合気観照塾東雲道場

7/12第二十回研究会稽古感想文

SY さんからの投稿です。

東雲道場で第二十回研究会が開催され、K先生から指導を受けた。テーマは「肩の力を
抜く」。
初心者がどこまで理解できたかを試す目的で 学び得た範囲での内容を日誌に綴ります

2015年7月12日(日)13時~

1. 扇を両手で持つ
@軽く扇いでいるときに、親指の方と他の指との間に「隙間」が出来ているか。
@扇子を握り締めると隙間が出来ない。堅いままで、こっち、こっち、と極端に使う

 それが段々、こう 優雅に、、、、
@そこで、吸って、緩めて、吐いて、、、、、、基本はそうです。
@今度は下げて、、、、ここで、肩の力を抜きます。肩の力は抜くが、扇子を持つ手

 高さは変わらない。手は真っ直ぐにして、肩の力を抜いて、落とします。

<指導>
 @ちょっと上に上げる。もうちょっと下へ。肩の力が抜けない、肩の力が抜けない、
  逆にする。それくらいでよい。こうやると肩の力が抜ける。結構 大事な事です。
 @違うのです。どこが違うのかというと、例えば、手の平は上でも、こう 手首が、
  だから 扇が下がってくると肩の力が抜ける。
 @ところが、床と平行で上へ出すと 肩の力が抜けない。
 @ということは、手の平を上に向けたときは、肩の力を抜こうと思うと、ここで抜い

  から上げないといけない。こっちは、ここで抜いてから 落とさないといけない。
 @だから、平行にしたときに 手首が、手の甲の方が鋭角になれば、肩が落ちるが、
  手の甲と手首の角度が鈍角になれば、肩の力は抜けない。
 @鋭角になれば、肩は落ちます。鈍角になれば 落ちません。
 @ここで 息を吸います。息を吸って、鋭角にして、肩の力を抜いて、肘で扇を振っ

  欲しい。それを こう続けていく。ここまできて始めて、
 @だから、ここで落として、ここで落として、というのは、肩の力が抜けない。
 @ところが、ここから この横隔膜でヒュッと上げると、肩の力が抜ける。
 @手首が上を向いているときは、ここまでいくと落ちない。ここで落としてから上げ
る。

2. 扇を片手で持つ
 @扇を片手で持っても同じこと。羽ばたくときも こうやったときは、、
  それで 肩より上へきたら うてる。だから羽ばたける。
 @ところが、こちら向きのときは、ここで落とさないと 落ちない。
  ここらで いってしまうと 肩の力がぬけない。
 @だから、こっち向きで こうやってやる歩法と、こっち向きでやるのが、これで落

  るけれども、これでは落ちない。ここで落ちたのが 上がっていかないといけない


3. 幽霊は深呼吸ができない
 @立って、扇を持ってやると、これがあって初めて落ちる。そうすると、首の位置が
  決まって、それが、、、肩に力をいれてやってみて下さい。幽霊が深呼吸できない
  のと同じ原理だ。ここまでくると、深呼吸ができる。幽霊は深呼吸ができない。
 @立ってやってみて下さい。今、何故立たないでやったかといえば、ここの感覚を
  余計に分らないようにしたというのが。  これが非常に大事なところです。
 @だから 警棒を持っていたときでも、手首がここにあったら 肩が落ちるけれど、
  こうやっていると 肩の力は抜けませんよ。しかも   持ったら、、、

<稽古>
 @回転させて、ここで力を抜かないと ここでは抜けない。ここで抜いていくわけで
す。
  すると奇麗になる。
 @自分の感覚が一番大事。それと 最初は 落ちる感じ。それから、次に 扇ぐ、風

  送るという、そういう感覚。
 @肩の力を抜けるというのが大事。肩の力を抜くための運動です。
 @これを身体で感じてやると、力が要らない。それを棒を持ったりすると どうして

  ドツキにいく。ところが面白いことには、これを刃筋として使って、こうやると結

  落ちる。
 @抵抗が無いです。そうです。それと 落とせるようになる。ドツキにいっていない

  この、、、が空気を切っているだけなのです。それを感じて下さい。色々な方法で


Q:このときに音が鳴るのですね、シュッという音が、、、
A:音とか、ドツクとか、勝つとか、結果ではなくて、先ずは力を抜く。その角度に
  合わせて空気の層のところへ落ちていく。

 @だから、木葉がヒラヒラと落ちる、ああいう感じ。それが、重みと形のあれで、
  それに合わせて動いているだけ。
 @まったく抵抗感が違うでしょう。しかも 落とすのではなくて 落ちる。
 @それで、今度はヒラヒラヒラ、、、。それもグーをやると固まる。この幅くらいで

  手の甲、手の平がピコピコピコ、、、。そー、そー、それで肩の力が抜けているで
  しょう。
 @もっとやりやすい。刷毛で塗っていくような感じ。それと先端の意識。たくさん
  塗ろうとしない。
 @有様のところから、それを 位置を変える。ヒラヒラヒラ、、。西江水を効かせて
、   
  洛陽の牡丹 新たに、、、。
 @できるだけ小さく、小さく、丁寧に、それで 肩の力を抜いたところで もう一回
  手の平を 下に向けて ヒラヒラヒラ、、、。
 @手を こうやって持ったときと、こうやって持ったときの違い、ここの角度、これ

