合気観照塾東雲道場

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第三十ハ回研究会 稽古メモ

第三十ハ回研究会
1/9 成人の日
13:00-17:00
新年明けましておめでとうございます。

S代表からの稽古メモと、不肖の世話役からのメモです。

S代表稽古メモ

〈稽古メモ〉
◎提歩素振り
1.真っ直ぐ中段
2.正面打ち
3.正面廻し打ち
4.袈裟廻し打ち
5.中段捩り込み
6.上段捩り込み
7.屋根を作る(相架け返し)
8.ジグザグ 正面廻し打ち
9.ジグザグ 袈裟打ち
10.ジグザグ 猿廻打ち

◎袋竹刀での相対稽古
1.正面打ち
2.正面廻し打ち
3.合し打ち
4.中段捩り込み
5.疾雷刀
6.相架け返し
7.相架け流し

※宗匠ならびにご参加頂いた皆様、本年もどうぞ宜しくお願い致します。

今回は宗匠に打太刀を数多く務めて頂き、懸り稽古で観照塾の剣術メニューを一気に稽古致しました(相対稽古の一部は未稽古)。
宗匠は常々、最終的には何でも良し、型式や形に囚われ過ぎて本質を見失わない様にという意味合いの事を仰られています。
ある意味剣術メニューや歩法、体操なども一つの型式、一つの形と言えますが、これは本質を感じることが出来る身体へ至る為に宗匠が考えられた一つの道程と言えます。必要なメニューは少しずつでも覚えて、その上で丁寧に稽古していきましょう。

世話役から

新年第一回目の研究会は、
剣の歩法
でした。

ポイントの一つは、
   分け目を自らの正中で使う
ということでした。

直進歩法での、廻刀、袈裟において分け目を正中にて使うと呼吸との連動がやりやすくなります。

それはジグザグ歩法になっても同じことで、剣の操法に一定の法則性を持たせてくれるものだと思います。

その後に、
   山を作る
の指導がありました。

これは正中にて分け目を使うのとは、少し違いがありますが、身勢を意識して行わないといけません。
自分の中心軸の力を剣に乗せるのは、捍ぐ(ふせぐ)のも截る(きる)のも同じです。
太極棒を稽古しましょう。

もう一つのポイントは、
   刃筋
です。

執雷刀で、続飯付けした太刀は刃筋が狂えば相手に押し負けます。

多くの方は刃筋が寝てしまいがちですが、太刀を相手に響く角度で続飯付けするためには、身勢をどのように出せば良いかを考えないといけません。

太刀、腕の形ばかりに目を向けると使えない結果になります。

抜粋

馬庭念流より、「敵を連れ込み、負す処を、世人俗に唱して当流のそくひ付けという。これは敵の太刀に我が太刀の米糊にて付けたる様に、外より見ゆるがゆえに、かく称するものなり」(『念流兵法心得』)



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by shinonomeaiki | 2017-01-11 07:48 | 研究会 | Comments(0)

三十七回研究会YSさんからの稽古メモ その4

合気観照塾東雲道場 
世話役 様

   内容:K先生を囲んで (第三十七回研究会)
   期日:2016年12月11日(日)13時~

稽古の合間に、ひととき 全員が道場の床に車座になって 先生持参のパンを戴く。
そこで先生が漏らされる一言、一言が研究会の今後を示唆する重要な内容となり
ます。先生が話された片言隻語を 初心者が理解できた範囲で日誌に綴ります。

                 記
Q:武道の鍛練は 若い世代にも継承されていくでしょうか?
A:
@ 時代が どんどん変わっていく。文化も、風俗も、習慣も、変わる。
@ すると 言葉が伝わらないのです。同じ単語を使って 同じ事を言っている
  つもりでも、全然 意味が伝わっていない。
@ 20才を過ぎた人達に言っても分らない人達の方が多いのです。それを承知で
  言っているのです。ひょとしたら 白けるかも。

