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合気観照塾東雲道場

宗匠語録

いつもお元気なSY さんからの投稿です。

K先生が、研究会でベテランの方々に指導される内容は、初心者には難解過ぎます。
しかし先生は、新旧の分け隔てなく、丁寧に指導されます。いつの日にか、これらが理解できる時のために、先生の指導内容の断片を拾い集めて記録します。

Q:ワキメと刃筋を合わせる?  
    
<先生の指導>
@中太刀にいわれるのは、人中路を決めて、が基本。
@それから甲冑で太刀を抱いているというときに、こういう感じで。
@要するに、こう構えたとき、ワキメがちょうど股関節にあるようにして。
@それで、それよりも低くなってくると、トッタリする。
@でも、一番大切なことは、三学というのは、先ず 人中路を踏む、開く、ソケイ部にワキメがある。ここから肘が曲ってくる、それから雷刀になる、そのときに足が寄る、受け太刀を中心にして、、、、、る、それから 戻る、踏みかえるような動作。
 (何のことか、まったく分らない)
@本伝では、本当に このまま振って ほとんど ここからバーンと打って終っている。 
 では、今までのは 何なの? ということになるのだが、、、。
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@要は、人中路を踏んで、そこへ打ってくることが基本になる。
 そうしたら、正面で振ってくる。そのときに人中路にというのが寄るんです。
 だから、あとでやる「合し打ち」とは、そういうことです。
@だから、自分が中心を取れれば、相手を外す、ということになる。
@では、そんなやばいことをするか、といえば、しませんよ。 というときには「転身まろばし」で、ということになる。
@身体をつくるために、その前提としてわけの分らんことも細かくするのですけど、(本伝なんかはしません)でも、ここから特に、ここへ バーンと落とす、という、そういう身体を作るという目的は、ちゃんとある。
-------------
@壁を後ろにずらせる、そうすると、ずれるんです。
@形意拳の八極拳なんかは、こっちへ フッとずれる。こうやると、ホラ、ずれる。
 ところが、こっちへいくと ずれない。しかも、長いもんで、ずれると、それで、こっちへちょっとずれたのが、向うへいくとパッとずれる。
@回転する方法でも、片手でこう回転する方法。片一方は片手で、片一方はクマ打ちというのがある。
@どちらかというと、自分の軸が崩れなければ 何でもいい。そのために 歩法をやっている。自由にいけるように。だから、猿廻なんかは、前にやったが、、、、
-------------
@適当にやるが、例えば こう廻りますね、 で、次に こっち向いてたら、こっちを意識して こっちへ。 
 だから、次ぎ、こっちから外へいくのに、こうやるのと一緒
で、逆に 猿廻で順番にやっていくという。
@だから、そういうことで、槍の使い方というのは、ねじれない方にやっている。
@で、方向をちゃんとやったように、というのをきっちり留意して、振ったときは そこへ手を当てて。で、相手の操作を信じて という方に。それが、さきほどの 捻り込みからきたのと同じである。
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<稽古>猿廻打ち
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<指導1>
@人中路を踏んで、こっち向いて、上がるときに、人中路を踏んで上がる。
@後ろの足で ちゃんと ここへくるように。後ろに引いたときでも ちゃんとある。
   
 だから、左手が顎にある位まで上げる。
---------
<指導2>
@そんなふうに 傾けない。猿廻はそうじゃない、もっと足元を そっちです。
 そのときに方向を決めている。だから難しい。
@そのとき、ここら辺りがきっちりと締まっていないと いけない。
@足を上げる、ちょっとだけ。中途半端に上げないで、ここでクロスして、ここで。
 反対の方向に、
@そう、コンパクトに! 膝の下に当るくらいに。
@で、まだ、刀が中途半端だ、自分が当るから こう、、、。 だから、足を、、
---------
<指導3>
@ちゃんと上げていないから 何の意味もない。上げて 外へ出す。
@足と方向。
@で、体勢は      できない。
@いちいち 上がらない。 そういうことも、
@引いて 刀が自分に当たるのは駄目だ。
---------
<指導4>
@右へ、右へ、
@だから、上げるところがいい加減だから、もっていくところが いい加減になる。
@上げたら、落ちるところが決まるはず。 
@低い、低い、
@もっと、左手が顎の下にあるように。そのとき一緒に廻るように。  
@後出しなんだから、八双。 先に意識をやる、意識をやる。右から上げ、このときに
 きちんと廻さないといけない。
@容易に手を上げない。
---------
<指導5>
@こっちが裏で、それで裏を裏でかく。さっきやった これは、それで、こっちが裏、
 それを こういくか、それとも打ってから ここへこういくか、
---------
<指導6>
@いかにコンパクトに動けるか、
@ここに合わせて 刀がこういっているから落ちる。「ウサギの耳」とよく言われる
 けれど、こっちから こう、ウサギの耳、こう、これが中へ寄ってここ。
 こうなら こっちへいくわけ、
@だから、さっきの七刀が 要するに こっち、こっちにいくのを こっちバージョン
に ここへきたら猿廻になる。だから 七刀の猿廻バージョンがある。
---------
Q:堤歩素振りの「ジグザグ袈裟打ち」でも「うさぎの耳を作れ!」との指導だった。

<指導7>
@だから、そういうことが、歩法の練習になっている、
@だから、全部 バラバラではなくて、  一打三足でこっちへいくのも、こういく
のも、こう締めたのを返すか、 こっちにいきますよ、こっちを締めたら、
@チクハクがちゃんと分ってきたら、こういうことがチクで、ここのチクハクを、、
@だから、相手の人中路を踏む。
@だから、燕飛というのが、まー、そのうちにやりますが、まっすぐ中段に構えて、
 相手がきたやつを、それを こっちに振って、こっちに振って、それをこう、バーン

 全部入っている。納得して出来るようになる。練習をすれば。  
@今更、分解をやりながら、その 永くしないで身体のとか、足の歩法とかをきっちり
 やっておくと、どちらをやっても、できるわけですよ。そういうシステムを考えてあ

 ので、あとは 練習あるのみ!

   <滋賀からの初心者>





by shinonomeaiki | 2015-07-06 20:40 | 研究会 | Comments(0)

東雲道場は、合気修得を志す人の稽古場であり、このブログは、その人達のために稽古内容を記録化する目的で開設しました。
by 世話役
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