合気観照塾東雲道場

カテゴリ:意義( 16 )




はじめに

私は合気観照塾東雲道場の世話役です。
合気とは、柔術、剣術といった日本武術の真髄を成すものであり、言うなれば、外圧に対する「身の処し方」であると考えます。
掴む、突く、切る等の武術的な外圧の他、対人関係や仕事、病気、加齢等々の自らが受ける影響力が渦巻く中に身を置いているのが私達なのではないでしょうか。
脳と体、意識と感覚等の伝達経路を開発し、また、自己の中心はもとより空間、環境における他との相対的な位置とバランスを認識する等の訓練を積むことにより、合気の修得に努めます。
影響力が渦巻く世の中で、そんな合気修養の訓練成果を活かせられれば、自らの身を安心立命出来ると信じています。
東雲道場は、そんな合気の修養を志している人が稽古する、大阪府堺市を中心に活動する合気練場です。
このブログは、東雲道場の会員のため稽古内容を記録化する目的で開設しました。
お問い合わせは、世話役である私がメールでのみ対応致します。
お問い合わせ先shinonomeaiki@gmail.com(連絡の際は@に直して下さい。)
会員の方は、既に御存じの連絡先に連絡下さい。

このブログとは別に簡単なホームページもございますので、
     合気観照塾東雲道場

で検索して頂ければ閲覧出来ます。

月刊「秘伝」の道場ガイドにも連絡先等掲載しています。
携帯電話、パソコンの受信設定でGmailからの返信が受信出来ない場合は、秘伝掲載の問い合わせ先に連絡下さい。

東雲道場のFさんが、なかもず駅の直近に東洋医学(鍼灸等)と陰陽五行論等により身体と精神の両面からサポートする

なかもず しののめ庵


をオープンされました。



YSさんの英訳です。

Introduction

I am a caretaker of Shinonome Dojo of Aiki Kanshou Juku.
Aiki constitutes the essence of Japanese martial art represented
by jiu-jitsu and swordsmanship. In other words, aiki is how you
treat your body against external pressure.In addition to martial
arts pressure, there are human relations, work, illness, old age,
etc. as the pressure which we receive.

In order to acquire the aiki,
1.Develop communication pathway of brain and body, consciousness
and sensation.
2.Repeat training to recognize the relative position and balance
between you and your opponent.
3.Repeat training to recognize the position and balance relative
to the opponent in various spaces and environments.

We live in an environment surrounded by various pressures. And I
believe that by acquiring the aiki, I can reassure my own body.

Shinonome Dojo is a place where those who wish to learn such a
kind of aiki practice. Shinonome Dojo is active in the area
mainly in Sakai city, Osaka Prefecture.

This blog was prepared for the purpose of recording the content
of the lesson for members of the Shinonome Dojo.

Inquiries from everyone will be answered by e-mail that I am a
caretaker.

Contact address:shinonomeaiki@gmail.com

Please change the address to @ for inquiries




c0321318_08402897.jpg

[PR]



by shinonomeaiki | 2018-12-31 23:59 | 意義 | Comments(0)

センタリング呼吸法とは。

世話役です。

平成29年6月24日土曜日
合気観照塾定例稽古にて

★センタリング呼吸法とは

この日、宗匠が考案されて我々弟子達に指導されて来られた、

   センタリング呼吸法

の説明がなされました。

 合気観照塾が発足して15年、更に発足以前の組織で指導しておられた宗匠に弟子入りしてこの方、一度たりともセンタリング呼吸法という説明を受けたことはありませんでした。

 宗匠の合気修得の第一教義は、技や体の動かし方を覚えるのではなく、合気を使える体をつくることです。

 その体をつくる方法として、合気観照之図に基づく、体操、歩法、基本単式稽古、相対稽古等を行ってきましたが、それら全てに共通する身体功というべき位置にあるものが、

  センタリング呼吸法

であるということは漠然と認識していましたが、この日までそれを明確に捉えきれていませんでした。

 ですので、私はこれまでセンタリング呼吸法という言葉を他人に使ったことはなく、又、人に聞かれても

   いえ、違います

   そういう意味ではありません

と、自分の漠然とした認識にかけ離れた解釈を否定するにとどまっていました。

 しかし、この日、宗匠が稽古冒頭に

   初めてセンタリング呼吸法の説
   明をします。

とおっしゃれて、宗匠の御言葉を聞かせて頂きました。

 腹式呼吸ではなく

 胸式呼吸ではなく

 逆腹式呼吸ではない

 ・・・・・

です。

 ・・・・で表したのは出し惜しみではなく、読んだだけで、勝手に解釈されるのを防ぐためです。

 考えてみれば、・・・・と合気を繋げたのは、宗匠が初めてだと思われます。

 大方の流派は

   合気を使えるための鍛錬

   足運び

   脱力

等を教義とされますが、それは間違ってはいないにせよ、枝葉に過ぎないのです。

 また、・・・・があってこそ、合気は武術にとどまること無く、日常においても、

  己と他と空間におけるバランスを
  いち早く認識して、己の身を、他
  の影響という渦中に沈めること無
  く、最小限の持力を最大限の効果
  を産むように発揮出来る

