合気観照塾東雲道場

<   2014年 08月 ( 4 )   > この月の画像一覧




8/26稽古内容

合気観照塾東雲道場で稽古されている69歳の会員であるSYさんからの投稿です。

初心者が授業についていけず、不登校になりかけたので初心者向きに稽古する内容での補習を設けて頂きました。
指導担任はIYさんで 手取り足取り 噛んで含めるような教え方でした。なんとか授業についていけそうかなーというレベルに達しました。
その内容を概略述べてみます。

2014年8月26日(火)14時~

3.柔術  
膝が曲っている。膝に力が入っていると身体の力が抜けない。
思い切り吸って吐く。
・ 掴み手外し 
外側から相手の両手を掴む、相手が力を入れれば入れるほど、相手の中心に自分が寄っていく。だから駄目。抜きました。抜いた時に自分の中心がここに生きるわけ。相手はこの手を?ことでバランスを変えようとする。吸います。脱力します。吸います。脱力します。ここから力を入れると簡単に抜ける。吸います。脱力します。1回だと相手に取られます。吸います。脱力します。こうなると相手は、?

・ 掴み手外し 
内側から相手の片手を掴む、

・ 合気柔術は相手を真空にずらす。
例えば、相手の握りこぶしを上から押さえても 相手は支えており落ちない。ところが、相手の握りこぶしの2cm先を上から押さえると、簡単に落ちる。僅か5mm先にずらしても 上から押さえると、簡単に落ちる。
人の、、、の限界。この範疇外を真空という。真空に行くと人は極端に
弱い。 
                      
・身体の中には物理的には、血、肉、骨で埋まっているが、、を送るフィールドがある。
例えば、宇宙は真空でも星は浮いている。
それと同じで 人間の身体の中にも詰まっているものはあるが、光が入っていく空洞がある。空間が
ある。
合気柔術というのは、身体の中にそういうフィールドがあると言う事を
理解しないと力が出てこない。
先程行なったのは、物理的に物体をオニ?に動かすと簡単に弱くなりますよ、というのが近代武道の理論である。
合気柔術は「この物質の中身は動く」のです。
この物質は固まっていない。それを動かす技術。、、、は動きません。だから、、、を動かしましょう。ということで、中のバランスを崩してしまう。
先程の例でいうと、相手に掴まれました。相手はグッと握っています。もちろん、相手が掴んだのなら、相手は先ずそれを計算する。
相手の抗力を考えて  で、手掛かりが出来ます。
相手はね。
相手は主導権を握っている。
この主導権を取り返したい。
返し技ならよいけれど 主導権が取れない。
だから相手にくれてやります。
これで相手は主導権をもっているかのように思うが、もっているのは物理だけ。
私は?の主導権を取り返しました。

もう一度言う。こう物体があります。相手が掴んできました。相手が主導権を握りました。だから この主導権を取り返したい。主導権が取れない。だから相手にくれてやります。中心を返してもらいます。そこで取り返しに行こうと 又 相手に?

次に大きく息を吸います。
相手はじっとしている。
息を吐きます。
吐くと、、が離れます。
主導権をより自分に取り返しました。
でも相手は分らない。ここが  
自分は5mm、ほんの1g 
相手をすると相手より
だから相手は誤作動を起こします。   

<感想>
合気観照塾東雲道場での楽隠居さんが話される内容が、いかに高く遠いレベルなのか改めて その凄さに驚きました。
今後も、初心者向きに稽古する内容で補習をして頂きながら東雲道場での研究会に参加致したく よろしくお願い申し上げます。
<69歳、初心者、滋賀県より参加>

世話役です。

SYさんの記憶力には驚愕します。
2年ほど前から杖を稽古され始め、1年ほど筋肉隆々になられました。
私は「基礎の体力がついたので、稽古の方法を変えましょう。このままでやったら故障しますよ。」と提言しました。

SYさんは、素直に受け入れられて呼吸と意識を稽古に取り入れられ、半年まえから我らが宗匠に習われるようになり、張っていた体がいい具合に枯れ萎み、見違えるような肉体となられました。
若い頃から、企業戦士として海外を飛び回り、武術とは無縁であったところから、2年ほどでこの変わりようは、こちらの頭が下がります。


