合気観照塾東雲道場

<   2017年 09月 ( 6 )   > この月の画像一覧




神像にて くわえ込み

絞める意識より、締まる位置。
つま先と踵。

世話役です。
鉄球運びに似ております。
c0321318_23160796.jpg

[PR]



by shinonomeaiki | 2017-09-24 23:13 | 意義 | Comments(0)

神像にて 背中

c0321318_07552846.jpg


背中を充実させて、虚にしない。
反っていては、使えない。
腰を曲げるのではなく、地軸の如き傾き。

世話役です。
一刀彫りの仏師さんには見えたんでしょうね。


[PR]



by shinonomeaiki | 2017-09-24 07:52 | 意義 | Comments(0)

YSさんからの第四十六回研究会メモ その2

合気観照塾東雲道場 
世話役  様

   内容:K先生から「合気上げ」の指導を受けた。
      (第四十六回研究会)
   期日:2017年9月10日(日)13時~

<指導7:片手持ち担ぎ上げ>
@はい、次 いきます。全自動巻き付け
@これ 均一ですよね。ここに置いておいてこうひっくり返します。
@このときに、こっちへいったり、こっちへいったり、したらダメ
 なのです。
@ここにいった そのままで ひっくり返すと、相手が ちゃんと 
 乗ってくる。
@これを「腕伸ばし屋」という。

@ここで、これを決めておいて、こっちへ入る。
@こいつを こうすると、
@それで、今度は 向こうからこっちへいくと 相手は入ってくる
 から、

Q:以前に指導を受けた「の」の字ですか?
A:そうです。「の」の字です。

<稽古4:片手持ち担ぎ上げ>
・右手でビーチボールを掴んで、5本の指先で 均等圧で支える。
・その右手を 相手に掴んでもらう。
・その右手を 手前に回して「の」の字を描いてくるりと相手を
 肩に担ぐ。

@曲がっていたら いかない。何をするにも。
@こっちへ こう上げて まわす。すると、結構 面白いで
 しょう。
@止めておくのを 止めておかないと 流れてしまう。

@いいですか? 力を抜きます。このまま、この長さ足りない
 ように寄って、
@ここで、ほら 勝手に寄っていく。ここで決まる。不思議で
 しょう!

@いつも こういう感じ。これが 順番に開く。
@こう回転して、肘が乗ったら、ホラ いやでも付いてくる。

@それを こうやって こう廻ってしまうと、  投げになる
 のですよ。
@これを こっちへもっていくと、インラインになり、
@だから、形が決まっているのではなく、相手の反応によって 
 変わっているだけなのです。
@それを、皆、「片手持ち担ぎ上げ」とか、「四方投げ」という
 ふうに言っているが、
@まあ、これは「猿廻」ですよね。こっちへいって こうやる
 から、                バーン!

@これが ここへきて こっちへ投げてしまう。前方投げにする
 とか、これを こっちへ それで “はい、いらっしゃい!“
 と言って、              バーン!

@だから、常に「引きと攻め」なのです。
@指先だけでも、この指先だけでも こうやって持って行って 
 こういう感じで。
@如何に 伸ばしていくやつは 伸ばしていくか。 
@だからね、嘘! と思いますよね。

Q:こういう「引きと攻め」があるのですね?
A:だって、    こっちへ攻めると こっちへバーン!
Q:点だけなのですね?
A:こっちへ 攻めて こっちへもっていく。

@それら 全部 大きい動作が これなのですよ。その時に、
 こうでしょう。それを 真っ直ぐ下がると、こうでしょう。
@これを ひゅっと やる。それで、ここで 楽に。それで、
 こっちへ こうもっていって この位置を変えない。
 相手が 正気になるから。
@それで、やっとこっちへ 引っ張ってきて、ここへ入って
 くると ほら、ここへもってくる。ねっ、すごいでしょう。
@こうやって 前方へ投げようが、後ろへ投げようが、担ごう
 が、原理は同じです。相手の反応によって変わるだけです。
@その時に、いかに 相手の中心を ちょっと こっちへ
 持ってくるか。きれいに 引っ張ってくるから、微妙に
 攻めたらよいのです。
@そこに 相手の反応がでるから。   もってくる。
@反応がでたら、   すごいでしょう!
@この手が 何ができるのか、と ずーと分からなかった。
 それで、ずーと何かをもって それが固まらないように 
 扇子を開くように、とかね。