@ 金太郎飴は、どこを取っても金太郎飴ですが、切り口によって斜めになって、
  面長になったり する。でも、どこを取っても 金太郎飴です。
@ それが正しいと思っても、大体が間違っている。武道を消化できることが、
  必ずしも正しくはないのです。それを読む人が、又 自分の言葉の認識で 
  全く違うから。
@ だから、昔の武道家サイシュウという 武道のそういう書いてあるモノの
  短いのが好きなのです。想像力が広がるから。
@ 修行したら、はっきりと こうこうと 今は言わないじゃ ないですか。
@ それを 別に ぼかしているわけではなくて、本質を学んで 突いているの
  だが、やはり最後の「体感」として それが理解できたときしか、、、。 
  それを「体感訓練」といっていますが。

Q:断片的な知識が繋がったとき、喜びを感じます。
A:
@ 自分で これとこれが一緒じゃないかなー と思ったときしかない。
  その瞬間にそこしか ない。
@ そういうふうに、ジグソーパズルのピースをバラバラにしておいて、その中で 
  自分の中で こう 間を埋めていったら繋がった。その景色と この景色が
  繋がった。
@ 私(先生)は、太極拳をやったり、合気道を習ったり、新陰流をやったりして、
  やはり 六法会という柔術をやったお陰で この辺が 気孔が 全部埋まった
  感がある。
@ それを 今度は 習ったとおりにやっても、今の時代では無理であるし、
  きちんと教えれば、教えるほど 本質から離れていく。形とか、そんなんで。
@ そうすると、レンコホウを作るしかないのでは と考えて、体操とか、歩法
  とかに いったのです。
@ だから、今日やっているのは 袋竹刀での相対稽古。この中の1番目「正面
  打ち」、2番目「正面廻し打ち」、3番目の「合し打ち」の3つは 正中線を
  意識している。
@ それから4番目「中段捻り込み」、5番目「疾雷刀」、6番目「相架け返し」
  7番目「相架け流し」、8番目「足をフセグ 内側」、9番目「足をフセグ 
  外側」、それらは前回(36研)でやったが、青岸のアイネショウなんです。
@ それで、今度 10番目「水車勢」、11番目「転身打ち」、12番目「猿廻
  打ち」、と いうのが、足捌きと 中心移動なのです。
@ だから 最初の3項、あいだの6項、それから3項というふうに考えている。

Q:入門当時に 言葉を知りましたが 全く分りませんでした。
A:
@ それは いくら説明しても 分らない。その前に 提歩素振り があるのです。

@ 1番目「真っ直ぐ中段」、2番目「正面打ち」、3番目「正面廻し打ち」、
  4番目「袈裟廻し打ち」。
@ 5番目「中段捩り込み」、6番目「上段捩り込み」、の辺りで 捩り込みと
  いうのを。青岸の練習でも あるから。
@ それから、7番目「屋根を作る」とは 相架けの返しの練習。
@ それから、ジグザクのところで 8番目「ジグザク正面廻し打ち」、9番目
  「ジグザク袈裟打ち」、10番目「ジグザク猿廻打ち」。

Q:「ジグザク猿廻打ち」での 足の動きから 2種類では?
A:順の猿廻打ち、逆の猿廻打ちです。

Q:では 歩法とは?
A:
@ 提歩素振り の元になっているのが 歩法です。
@ 1番目「踵歩き」、2番目「爪先歩き」というのは、重心の前、後ろ。
@ 3番目の「スケーティング」というのは、ベターといって 真っ直ぐです。
@ 4番目の「鉄球運び」というのは、身体を真っ直ぐに向けて ゆっくりと
  足を運ぶ。
@ 5番目の「金魚売り」というのは、左右対称で。だから 真っ直ぐと。
  これが「立て替え」になっているわけです。
@ 中心移動とエイキ・エイラクと言って、 といくのが 最初の「踵歩き」、
  「爪先歩き」、「スケーティング」の3種類。「鉄球運び」は真っ直ぐ。
  「金魚売り」は立て替えです。