  決まるのと、こうなると ここが決まらない。ここが決まっていると、結構 自由

  動き出す。
 @これを 今度 ここで動かす。丹田でこう、こっちへ動かそうとしないで、丹田で
。       
  それから 左へいったり、高さをかえたり、それから 下の こっちをヒロヒロ、
、  
  そうすると あのフラダンスになる。あれも神に奉げる踊りです。

4. 七刀の扇
 @吸って、ここから少し上げて、緩めて、、、、これを繰り返す。こっちから、
 @あまり緩めない。あまり緩めると駄目。左の上、右の下、
 @剣も同じです。それは準備です。これで終り。
 @こう持ち替えると、今度は斜めとかがスッと入って、抵抗があるときと、抵抗の
  ないときと、よく分る。力が入らない。抵抗があるときは こっちで上げて、抵抗
  がないときは、落としたら、シュワッといくわけ。バランス ゼロです。
 @それで 七刀をやってみて下さい。
@自分で感じて下さい。抵抗がある時とか、ないときとか、
@抵抗がないと、いく道が分るでしょう。
@その感覚を置いておいて、剣を持つ。
@落とすのではなく、落ちていく。

5. 七刀素振り(居合刀)
 @刀と思わないで、軽く、
 @肩の力を抜いて、肘、それから手首からしていくと、モノ打ちから落ちない。
 @肩の力を抜くと、モノ打ちから叩くという感覚がなくなる。
 @斜めに切るときも、切ろうとしないで、斜めに切れたら落ちていくだけ。
  吸って、緩めて、吐いて、、、、その時、股関節をキッチリ意識して下さい。
  膝を突っ張らないで、
 @それと、肩をクルッと廻すのではなくて、ジワーと、ジワーと。その時にピタッと
  照準を合わす。
 @ジワーと廻すと、叩きにいかない。しかし、シャーと廻して、早く切りにいこうと
  すると、力任せになる。

<指導>
 @手首を立てないで、もう少し後ろへ寝かせて、立てているからここが固まる。
 @扇の、こういう動作を基本的にきっちりやっておくことが非常に重要である。

 @いかに力を抜いて、肩の力を抜いて やっていくか、
 @常に扇でやったり、模擬刀でやっていると、こういう感じが分りやすい。
 @だから、今度は 警杖で音をさせないように、西江水を使って押さえるとは 
  どういうことかをやってみる。
Q:
A:戦で力を抜いて闘わないと、いざというときに、  ところが 力が入りっぱなし
  だと力が抜けない。そういうふうに逆転の発想なのです。そこで軌跡がわかると、
  そのままスパーといける。ところが、、、 いれると もー、遅い、負ける。

6. 警杖で音をさせないように、西江水を使って押さえる
 @これも いかに力を抜いて、音をさせない。
 @音がするというのは、力がこもっているから。この力はどこへ、、
 @ところが、スーと付けたら、こっちへ動き、こっちへ動き、
 @で、ここで音をさせないように 左前へ、右前へ、西江水を効かせて。
 @置きにいくのではなくて、止めるのではなくて、そこでランク。勝手に止まる。
  それが中段。
 @中段でも同じように、ということは こうやると肩に力が入って 音がします。
  それを ここで制御して、ここは自分のところで、、、
  切っているのは、そこを切っているわけ。
 @で、下段というふうに。上、中、下段を これが、、、を介して この角度のまま
  ここへいくだけ。そのまま こー。
 @ところが、こうやるといけない。一体が、、、スパッと,という風に いちいち力
  を込めて当てると、つきがいたない。そういう練習をして下さい。
 @上、中、下が、要するに ここの角度がちがうだけ。こうではない。
<稽古>
 @それで上段から。 頭の上くらいに警杖を構えてください。
 @だから、止めるというよりも、止まるというのを身体で覚えて下さい。
 @それで、いろいろな高さで止まる。止まったら、刀の反りを利用して 中段、下段
  へといきます。それで、西江水が効いているか が大事です。そうでないと、
  今度は押したり、引いたりが出来ません。
 @もっと押さえないといけない。これが簡単にできれば 苦労はしません。
(感想)
 K先生の研究会での指南の切り口は、毎回見事なものです。今回は、いつもの稽古袴
 ではなく、能を舞うときに着けるような 折り目の入った奇麗な袴でした。手には
 扇子を持たれて、稽古が始まりました。10人以上の参加者で道場はいっぱいでしたが

 淡々と指導される姿には ほれぼれと見とれました。
      (滋賀から参加の初心者) 

世話役です。
いつも細やかな御感想ありがとうございます。
私の好きな言葉に「機應」という言葉があります。
誰かは覚えていないのですが、二科展か何かで京都の書道家さんが書かれていたのを見てから、宗匠の技に通づる物を感じていました。
今回の扇子の稽古等、まさしく機應する体づくりの鍛練につながると思いました。




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by shinonomeaiki | 2015-07-19 07:12 | YS さんの稽古メモ | Comments(0)

東雲道場は、合気修得を志す人の稽古場であり、このブログは、その人達のために稽古内容を記録化する目的で開設しました。
by 世話役
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