
<指導7:指や接点の在り方>
@だから、指先を きっちりしているということは、ほぼ一定に使えるはず
なのです。
@だが、ここを握らず、こんなところで 効くわけがないのです。
@これを上手く使える。それの元は やはり剣。剣の手の内です。
@それを ちょっと引っ張って、ここを こう引っ張ってしまって、
ここが、、、
きたときに 分け目が出てくる。それで自由に逃げる。そのために 指の
感覚というのは 微妙にすごい。
@これが 吸い込んだら、
@ここで 相手の力と
@一枚岩なのです。これも 繋がって 自分の一部にしてしまわないと
いけない。
@相手を自分の一部にして、その中へ をとらえて していく。
@それで、手のほうが分かりやすい。
@これを 面にしておくと、
@面と面、面どうしだけれども、一番、、、しているところへ、
@これも テンで話にならない。(笑い!)
@だから、本当に ちゃんと 面でやったら、そんなに力は要らないのです。
@いかに その中の点を選ぶかだ。
@だから、触った瞬間に これを こうやったら 面ですよね。
それを「アッ、ここが一番「点」だな!」と思えば、その点だけを
(滋賀より参加の初心者)
世話役 様
内容:K先生から「頭居(かしらい)」の指導を受けた。
(第四十六回研究会)
期日:2017年9月10日(日)13時~
<指導1:ブログ「弓と禅」(2005-5-20)より 読み聞かせ>
@流れる水のような強い力を、丹田に充実させて立つ。
@絶えず丹田の中に意識を集中する。
@丹田の中にあるものに意識を集中する。
@丹田に充実した力は 上下、左右の「はけ」と、腹の周囲の力の充実感とに
なる。
@これは まったく「西江水」のことである。
<指導2:立ち方>
@そこで、ちょっと、足を肩幅くらいにして 薬指を真っ直ぐになるように
する。すると、親指がちょっと中に入ったくらい。
@それで お尻を上げると 薄筋に意識ができる。
@それを 手を ちょっと こっちへ引っ掛けて 上に上げて、吸って
肩の力を 緩めて、喉の辺りに行ったときに 左右に開く。
@すると、裏の力が籠って、肋骨が締まって、肩の力が抜けて、大事なのは
首の位置が決まる。
@これが、弓の場合は、仙腸関節と、押す力と、引く力と と、手。
@弓の場合は足の位置が違うが、立ち方が、どういうふうに立つかというと、
外向けに立ったり、膝を こう曲げていったときに ここの こっちだけ。
@だから 内股にしたら、今度は この辺が上がって、結局 一番 ここを
張るためには 薬指中心で、踵の真ん中より ちょっと外側。
@これは、一郎選手が履いている「リモール・シューズ」の原理です。
@リモール・シューズというのは、ショードブッカ理論の人たちが考えた靴
です。アシックスから出している。
@それで、この立ち方というのは、サンシンとか、ブルース・リーがやって
いたエンシン拳の立ち方が どちらかというと、それに近い。
@これは、このときに「薄筋」が意識しやすい。これが大事。
@これ、少し曲げて、このとき 膝を突っ張らない。
@それで、少々 ここで突っ張っても、この立ち方なら 骨盤が開かない。
@そこ 入れておいて 膝を突っ張ると、ここの
@そういうふうに、立ち方というのは すごく大事です。
@まあ その辺りは弓のことですが、足ふみの角度と膝。それについても
書かれています。
@力の中心についても、結局はこれも同じこと。丹田とバランス、それと
胴造り。
<指導3:頭居(かしらい)>
@今日の、一番のテーマは「頭居(かしらい)」。
@頭居(かしらい)とは、首と頭の安定のことを言う。
@左右の肩が、平常に高低がある。癖があるため。
@従って、頭の釣合を首に依って保つ為め、首が曲ったり、頭が仰向いたり、
屈まる等の癖があるのに、本人は気付かない。
@だから 頭の位置というのは すごく大事。
@最も注意すべきことは、目付である。直立して、鼻の頭がわずかに見える
程度にする。
@頭居(かしらい)というのは、アレキサンダーテクニックなんかで言う
には、後頭下筋というのが、ある種の筋 イコール これで
感じないといけないと
<指導4:合気上げ>
@ここから、まあ 一番簡単なのは、片手持ちで、このラインで
@只、こう上げるだけではなくて、このままで いかに力が
@この中に 開いて、 て、 こっちから
@ところが、首の位置が こうなったら、もう動いても 抜けないし、ここ
から そのまま上げてみても これだけ
@ここにあって 初めて上がる。
@それで 上がったまま 止まったので、肩の力を抜いて落とせば 切れる。
@それを ずーと やっているわけです。
@ちょっと 2人でやってみてください。
<稽古1:形を覚えると 一生できない>
@実は、ここから やってしまって 自分は自由に動ける。
@そうでしょう。その中で 自分と相手とのバランスを 一番よいところで
とることで、
@だから、形を覚えたら ダメなのです。相手がきたら「ご苦労さん!」
とやる。
<指導5: >
@実は、こうやって 一緒じゃないですか。ちょっと 見てください
@意識的に いえ、そういうことを意識の中で やっているわけです。
@皆が 細かいことを言うと ドンドン 中に行って、意識が動かないし、
水が流れないのです。そうでないと、相手の弱いところへ入れて
勝つなんてことは出来ない。
@水が流れない。これをミズシラズという。(笑い!)