@ それで6番目「ジグザグ」。そこから今度は7番目「前後の羽ばたき」。
  8番目「腕廻し」。9番目「活歩での前後の羽ばたき」は 歩きながらの
  羽ばたき。
@ その 羽ばたきが 今度は下からが 10番目の「玉叩き」になるのです。
@ 今度は、ジグザグをやって巻き付けていく11番目の「巻き付け」。
@ そして、袈裟懸けによって巻き付けていく12番目の「袈裟懸け2度」。

@ だから、1番目~5番目は、足の裏の感覚と、身体の真っ直ぐと、立て替え
  である。
@ 次の6番目は、歩法のジグザグ。
@ それから7番目~9番目の 羽ばたく事と腕廻しは、肩の力を抜くこと
  なのです。
@ それが 肩甲骨の動き、鎖骨の動きになってきて、それで 10番目
  「玉叩き」でちゃんと意識を叩いて 相手の玉を叩いていくくらいの 
  つもりで、、、
@ 只、羽ばたくのではなくて 目標を決める。だから、足が人中路を踏む
  練習になる。

@ それで 11番目の「巻き付け」は 捩じってしまわないように 
  巻き付ける。
@ それから 12番目「袈裟懸け2度」は 捩じらないように2回振って
  いる。
@ この辺で、体感を作りながら 立て替えるという これだけの練習
  なのです。

Q:ジグソーパズルのピースが 埋まっていくような感じがします。
A:
@ それに 呼吸とか、センタリングということから、刃筋、手の内、
  モノウチ、ワケメ、峰、谷、立て替え、西江水、身勢、という言葉が
  大事になってくるわけです。
@ そういうことを考えて、しかも 最後に 袋竹刀で相対打ちを ある
  程度やれば、八勢の初歩は 自然とできる。
@ その理由は、打太刀が打ってくれたら それに対応すれば良いだけ
  なのです。
@ だから、打太刀が順番を覚えていれば、使太刀は 自然に対応できる
  くらいに身体を使えるはずなのです。
@ ところが、逆に 八勢で覚えると 対応できない。順番通りに対応
  しようとするから。
@ だから、八勢の中でも この組み替えてバラバラにやっても、自然に
  変えて動くというふうに なって欲しい。

Q:それが いつも 先生が指導される「身勢つくり」ですか?
A:
@ そうです。身勢を ちゃんと作っていけば、相手が どうきても。
@ それと、形を覚えれば、形通りに 相手にきてもらうことになる。
  それは 実際には ないわけで、だから どのようなときでも 
  やはり 勇気というか、
@ だから、そういう心の問題と 身体つくりを一緒にやるのが 目的で
  あって、相手に勝つとか ではない。

<感想>
初心者が、非礼をも省みずに 日頃 感じるいろいろな思いを 先生に
投げかけました。先生からは 分かりやすく 丁寧に答えていただきました。 

今年初めの1月11日の第16回研究会で、先生より
  今年は、歩法と剣術の原理というのを深くやって、袋竹刀の相対稽古を
  やれば、八勢、ハイライト八勢が出来るようになる。
との指導がありました。

今年最後の12月11日の第37回研究会で、先生より
  最後に 袋竹刀で相対打ちを ある程度やれば、八勢の初歩は 自然と
  できる。
と 締めくくりの指導をいただきました。誠に有り難うございました。

来年1月9日の稽古を楽しみにしています。
               (滋賀より参加の初心者)

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by shinonomeaiki | 2017-01-11 07:30 | YS さんの稽古メモ | Comments(0)

東雲道場は、合気修得を志す人の稽古場であり、このブログは、その人達のために稽古内容を記録化する目的で開設しました。
by 世話役
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