10/31YSさんの稽古日誌その2です。
YSさんからの稽古メモです。
合気観照塾東雲道場での第二十三回稽古の後半は、男性7名、女性2名となり、
I世話役さん、Fベテランにより稽古をつけて戴きました。
後半は 剣術「木刀を使った歩法」を学びました。その概略を、日誌に綴ります。
期日:2015年10月31日(土)13時~17時
<1.真っ直ぐ中段>
@一回、このまま、真っ直ぐ パン、パン、パン、、、、、、
@左手が 横隔膜より下にいかないように、
@2回繰り返す、パン、パン、、、、
<2.一打三足>
@一打三足に変える。パン・パン、 、、、
このまま 吸って・パン・パン、 吸って・パン・パン、
<3.疾雷刀>
@一緒です。パン・パン、とやっていたのを 次は 吸って・パン・パン、これは
セイガン。セイガンで相手に篭手を付けて。そして又 吸って・真っ直ぐ返って・
パン・パン、吸って・パン・パン、
@こう、剣が斜めになっている。上に、上に。相手はこういうふうに雷刀に構えて
いる。この相手の両袖に ジワッと付けていく。雷刀に構えている相手に ここ
から パン・パン、
@それで、反対は パン・パン、篭手が吸い上がる。 上に位置づけて
<4.指導>
@打つ場所が低い。相手がこう構えている ここを打つ。打ったときは腕押しをする。
こういう感じで、グーと押す。
@この間を離す。両肘を伸ばして、それで、手で押すのではなく、身体の中心で押す
感じ。
@疾雷刀は、相手が雷刀に構えているのを、自分も雷刀に構えて、ここから吸って、
緩めて、グーと落ちていくのを パーンと付けて、それで 付けたところから、
しっかり相手を前に落すのです。けれども、まあ、歩法、足の形でいうと一緒です。
一打三足、パン・パン、 それで上がって パン・パン。1回打つために、3歩足を出さないといけない。
@だから 付けたところから、一度 木刀を離してもらって、木刀を持ってもらって、それだったら、こう、付けたところから 1,2,3で出す。
ここから押してもらってもよいけれど、一打三足なので、逆の足で 足を替えてもらって、、、、、 最初に 掴んでもらっていて、手は掴んでもらっていて、しっかり伸びて こうやっている状態ですね。
吸って、前の足 踵を浮かして、緩めて、吐いて、前に出す。
@疾雷刀をやる理由は、これ、もつと しんどい。それで、疾雷刀で こうやる。
気持ち的には こうやる状態。
@手はここに付けているので、握ったままで、吸って、伸ばして。足は開いたまま。
吸って、緩めて、吐いて、こう曲げて下さい。
ここを押してもいかないし、ここから
こういっても いかない。
@疾雷刀で こう 吸う。手は ここですよ、本当はこうやっている感じですね。
吸って、緩めて、吐きながら、やって下さい。
<5.疾雷刀>
@次は一緒です。さっきより ややこしくない。
次は疾雷刀でやる。ここから 吸って、同じように。吸って、緩めて、吐きながら前にいって、只、これだけです。
@さっきは、一歩使ったので、上手くいった。
さっきは、ここから 吸って、緩めて、吐きながら前にいきましが、次は一緒。
セイガンから 吸って、後ろにのけぞって、緩めて 吐きながら 前にいく、これだけです。
<6.指導>
@次は もう、これ、セイガンの
吸って、緩めて、吐きながら、前にいくのを 次は この状態で、吸って、緩めて、押すか 押さないかくらいのところで 肘だけ出す。 手を。 それだけです。
@これを 普通に こういっても きてくれない。
@吸って、緩めて、フーといって、相手が後ろに崩れるかどうか、というところで止めておいて、左、、、
@吸って、緩めて、フーと前にいって、崩れるかどうかというくらいに こう引いてやります。
@吸って、緩めて、フーといって、いくか いかないかというところで こちらに引く。
@吸って、このまま動いても、来てくれるのです、
@吸って、緩めて、フーといくところで、こう 引いてやります。
@押しているとか、押さないとか という話しではない。押している、ということは引ける ということ。相手を押せるということは、引けるということです。
だから、相手の抵抗を見て、相手が抵抗しているこの力よりも 自分が勝っているから 相手を押しているわけではない。
こう 相手が押している力を 自分の力と合わせて、で、相手は押していない、この状態。押していないから 引けるわけ。 引けるし、押せる。
だから、発想を、相手が押してくるから、押し返すとか、そういう発想を変える。
<7.指導>
@しっかり後ろにのけぞって、のけぞるときに そうすると緩むから 緩ます。
しっかり 入れたら こう ラスト 返すときに