<稽古2:目付>
@はい、こちらを向いて。(?俺の目を見ろ、、)(大笑い!)
@これと、これと、これを引っ張ったときに そのままですよ。
バーン!
@ね、ここを 何とかしようと していないでしょう。
Q:まったく 違いますね。
A:違うでしょう。繋がっているだけです。
Q:瞬間的に パパパパと 身体の中が繋がっていくわけですね。
A:そうです。それが 相手が固まってくれているほど 繋がり
やすい。ある意味では。
<稽古3:反応半ギョ>
@身体を ふにゃふにゃにしてください。
@ここで、こうやって取っても、ホラ、これだけ。緩い!、
ズバーと緩い!
@だから そのときは ここは放っておいて、バーン!
Q:そういう手もあり、ですか?
A:これを反応半ギョウという。カッ、カッ、カッ、、
(半農半漁に引っ掛けて)
<指導6:手首の均等圧>
@指先の これが大事 繋がり
@だから 一定という事が分からないと 見せる感じ
@だから 何かを ちゃんと持って 離したら違うということを
@だから 551なのですよ。あるときは無いように。ないときは
あるように。
@でも 本当にね、持ってね、どこかで 腕を離すと 違うというのが
分かる。
@だから 持っていないと ずーと 持っていない。
@冬、コートの中に ずーと入れていたり、していましたから。コロコロ、
@いろいろな形の卵が 違うんですよ そう
@それと 手が 相手が どんな形でも 一点しか、
Q:老宮の訓練と思っていましたが?
A:違う! 指先の訓練です。きっちり やる。
@これが あって どこかが バラバラになったら 張りがない。
@これに合わせて 吸い込んで、ここで呼吸
@じゃ ないのです。中から
@だから、小指が ちょっとずれていたら、もう ここは一定ではならない
のです。
@これで一定でしょう! こうやると もう 違うのです。
@こうきて、こうきて、こなって、吸い込んで、緩めて この中を、
@だから「西江水」、指先だけの「西江水」。
<指導7:指や接点の在り方>
@だから、指先を きっちりしているということは、ほぼ一定に使えるはず
なのです。
@だが、ここを握らず、こんなところで 効くわけがないのです。
@これを上手く使える。それの元は やはり剣。剣の手の内です。
@それを ちょっと引っ張って、ここを こう引っ張ってしまって、
ここが、、、
きたときに 分け目が出てくる。それで自由に逃げる。そのために 指の
感覚というのは 微妙にすごい。
@これが 吸い込んだら、
@ここで 相手の力と
@一枚岩なのです。これも 繋がって 自分の一部にしてしまわないと
いけない。
@相手を自分の一部にして、その中へ をとらえて していく。
@それで、手のほうが分かりやすい。
@これを 面にしておくと、
@面と面、面どうしだけれども、一番、、、しているところへ、
@これも テンで話にならない。(笑い!)
@だから、本当に ちゃんと 面でやったら、そんなに力は要らないのです。
@いかに その中の点を選ぶかだ。
@だから、触った瞬間に これを こうやったら 面ですよね。
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by shinonomeaiki
| 2017-09-20 18:47
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