身体と頭脳を構築出来ると思われます。

 15年以上もの間、教義の重きを成して来た、センタリング呼吸法について、弟子達に一切説明して来なかった宗匠も宗匠ですが、一度たりとも質問しなかった弟子も弟子ですよね。

 言葉や単語の解釈に重きを置いて来なかった師弟の明かしと思っておきます。

 宗匠、この度の御指導、本当にありがとう御座いました。

c0321318_22595405.jpg

[PR]



by shinonomeaiki | 2018-12-29 23:59 | 意義 | Comments(0)

YSさんの姿勢  その3

後ろからです。
c0321318_12494349.jpg

[PR]



by shinonomeaiki | 2017-10-13 12:43 | 意義 | Comments(0)

YSさんの姿勢 その2

c0321318_10141600.jpg
YSさんの姿勢 その2

 横からの姿勢です。

 前々回掲載の
   神像にて
の姿勢に似ています。

 丹田から唖門、百会の繋がりが美しく、背中、命門が虚になっていません。

 尾骨を反らせる人が散見されますが、尾骨を反らせるのは良くないと感じます。

 尾骨が反るのと、反らせるのは違います。

 ちなみに日本刀の反りは、刀匠が鍛錬の過程で計算し、火の熱によって刀が反った状態であり、刀匠が反った形状を形取ったものではありません。

 横からみても素晴らしいと思います。
 いつでも抜刀出来そうです。


[PR]



by shinonomeaiki | 2017-10-13 10:13 | 意義 | Comments(0)

YSさんの姿勢

YSさんの姿勢

東雲道場の初まり以来、4年前から研究会、稽古に参加頂いている
   YSさんの立ち姿
です。

本当にすばらしいと思います。

踵、膝、鼠径部、丹田、命門、腹直筋、横隔膜、壇中、唖門、百会

と整っています。

この整いを崩さずに、歩くためには、宗匠がつくられた
c0321318_10012388.jpg

   鉄球運びからなる歩法
を使わなければ歩けません。

これが術理です。

 歩法の術理無くして、抜刀、刀法をいくら稽古しても、
   炒った豆を畑に蒔くようなもの
です。
 根本から間違っています。
 炒った豆は、畑に蒔かずに食べるもので、食べれば終わりです。
 生の豆は畑に蒔けば、無限の収穫を未来に期待出来るのですが、多くの武術家は目先の炒った豆に目が眩むのです。

 YSさんは、後期高齢者をとうに過ぎた年齢ですが、毎月研究会に参加し、自分の子供や孫の年齢の参加者ととも真摯に稽古に挑まれています。

 その成果が立ち姿に現れましたね。

 どうかこれからも術理を探求して下さい!

 
[PR]



by shinonomeaiki | 2017-10-13 09:59 | 意義 | Comments(0)

神像にて くわえ込み

絞める意識より、締まる位置。
つま先と踵。

世話役です。
鉄球運びに似ております。
c0321318_23160796.jpg

[PR]



by shinonomeaiki | 2017-09-24 23:13 | 意義 | Comments(0)

神像にて 背中

c0321318_07552846.jpg


背中を充実させて、虚にしない。
反っていては、使えない。
腰を曲げるのではなく、地軸の如き傾き。

世話役です。
一刀彫りの仏師さんには見えたんでしょうね。


[PR]



by shinonomeaiki | 2017-09-24 07:52 | 意義 | Comments(0)

居合、抜刀稽古について


一、抜刀稽古の前には目釘を点検すること。

 (目釘が外れる、折れると刀身が振られる軌道で飛んでいくため。)

一、三人以上で抜刀する折りは、半数もしくは、奇数人数の場合は一名を足した人数の半数が抜刀することとする。
  但し、上限の人数を鑑みて十名を超える時は、三分之一名で抜刀することとする。

 (稽古高率は低下するが、監視役と見取り稽古を併用し、観衆は稽古者を注意する。)

一、居合刀(模造刀)で警杖等、人が持つ物に打ち込む場合は、決して力を込めず、寸留めの心持ちで行うこと。

(居合刀には剣道型用と居合用の二種類があり、居合用は刀身が薄く、物に当てることを想定していません。
剣道型は刀身同士を当ててもいいように作られていますが、床に落とすだけで簡単に折れることがあります。
人が振れる金属等たかが質量が知れていますので、脆い物だと自覚して注意して下さい。)

一、試斬台に据えた物に打ち込む場合は、特段の事由のほか観衆は試斬台に向かって台の前足より向こう側には絶対に立たないこと。

(刀身の金属疲労や、目釘の折れ等で飛散する物体から身を避ける。)

以上四項目で居合、抜刀稽古を行っていきたいのでご協力お願い致します。


[PR]



by shinonomeaiki | 2016-09-14 07:20 | 意義 | Comments(0)

合気の出所

世話役です。

ここ三ヶ月程、多忙が極まり右足の踵に激痛が走りはじめました。
いくら柔軟体操をしても良くならず、仕事から帰れば、娘や妻に左体側の後方を揉みほぐして貰う毎日でした。
左足の足首にも違和感があり、この痛みは何処から来るのかを観察しました。
まず、違和感については、