@緩めて、吐いていくときに、これも 押したらけれども、押さないで吸って、のけぞるけれど、相手、ここで留めて、吸って、緩めて、こういったら 前にいくけれども このまま滑らして、そー、いったん相手に いてなかったら、こういって、こういって、こういくのだけれども、ここから、スパンと
、
<8.射程距離>
@薙刀は射程距離が長い。相手に。射程距離が長いと どういう構えになるかというと、射程距離が短い剣では、同じセイガンでも この程度です。射程距離が長くなると、人間の身体は自然と深くなっていく。
どう違うのか というと、例えば 直セイガンに構えてもらって、こう、ある一定の深さになる。
握って、前に少し倒れ込むくらいの角度になる。
@このときの ここの構えと、地面・水平に対して 身体がどの程度前に倒れているか見ていてください。これくらいです。
@それで、獲物が違って、同じ負荷がかかっていると、これ(薙刀)、長くなりました。
同じ負荷がかかります。持って 前に倒れると 自然と前に倒れてきます。これが獲物の違いなのです。
@これで セイガンになると、もう これ 持たれた段階で かなり前になっている。
これが射程距離の違いです。このまま 引いてもらう。
@それで、新影流などもそのようですが、そのうちの剣術では、結局 短いものなのだが、長い射程のシンセイ、身体の勢い、シンセイを取って、これで もう 常に 入っている状態なのです。押せない。グッと 両のそこを効かしたら 前に入れない状態です、このなかの。この状態で、MAXまできて、前にグッといれて 引く。
(滋賀から参加の初心者)
世話役です。
いつも稽古内容を投稿して頂きありがとうございます。
この内容を読んで思うことは、読んでいるだけでは全くなんの稽古なのか想像
合気観照塾東雲道場での第二十三回稽古の後半は、男性7名、女性2名となり、
I世話役さん、Fベテランにより稽古をつけて戴きました。
後半は 剣術「木刀を使った歩法」を学びました。その概略を、日誌に綴ります。
期日:2015年10月31日(土)13時~17時
<1.真っ直ぐ中段>
@一回、このまま、真っ直ぐ パン、パン、パン、、、、、、
@左手が 横隔膜より下にいかないように、
@2回繰り返す、パン、パン、、、、
<2.一打三足>
@一打三足に変える。パン・パン、 、、、
このまま 吸って・パン・パン、 吸って・パン・パン、
<3.疾雷刀>
@一緒です。パン・パン、とやっていたのを 次は 吸って・パン・パン、これは
セイガン。セイガンで相手に篭手を付けて。そして又 吸って・真っ直ぐ返って・
パン・パン、吸って・パン・パン、
@こう、剣が斜めになっている。上に、上に。相手はこういうふうに雷刀に構えて
いる。この相手の両袖に ジワッと付けていく。雷刀に構えている相手に ここ
から パン・パン、
@それで、反対は パン・パン、篭手が吸い上がる。 上に位置づけて
<4.指導>
@打つ場所が低い。相手がこう構えている ここを打つ。打ったときは腕押しをする。
こういう感じで、グーと押す。
@この間を離す。両肘を伸ばして、それで、手で押すのではなく、身体の中心で押す
感じ。
@疾雷刀は、相手が雷刀に構えているのを、自分も雷刀に構えて、ここから吸って、
緩めて、グーと落ちていくのを パーンと付けて、それで 付けたところから、
しっかり相手を前に落すのです。けれども、まあ、歩法、足の形でいうと一緒です。
一打三足、パン・パン、 それで上がって パン・パン。1回打つために、3歩足を出さないといけない。
@だから 付けたところから、一度 木刀を離してもらって、木刀を持ってもらって、それだったら、こう、付けたところから 1,2,3で出す。
ここから押してもらってもよいけれど、一打三足なので、逆の足で 足を替えてもらって、、、、、 最初に 掴んでもらっていて、手は掴んでもらっていて、しっかり伸びて こうやっている状態ですね。
吸って、前の足 踵を浮かして、緩めて、吐いて、前に出す。
@疾雷刀をやる理由は、これ、もつと しんどい。それで、疾雷刀で こうやる。
気持ち的には こうやる状態。
@手はここに付けているので、握ったままで、吸って、伸ばして。足は開いたまま。
吸って、緩めて、吐いて、こう曲げて下さい。
ここを押してもいかないし、ここから
こういっても いかない。
@疾雷刀で こう 吸う。手は ここですよ、本当はこうやっている感じですね。
吸って、緩めて、吐きながら、やって下さい。
<5.疾雷刀>
@次は一緒です。さっきより ややこしくない。
次は疾雷刀でやる。ここから 吸って、同じように。吸って、緩めて、吐きながら前にいって、只、これだけです。
@さっきは、一歩使ったので、上手くいった。
さっきは、ここから 吸って、緩めて、吐きながら前にいきましが、次は一緒。