Q:そのような体操がありましたね?
A:そういう練習「扇子回し」があるのです。

@その時に 親指が効いていないと、効かない。
@こうやれば、
@それと 首の位置が どうなっているか。
@ここへきて 肩の力を抜いてから こっちへいく。
 引っ付いていく。

<稽古5:合気上げ>
・両足の中指を 正中線に合わせる。
・両ひざを 少し曲げる。
・上半身の体内操作
  顎を引いて、首を真っ直ぐに伸ばす。
  (頭が天から吊られているような感じ)
  背骨を 毛虫運動のように屈伸させる。
・目線が大事。相手の顔の中心の 後方を見続ける。
・ゆっくりと 足の裏で 身体を回転させる。(円運動)

     (滋賀より参加の初心者)


[PR]



by shinonomeaiki | 2017-09-20 18:50 | YS さんの稽古メモ | Comments(0)

YSさんからの第四十六回研究会メモ

合気観照塾東雲道場 
世話役 様

   内容:K先生から「頭居(かしらい)」の指導を受けた。
     (第四十六回研究会)
   期日:2017年9月10日(日)13時~

<指導1:ブログ「弓と禅」(2005-5-20)より 読み聞かせ>
@流れる水のような強い力を、丹田に充実させて立つ。
@絶えず丹田の中に意識を集中する。
@丹田の中にあるものに意識を集中する。
@丹田に充実した力は 上下、左右の「はけ」と、腹の周囲の力の充実感とに
 なる。
@これは まったく「西江水」のことである。

<指導2:立ち方>
@そこで、ちょっと、足を肩幅くらいにして 薬指を真っ直ぐになるように
 する。すると、親指がちょっと中に入ったくらい。
@それで お尻を上げると 薄筋に意識ができる。
@それを 手を ちょっと こっちへ引っ掛けて 上に上げて、吸って 
 肩の力を 緩めて、喉の辺りに行ったときに 左右に開く。
@すると、裏の力が籠って、肋骨が締まって、肩の力が抜けて、大事なのは 
 首の位置が決まる。
@これが、弓の場合は、仙腸関節と、押す力と、引く力と  と、手。
@弓の場合は足の位置が違うが、立ち方が、どういうふうに立つかというと、
 外向けに立ったり、膝を こう曲げていったときに ここの こっちだけ。
@だから 内股にしたら、今度は この辺が上がって、結局 一番 ここを
 張るためには 薬指中心で、踵の真ん中より ちょっと外側。
@これは、一郎選手が履いている「リモール・シューズ」の原理です。
@リモール・シューズというのは、ショードブッカ理論の人たちが考えた靴
 です。アシックスから出している。
@それで、この立ち方というのは、サンシンとか、ブルース・リーがやって
 いたエンシン拳の立ち方が どちらかというと、それに近い。
@これは、このときに「薄筋」が意識しやすい。これが大事。
@これ、少し曲げて、このとき 膝を突っ張らない。
@それで、少々 ここで突っ張っても、この立ち方なら 骨盤が開かない。

@そこ 入れておいて 膝を突っ張ると、ここの
@そういうふうに、立ち方というのは すごく大事です。

@まあ その辺りは弓のことですが、足ふみの角度と膝。それについても
 書かれています。
@力の中心についても、結局はこれも同じこと。丹田とバランス、それと
 胴造り。