[PR]



by shinonomeaiki | 2014-08-28 20:20 | Comments(0)

8/18稽古

稽古の形態

初心者のための稽古形態と、基本の組合せを考えて稽古してみました。
これらは、全て観照塾で先生から教えて頂いた稽古内容を組み合わせたものです。
現在、東雲道場で研究会課題となっている剣の修養科目を履修するうえで、動き、身体操作の下地造りと位置付けようと思っています。

下記項目の
1は基本訓練、歩方、体操、太極棒等の稽古
2は剣術稽古
3は柔術稽古
4は非切稽古、その日の稽古内容を総括的に運用できる稽古
を示します。

その中で、剣術の素振りと歩方の中間の補充的科目として七刀(しちとう、ななとう)という稽古を考えて入れてみました。
これは七つの太刀筋と身体の関係を理解しようと考えてみました。

本日8/18の稽古

1脱力、腕振り
2七刀のうち三種
3脱力、掴み手外し
4転身迎え打ち(戦車打ち)、掴み手外し

これまで観照塾で、体操、剣、体術を先生が指導されて来られたように、合気はそれら3つの輪が重なりあう領域にあると思っています。

そして、上記の4つの項目が段階的に4段階進むと剣術、柔術の稽古への取り組み方が分かって来るのではないかと思っています。

その4段階を経て、現在研究課題である本格的初級稽古を行えば、より合気の本質に近い位置から稽古に取り組めるのではないかと考えています。

追々、他の3段階の稽古内容も投稿したいと思っています。



[PR]



by shinonomeaiki | 2014-08-22 22:15 | Comments(0)

初級稽古8/8

陰陽、表裏の話はまたの機会にします。

8/8金曜日午後4時から、初めて稽古されるYRさんが東雲道場に来られました。
YRさんは弓道経験者で、登山が趣味の30代前半の青年です。

初めに合気柔術と逆関節をとる柔術の違い、剣の理合から合気が生まれていること等を説明した後に座取り等を体験して頂きました。

その後、立ち姿勢を指導させて頂いた後、両手の掴み手外しをして貰いました。

私が思いっきり掴むと、両腕が上がりません。
両腕が上がらないので、手が外せません。

掴み手外しをいったん止めて、木刀の素振りを行いました。
剣を持つ腕と呼吸を合わせるように指導した後、何十回か素振りをして貰いました。
次に剣を振らずに呼吸だけをして貰うと、YRさんは「腕を止めても、腕の中が上がろうとするのと下がろうとするのが分かります。」と仰られました。

素振りを止めて再び私がYRさんの両腕を掴むと、簡単に外されてしまいました。

YRさんから、「どうして出来たんですか。」と聞かれ、私は「やったのは、あなたでしょう。」と言ってあげました。

これは、合気の初歩の技術です。

ひとつ言えることは、YRさんは自らの人体の中身をより多く味方につける術を知ったということだと思います。

私が思うのは、自分という概念は人体の何処にあるかも分かりません。
脳が無ければ、意識は無くなりますが自分とは意識だけかと聞かれれば違う気がします。

意識なく動く心臓等の臓器や、反射反応を生む五感の感覚を有する器官も紛れもなく自分だと思います。
そこで、人体を細胞の塊だと捉えると、脳という一部分が号令を発したところで、従う細胞はたかが知れているということだと思います。