セイガンから 吸って、後ろにのけぞって、緩めて 吐きながら 前にいく、これだけです。
<6.指導>
@次は もう、これ、セイガンの
吸って、緩めて、吐きながら、前にいくのを 次は この状態で、吸って、緩めて、押すか 押さないかくらいのところで 肘だけ出す。 手を。 それだけです。
@これを 普通に こういっても きてくれない。
@吸って、緩めて、フーといって、相手が後ろに崩れるかどうか、というところで止めておいて、左、、、
@吸って、緩めて、フーと前にいって、崩れるかどうかというくらいに こう引いてやります。
@吸って、緩めて、フーといって、いくか いかないかというところで こちらに引く。
@吸って、このまま動いても、来てくれるのです、
@吸って、緩めて、フーといくところで、こう 引いてやります。
@押しているとか、押さないとか という話しではない。押している、ということは引ける ということ。相手を押せるということは、引けるということです。
だから、相手の抵抗を見て、相手が抵抗しているこの力よりも 自分が勝っているから 相手を押しているわけではない。
こう 相手が押している力を 自分の力と合わせて、で、相手は押していない、この状態。押していないから 引けるわけ。 引けるし、押せる。
だから、発想を、相手が押してくるから、押し返すとか、そういう発想を変える。
<7.指導>
@しっかり後ろにのけぞって、のけぞるときに そうすると緩むから 緩ます。
しっかり 入れたら こう ラスト 返すときに
@緩めて、吐いていくときに、これも 押したらけれども、押さないで吸って、のけぞるけれど、相手、ここで留めて、吸って、緩めて、こういったら 前にいくけれども このまま滑らして、そー、いったん相手に いてなかったら、こういって、こういって、こういくのだけれども、ここから、スパンと
、
<8.射程距離>
@薙刀は射程距離が長い。相手に。射程距離が長いと どういう構えになるかというと、射程距離が短い剣では、同じセイガンでも この程度です。射程距離が長くなると、人間の身体は自然と深くなっていく。
どう違うのか というと、例えば 直セイガンに構えてもらって、こう、ある一定の深さになる。
握って、前に少し倒れ込むくらいの角度になる。
@このときの ここの構えと、地面・水平に対して 身体がどの程度前に倒れているか見ていてください。これくらいです。
@それで、獲物が違って、同じ負荷がかかっていると、これ(薙刀)、長くなりました。
同じ負荷がかかります。持って 前に倒れると 自然と前に倒れてきます。これが獲物の違いなのです。
@これで セイガンになると、もう これ 持たれた段階で かなり前になっている。
これが射程距離の違いです。このまま 引いてもらう。
@それで、新影流などもそのようですが、そのうちの剣術では、結局 短いものなのだが、長い射程のシンセイ、身体の勢い、シンセイを取って、これで もう 常に 入っている状態なのです。押せない。グッと 両のそこを効かしたら 前に入れない状態です、このなかの。この状態で、MAXまできて、前にグッといれて 引く。
(滋賀から参加の初心者)
世話役です。
いつも稽古内容を投稿して頂きありがとうございます。
この内容を読んで思うことは、読んでいるだけでは全くなんの稽古なのか想像
できないということです。
吸って、緩めて、吐く等のワードはありますが、ここをこうやって截る等やこう避ける等のワードはありません。
本当に剣術の稽古なのかなと思えますが、これが一番大切だと考えています。
剣術ででしか用いれないものは、合気ではありません。
例えば、植木に水をやる如雨露、ドアノブ、ビジネスバック、階段の手すり等を持つその時に、いたるところで合気が発動し、剣術にならなければいけません。
私達が截るのは、相手ではなく、調和を省みずに不条理に体を使おうとする自分なのではないかと思います。
吸って、緩めて、吐く等のワードはありますが、ここをこうやって截る等やこう避ける等のワードはありません。
本当に剣術の稽古なのかなと思えますが、これが一番大切だと考えています。
剣術ででしか用いれないものは、合気ではありません。
例えば、植木に水をやる如雨露、ドアノブ、ビジネスバック、階段の手すり等を持つその時に、いたるところで合気が発動し、剣術にならなければいけません。
私達が截るのは、相手ではなく、調和を省みずに不条理に体を使おうとする自分なのではないかと思います。
by shinonomeaiki
| 2015-11-18 06:28
| 定例稽古
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