<指導3:頭居(かしらい)>
@今日の、一番のテーマは「頭居(かしらい)」。
@頭居(かしらい)とは、首と頭の安定のことを言う。
@左右の肩が、平常に高低がある。癖があるため。
@従って、頭の釣合を首に依って保つ為め、首が曲ったり、頭が仰向いたり、
 屈まる等の癖があるのに、本人は気付かない。
@だから 頭の位置というのは すごく大事。
@最も注意すべきことは、目付である。直立して、鼻の頭がわずかに見える
 程度にする。
@頭居(かしらい)というのは、アレキサンダーテクニックなんかで言う
 には、後頭下筋というのが、ある種の筋 イコール     これで 
 感じないといけないと

<指導4:合気上げ>
@ここから、まあ 一番簡単なのは、片手持ちで、このラインで 
@只、こう上げるだけではなくて、このままで いかに力が
@この中に 開いて、  て、 こっちから
@ところが、首の位置が こうなったら、もう動いても 抜けないし、ここ
 から そのまま上げてみても これだけ   
@ここにあって 初めて上がる。
@それで 上がったまま 止まったので、肩の力を抜いて落とせば 切れる。
@それを ずーと やっているわけです。
@ちょっと 2人でやってみてください。
<稽古1:形を覚えると 一生できない>
@実は、ここから   やってしまって 自分は自由に動ける。
@そうでしょう。その中で 自分と相手とのバランスを 一番よいところで
 とることで、
@だから、形を覚えたら ダメなのです。相手がきたら「ご苦労さん!」
 とやる。

<指導5:   >
@実は、こうやって 一緒じゃないですか。ちょっと 見てください
@意識的に いえ、そういうことを意識の中で やっているわけです。
@皆が 細かいことを言うと ドンドン 中に行って、意識が動かないし、
 水が流れないのです。そうでないと、相手の弱いところへ入れて 
 勝つなんてことは出来ない。
@水が流れない。これをミズシラズという。(笑い!)

<稽古2:目付>
@はい、こちらを向いて。(?俺の目を見ろ、、)(大笑い!)
@これと、これと、これを引っ張ったときに そのままですよ。
                         バーン!
@ね、ここを 何とかしようと していないでしょう。
Q:まったく 違いますね。
A:違うでしょう。繋がっているだけです。
Q:瞬間的に パパパパと 身体の中が繋がっていくわけですね。
A:そうです。それが 相手が固まってくれているほど 繋がり
  やすい。ある意味では。

<稽古3:反応半ギョ>
@身体を ふにゃふにゃにしてください。
@ここで、こうやって取っても、ホラ、これだけ。緩い!、
 ズバーと緩い!
@だから そのときは ここは放っておいて、バーン!
Q:そういう手もあり、ですか?
A:これを反応半ギョウという。カッ、カッ、カッ、、
                (半農半漁に引っ掛けて)

<指導6:手首の均等圧>
@指先の  これが大事   繋がり
@だから 一定という事が分からないと   見せる感じ
@だから 何かを ちゃんと持って 離したら違うということを

@だから 551なのですよ。あるときは無いように。ないときは
 あるように。
@でも 本当にね、持ってね、どこかで 腕を離すと 違うというのが
 分かる。
@だから 持っていないと   ずーと 持っていない。
@冬、コートの中に ずーと入れていたり、していましたから。コロコロ、
@いろいろな形の卵が  違うんですよ  そう
@それと 手が 相手が どんな形でも 一点しか、

Q:老宮の訓練と思っていましたが?
A:違う! 指先の訓練です。きっちり やる。

@これが あって どこかが バラバラになったら 張りがない。
@これに合わせて 吸い込んで、ここで呼吸

@じゃ ないのです。中から
@だから、小指が ちょっとずれていたら、もう ここは一定ではならない
 のです。
@これで一定でしょう! こうやると もう 違うのです。
@こうきて、こうきて、こなって、吸い込んで、緩めて この中を、
@だから「西江水」、指先だけの「西江水」。