会社で例えると、いつも朝礼で話が長い社長が今日も相変わらず朝礼で、国際情勢や景気の動向について「どこも不景気なんだから、君達ももっと頑張ってね。」等と話します。
社員たちは黙って聞いています。
朝礼が終わり、社員たちはいつものデスクにつき昨日とさして変わらない業務を行います。
社長は業績が上がらないのを社員のせいにし、よく言うことを聞いて意のままに動く管理職の腕や脚を酷使しましたが、一向に業績は伸びず、筋肉や靭帯という中間管理職に鬱病や過労死が続出します。
そんな会社に呼吸という経営コンサルタントがテコ入れしに来ます。
呼吸は創業間もない頃からの会社の経営に無くてはならない存在でした。
ちなみに資本の一部にあたるものが酸素や空気ではないかと考えています。
呼吸は全社員に向かって言います。
「君達、創業者である初代単細胞の理念を忘れて貰っては困る。我々が創業から如何にして、運営資金を得るために進化し続けて来たか思い出しなさい。進化し細やかな機動力を備えたからといって、腕や脚といった営業部だけに仕事を押し付けるな。総務部門も専務も社長も会長も一丸となって働かんか!」と言ったところ、みんなが言うことを聞いて働いたところ、業績は急上昇しました。
誰も文句を言わなかったのは、結果的に楽だったからです。

というのは私の妄想かも知れませんが、呼吸というものは、それぐらい太古の細胞単位の連携連動を発動させる役割があるのだと感じています。

私がYRさんに「うちの道場では、何とか投げや何とか切りのような技を技として稽古したりしません。技として稽古すると、使えなくなりますから。」と言ったところ、YRさんは「相撲の決まり手と同じですね。勝負がついてから技の名前が後付けされますから。上手投げばかり練習している相撲取り見たことないですからね。」と仰られました。
私は言い得て妙とはこの事だと思いました。

まだまだ先生からの課題にはほど遠いですが、初級稽古の糸口が掴めそうに感じています。

[PR]



by shinonomeaiki | 2014-08-11 21:44 | Comments(0)

切る

世話役です。

NHKの番組で、物理学者 ローレンス・クラウスさんが興味深いことを言っていました。
それは、「暗記が嫌なら物理をおすすめします。」的なことです。

彼が言うには、物理で大切なのは、数字ではなく、数字の規模、数字が表す大きさだそうです。

例えば、6894なら、6.894×10の3乗です。
物理で大切なのは、6.894ではなく、10の3乗のほうだということです。
6.894は7でもいいし、10でもいい位の乗りがあります。
でも、10の3乗は10の2乗とはまったく違います。

おそらく、詳しくは「物理学者はマルがお好き 」(ハヤカワ文庫)で述べられていると思います。

牛が二倍の大きさにならない訳は、牛を球体にして考えます。

普通牛の半径がrでスーパー牛が2rとします。
普通牛の表面積をrの2乗で表すとすると、体積はrの3乗で表されます。
同様に、スーパー牛の表面積は2rの2乗で体積は2rの3乗です。
すると、一定の表面積にかかる圧力は、普通牛はrの3乗をrの2乗で割ったrになります。
スーパー牛は、2rの3乗を2rの2乗でわると、8×rの3乗割る4×rの2乗で2rになります。
ということで、スーパー牛は、普通牛の2倍の圧力が表皮にかかるということが分かり、皮が裂けるため牛は2倍のおおきさになれない。

間違ってたらスイマセンが、番組は大体こんな感じでした。

この理論物理の講義を見てではありませんが、私は永く剣の概念を捉え間違っていたことに気がつきました。

「切る」という意味には、つながっているものを断ったり、付 いているものを離したりする。特に、 刃物などでものを分け離すという意味があります。

剣で空間を分け離すことが切ると考えると、身の回りの空間の分割の仕方を最大の単位で分けると見えやすくなるのではないかと考え、基本の素振りを考案してみました。

先生には課題を沢山頂いていますが、まだまだ課題に対してのものではなく、言うなれば、無人島で家を建てる前に、勝手単位の物差しをつくってみたようなものです。

今回はこれくらいにして、次回は、陰陽、左右、表裏等についてお話出来たらと思います。



[PR]



by shinonomeaiki | 2014-08-02 02:07 | Comments(0)

東雲道場は、合気修得を志す人の稽古場であり、このブログは、その人達のために稽古内容を記録化する目的で開設しました。
by 世話役
プロフィールを見る
画像一覧
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

お気に入りブログ

最新のコメント

ブログにコメント書くの初..
by きょうこ at 14:38

メモ帳

最新のトラックバック

ライフログ

検索

タグ

ブログパーツ

外部リンク

ファン

ブログジャンル

画像一覧