左側の体側後方がだるくなり、圧迫して欲しい衝動に駈られる。

立ち上がる時、右足の股関節に力が通らない。

右足のふくらはぎが張っている。

右足の踵が着地の際にずれている。

右足の踵に激痛が走る。

と感じられました。

次に、疑問点を考察しました。

なぜ、体側も踵も片方だけなのか。

なぜ、両方に痛みがないのか。

と考えて、とりあえず仕事中は真っ直ぐに座るように心掛けました。

過去に多忙な日々で、首が固まり上を向けなくなったことがあったのです。
この時は師匠に治して頂きました。

真っ直ぐに座るように心掛けたのですが、一向に良くならず、激痛は日をまして強くなりました。

そこでもう一度見直したのです。

座る姿勢では影響しない。

仕事を重ねると悪化する。

歩く姿勢で、左右の違いは無い。
(鞄は随時持ちかえるため。)

では、精神的なものなのか、それとも悪霊の仕業?

なんてのも頭をよぎりましたが、精神も悪霊もご丁寧に片方だけに呪いをかける根拠に乏しく思いました。

そこで片方だけ長時間していることを、列挙すると

睡眠姿勢

が思いあたりました。

しかし寝返りは自己回復姿勢という考えに一票なので痛みがあるから、片方だけ下で寝ているのではないかと思いました。

そして、あーだ、こーだと考えていて、ひとつ思いあたりました。

それは、手です。

体は真っ直ぐでも、いつもマウス握っているのは、右手だったのです。

試しにいつもと反対にマウスのケーブルを差し込んで、一日だけ左手でマウスを使いました。

すると体の中が歪んでいることに気が付きました。

たった一日で、体側の違和感は消え失せ、踵の痛みもほとんど無くなったのです。

私は師匠の、歩き方を医者が診断する装置が導入されるというブログの記事を読んで、憤りを感じました。

私に、「マウスを反対にさしてみなさい。」と言える医者が存在するとは到底思えません。

私達が痛みに襲われて、苦しめられるのは、OS先生や師匠のような達人に合気をかけられるのに等しいと思います。

なぜなら、相手の力の出所が分からず、反応出来ず、分からずに投げられ、固められるのです。

痛みを起こす原因を突き止めるのは、合気の出所を突き止めることに似ていると思います。

 

[PR]



by shinonomeaiki | 2016-08-25 01:03 | 意義 | Comments(0)

マリーさんと刀身一致

刀のお話

時間があったので、京都の刀剣イベントに行きました。

すると今年は結構、これから剣術を初めようと思うという人や、始めたばかりの人が結構おられました。

同じように、武術を志す人がまだ芽生えているのは、嬉しい限りです。

ですから、あまり刀剣の知識をご存知でないように感じられました。

私も刀剣の知識があるほうではありませんが、これだけは言えます。

『刀は体で使う。』

です。

体とは、身体全てで、即ち、私達が意識という分野で身体を統率するならば、
   刀を使うということは
   身体を使うということ
になると思うのです。

手の握り、足の角度、刃の方向、呼吸、目つけ、腕、肩、頭の向き・・・

と文字で書ける内は体全てではありません。

東雲道場では、私が宗匠より指導を受けたように、刀、棒等の道具を使う身体操法が基本になります。

合気柔術の基本は剣術の身体操法ですから。

真剣を持ったときの手を見れば、だいたいどんな指導を受けているかが分かります。

他流の感想は差し控えますが、いつも宗匠の合気観照の図を見て思うのは、情報を捉える基点を間違えると、使い物にならなくなるということです。

例えるなら、
パンが無いなら、ケーキを食べればいい
と言ったマリーさんといっしょですね。(史実でマリーさんが本当に言ったかどうかは諸説あり。ここでは例えばの引用で使わせて頂きます。)

パンとケーキが主に小麦粉で出来ているとは知っていても、どうやって出来ているかが分からず、なぜ小麦粉が人体に必要なのかが理解出来ていないことから出た発想だと思います。

俗に秘伝、奥伝などという型だけ知っていても、型を行う己の人体の使い方が理解出来ていなければ、宮廷のマリーさんといっしょですね。

よくサポーターやテーピングさんがおられますが、どうしてでしょう。

いずれは頭で思い描く理想の技術と、己の人体の違い(現実との違い)により、頭と体が離れます。

宮廷が流派で、型がケーキ、身体操法が小麦粉です。

宗匠の稽古は、小麦粉が大事ですね。

でもかくいう私もまだまだですが。

刀身一致を目指して日々精進です。



[PR]



by shinonomeaiki | 2016-05-03 22:59 | 意義 | Comments(0)

東雲道場は、合気修得を志す人の稽古場であり、このブログは、その人達のために稽古内容を記録化する目的で開設しました。
by 世話役
プロフィールを見る
画像一覧
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

お気に入りブログ

最新のコメント

ブログにコメント書くの初..
by きょうこ at 14:38

メモ帳

最新のトラックバック

ライフログ

検索

タグ

ブログパーツ

最新の記事

外部リンク

ファン

ブログジャンル