<指導7:指や接点の在り方>
@だから、指先を きっちりしているということは、ほぼ一定に使えるはず
 なのです。
@だが、ここを握らず、こんなところで 効くわけがないのです。
@これを上手く使える。それの元は やはり剣。剣の手の内です。
@それを ちょっと引っ張って、ここを こう引っ張ってしまって、
 ここが、、、
きたときに 分け目が出てくる。それで自由に逃げる。そのために 指の
 感覚というのは 微妙にすごい。
@これが 吸い込んだら、

@ここで 相手の力と
@一枚岩なのです。これも 繋がって 自分の一部にしてしまわないと
 いけない。
@相手を自分の一部にして、その中へ   をとらえて   していく。
@それで、手のほうが分かりやすい。
@これを 面にしておくと、
@面と面、面どうしだけれども、一番、、、しているところへ、
@これも テンで話にならない。(笑い!)
@だから、本当に ちゃんと 面でやったら、そんなに力は要らないのです。
@いかに その中の点を選ぶかだ。
@だから、触った瞬間に これを こうやったら 面ですよね。
 それを「アッ、ここが一番「点」だな!」と思えば、その点だけを

         (滋賀より参加の初心者)



[PR]



by shinonomeaiki | 2017-09-20 18:47 | YS さんの稽古メモ | Comments(0)

第四十六回研究会稽古メモ

S代表からの第四十六回研究会稽古メモです。

〈稽古メモ〉
1.合気上げ
2.片手持ち担ぎ上げ
3.卵形や球形、サッカーボール等様々な大きさや形のボールを持っての合気上げ、下げ、落とし等
~休憩~
4.鞘入りの模擬刀で七刀
5.鞘入りの模擬刀で燕飛、クネリ打ちから左肘に付け詰め、蜻蛉返しまで、及びその砕き(応用)

今回の稽古は、「投げない柔術、振らない剣術」に加え、「型を覚えない型稽古」を宗匠にご指導頂きました。
前半はボールを持って手首の均等圧や指や接点の在り方と伝わり方の確認、後半は付け詰めた形から腕や足などを攻められた、攻めさせるように仕向けた中でいかに柔軟に対応できるかいうことを稽古致しました。宗匠が仰られていたように、どのような変化にも対応できるような身勢を整えるということが大切であり、それはもう言葉に出来ないこと、稽古の中で己で感じるしかないということを肝に稽古致しましょう。
揺れる程度の立木に疾雷刀という稽古も宗匠のお勧めです。

以上



[PR]



by shinonomeaiki | 2017-09-10 20:29 | 研究会 | Comments(0)

合気 手の内 一刀流

9/2定例稽古

手の内

1 棒回し
  手の内の四点を意識して転がす。
  棒を握らない。

2 二刀剣の要領で棒の上げ下ろし
  手の内の四点を意識する。
  どの時がどうなのか。
  どの呼吸でどうなのか。

3 木刀を片手で上げ下ろし
  前同

4 木刀を諸手で持って歩法
  片手から両手になった時の変化を分析し、何処をどう使うかを自得する。

5 なぜ雷刀になるのか、なぜ各流派で手の内の口伝が異なるのか。
  右手で打つや、左手で打つ等を検証する。
  見落としている点に気付く。

6 撥草の検証。
  首の使い方。
  「~の吊り下げ。」
  二星の張力
  螺旋の分け目

7 二星を掴んで貰い、柔術で検証
  押そうとしない。
  二星が落ちることを意識する。
  落ちる位置。
  どの部位をリードにするか。


世話役です。

宗匠の過去の掲載から

心の切先・心の綱・心の糊・心術

2008-05-31 00:03

 「一刀流極意」笹森順造著からご紹介します。

 第六節 一刀流を創建

 前原弥五郎は伊藤弥五郎景久と改め、諸国を週歴し幾度か強敵に会い、戦つては悉く勝ち、他流を検討し己れの技前を磨き、次第に自信を得るようになつたものの、未だ自分の心の内に真の安定を得ていないので、魂をもつと深く養わなければならないと志し、或る年の寒中に伽藍に入り独り端座し鉄如意を手に握つて心気を鎮め、瞑想をこらしたが、初めの程はどうしても雑念がむらがりきて、どんなにこれを追い払おうと努めても妄想が雲のように襲いきたり、精神を統一することが出来なかつた。それは自分の病気に負け、外物の支配に動かされていることに心付いて、更に工夫を重ね、食を断って想を錬り、胆を養い熱願すること数日の後に、いつとはなしに三昧の境に入つていたのに、不思儀や掌中の鉄如意が熱して火を掴むように覚えた。ハッと思つて気が動くと今度は冷たいこと氷を握るように感じた。

 景久はこの奇怪な霊験に強く心を打たれ、その道理を探つて苦心惨澹した未に鉄如意冷熱の変化は自分の気血の盈虧(えいき)が手から鉄如意に流往透徹し、また翻つて冷熱を己れに伝え、これを感じさせるということを悟ることが出来た。それから尚お錬磨を重ねること数年の後に彼は自ら意識して掌中の鉄如意に命じて思いのままに気血を流通移行させることが出来るようになつた。彼はこの霊妙な体験を基として心が身に通じ身が刀に通じ心身刀が一如となることを悟り、剣心一如の妙理を一心刀と称し、外物一切を一心の味方となし、応敵必勝の秘法を覚え彼成一体万物一如の玄理を得、己が流名をたてて一刀流と称し、自ら一刀齋と号するに至つたのである。

 #楽隠居です
 この本を初めて読んだ頃には、すでに少林寺拳法・合気道・大東流・新陰流・太極拳・気功などを囓っていたのですが、これが剣術の本なの?と驚くと同時に、全て同じなんだと感じたのです。この本を読んだことが、自己流合気探究の道に踏み込んだ切っ掛けになったんだと考えています。

 ▼大太刀技詳解の中の意解からも、抜粋してご紹介します。

・わが心の鋭い切先が太刀の鋭い切先となって働いて相手の太刀を切落して無効となし、わが切先が生きて働きわが勝となるものである。

・心眼を明らかにして相手の作為と挙動を察知し、相手の意欲とその打おろす太刀先とに己が心の綱を引つかけて点前に手繰りこむので、相手の切先はわが鍔をかすめる程合まで深く入ってはずれ空を打って下段となる。

・相手の心の幕をわが心の切先で右に押し開き、ついで左に切り開き、隙間の真中を突き破り勝って正体を見届け、ただちに踏込んで大胆に打取り制するのである。

・打太刀に仕太刀の心の糊をぴったりと続飯をもってつけたようにつける。

・陰刀の尊さは刀と足つかいに心術を蔵し相手に知らさずに勝ところにある。

抜粋その2

合気とは何か

2005-01-30 11:32

  フルコンタクト・カラテの1996年1月号に、特集「秘技・合気の秘密」が掲載されました。その中で、様々な団体が持っている、「合気」に対する見解を紹介しています。そして、最後は次のような言葉で締めくくられていました。

 『いかがだろうか?それぞれの団体が「合気」に対して、独自の見解と解釈を持っていることが分かる。「合気」という一つのものに対して、「合気は合理的に説明が可能である」とする団体がある一方で「定義・説明することは難しい」とする団体も存在する。この多種多様さこそが、「合気」の奥の深さであるとも言えるだろうが、同時に曖昧な感じを受けることも否めない。最後に、突然の電話による取材にも関わらず快く答えてくださった各団体の先生方に感謝いたします。』(引用終了)

 武田惣角先生は、小野派一刀流を身に付けていた事だけは確かなはずですから、一刀流の事を調べてみましたら、次のような記述が見つかりましたので、抜粋します。

 笹森 順造著「一刀流極意」より 

 合 気
 一、合打 敵と打ち合ってどうしても合打となって中々勝負がつきにくいことがある。いつまでたっても合気となって勝負がつかない。遂には無勝負か共倒れになることがある。これは曲合が五分と五分だからである。こんな時は合気をはずさなければならない。合気をはずすのには先ず攻防の調子を変えなければならない。

二、留 敵の太刀に逆らい出合に合気となるようなことがない留めの法がある。敵の打込む太刀の心を知って、これに反揆せず快よく引受け、敵の力を誘いながら受留めると自然に敵の働らきの尽きる所がある。ここは合気をはずす塩合の所である。この塩合を味わうのには留を小さく留るのである。留を大きく留めると、合気をはずしてから次の転化に出るのに暇がかかって役に立たなくなり、そこにわが隙を生じ不利になる。

三、交わす 留めが利かない場合もあるから、その時には交わすことを法とする。かわりぎわに敵の力を利用し、その行く方向にむけて敵の首にわが心の綱をかけて引摺り出し、その後ろから押しやると、なお更烈しくそれてゆくものである。流れてくる丸太を上流から斜に突いてなお早く下流に流す所である。敵の気剣体を一緒に引摺り出し、行く所まで喰違いにゆかせ徒労に力を尽ききせ、まだ立直らない前の所でいと易く勝つ。

四、和而不同 敵の強い刀に逆らってわれからも強く出で、敵の打を中途で強く受止めると兎角合気となって味がない。逆らい争って勝つのは上乗の勝ではない。敵が望んで打って来たらそれに和し育て敵の刀の行く方向にわれからも助勢し、その心意と太刀技とを力いっぱいに尽させて流してやると、われは聊(いささ)かの働らきにて大きく勝ち得るものである。これもまた敵の曲合の利をやわらかにわが懐にとりこむ所であり和して同ぜず平らかに勝つ所である。平らかに和して自ら勝つから兵法を平法といい、剣術を和術という。和する所が勝つ所であり、勝ってまた後によく和するのである。

 更に、木村達雄著「透明な力」には、『合気といわれる敵の力を抜いてしまう体の内部技術によって可能になります。』と書かれています。

 以上のようなことを元にして、合気とは、五分五分の膠着状態を、こちらの有利な状況に変えてしまうための、身体の内部技術であり、「入れる」「付ける」「抜く」の三種類に分けることができるのではないかとの仮説を立ててみました。


以上抜粋終わり。

この中の
 1 己が心の綱を引つかけて点前に手
  繰りこむ
 2 かわりぎわに敵の力を利用し、そ
  の行く方向にむけて敵の首にわが  
  心の綱をかけて引摺り出し、その
  後ろから押しやると、なお更烈し
  くそれてゆくものである。  
が合気の重要な要素ではないかと思っています。
 その中でも、膠着の状態の中では相手の狙うところがあると言っています。
 これまでは、狙うことばかりに気をとられていましたが、
 「合気は直流ではなく交流である。」
という宗匠の教えで
   あっ、もしかしたら
と思って定例稽古で説明させて頂きました。
 あまり文章で書くと、意味がズレる虞れがあるので、遊びを持たせてこの程度にしておきます。
 宗匠の
   ほら、教えているでしょ
   書いているでしょ
と言われる声が聞こえて来そうですね、すいません。
[PR]



by shinonomeaiki | 2017-09-04 21:48 | 定例稽古 | Comments(0)

東雲道場は、合気修得を志す人の稽古場であり、このブログは、その人達のために稽古内容を記録化する目的で開設しました。
by 世話役
プロフィールを見る
画像一覧
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

お気に入りブログ

最新のコメント

ブログにコメント書くの初..
by きょうこ at 14:38

メモ帳

最新のトラックバック

ライフログ

検索

タグ

ブログパーツ

最新の記事

外部リンク

ファン

ブログジャンル