YS さんからの第二十八回研究会メモ
合気観照塾東雲道場
世話役 様
内容: K先生から「積極的にフセグ」の指導を受けた。
(第二十八回研究会)
期日: 2016年3月13日(日)13時~
<模範演技>
@要は、モノウチがどこにあるか、ということです。
@要は、手が平行になっているかどうか。
@それで、真っ直ぐに打てば「雷刀」になる。
@真ん中、ワキメをそのままにしておいて、こう浮かして、少し上がるくらい、
これが「横雷刀」
@それで、もう一回 雷刀に持ち替えて、ここを中心にして反対に廻すと
この型にはないが、「横雷刀の逆」です。
@このとき、いかに きちんと持っているかです。
@左手だけ それでモノウチのところを少し上げるくらい。こうやっていると、
指の股のところに引っ掛かって、あとは薬指、中指に引っ掛けて、小指は曲る、
引っ掛かっているという。これだけで、楽に動かせる。
@これが、もう一回 雷刀です。それから、横雷刀。これが こう自由に動く。
これが このまま こう下がると「屋根を作ったり」とか。
@このときに、刃が上を向いているかどうか、モノウチが真ん中にあるか
どうか、
@右の方は、手がクロスしているから、案外 決まる。左は 手がクロスして
いないから 結構ずれやすい。それと、肘の位置が上がると駄目。それで、
ちゃんと真上にもってきて。
@基本は「雷刀」で、これが 外を向くと 手はクロスしていない。これで、
手の甲は「ハッソウ」。だから、ハッソウの位置は これが こうなっている
だけです。
@反対にすると、こっちはクロスしていないです。でも こちらの刃筋と一緒です。
すると、このまま 切れば、相手を切れないといけないわけです。刃が向うを
向いたり、こうなったりすれば こちらしか できないです。
@だから、屋根をきちんと作れて、これをひっくり返せば「ハッソウ」で、
そのまま
@だから、何故 ヤマを作るのを きちんとやっているかというと、肘が真ん中に
あって、この上に モノウチがなかったら、刃が向いているのです。足を上げたら、
こう いく。これで、その場で ヤマを作って、そこから 今度は 手がパーンと
はじけると、ハッソーになる。だから、はじけた途端に切れないといけないわけ
です。
@要するに、刃が向いた方を上げたときに 落ちるところが もう決まっている
わけです。
@だから、ここを きちんとしておかないと、ハッソウにはならない。どちらも、
このクロスしているところからいくと 案外やりやすい。クロスしているところ
から 逆にやる。
@こちらは、ヤマを作ってクロスいるところから、ここだけを反対にすれば、
ハッソウになる。
@それが、だから「相懸け流し」でしょう、「相懸け返し」でしょう。
@それで、こうクロスする。手がクロスする。刃がどちらを向いているか。
だから、ここで こう かじっているわけです。
@すると、先程、何故に「雷刀」から これをやったか、ですね。全て一緒です。
@それで、これと 真ん中で屋根を作れて、この手を放せば、ハッソウになる。
それだけですよ。ところが、皆さんは、変に こうやってしまうのです。
本当は こっちは、こう 離れている。こう やったら ハッソウ。ここから
こうやったら、屋根が作れないと駄目なのです。それが 一番シンプルです。
@ということは、ワケメを押さえないと いけないわけです。ワケメとモノウチの
意識がないと。きちんと、真ん中に来ているかどうかとか、クロスしている
モノウチが きちんと真ん中に来ているかどうか とか。
@それで、それを 真っ直ぐ中段ですよね。それで クロスさせると 引っ付か
ないですけれど、セイガンですよね。逆のセイガンですよね。こっちが 順の
セイガンですよね。それが、こういうふうに「和卜」。これが上でやれば
「屋根を作る」です。それを 相手の雷刀の手首に付けてやる。それが
「捻り込み」の練習です。
@だから、本当にこれが基本で、こうならない。それで「雷刀」、「逆の横雷刀」、
これが基本です。すると、全部 できるのです。
@何故、ハッソウが 皆 違うところへいくのかな? これがきっちりできれば、
できるはずだ。他には 何もしていないですよね。こうしているだけでしょう。
手が、右にして、立っています。そうです。それで、セイガン。おなじことです
からね。これが真っ直ぐ。順のセイガン、逆のセイガン。さっきと 全くおなじ
ですよね。とうことは、要は、この中を守っているだけなのです。
@それが、下段になると、今度は 足を守るだけです。右足、左足、こちらは
クロスしています。こちらはクロスしていない。
@それから、もっと 相手の体勢を こう
Q:肘は 丸まっている?
A:肘は 丸まっている。中国のブソーのホーケイと同じ。要するに、こうなると
崩れるけれども ちゃんと カーブさせていると 押さえても 外側も内側
も崩れない。
@だから、今、言っているのは、フセグということを 先ず ちゃんと。
@只、フセイだ瞬間に、例えば、バーンと ときに 刃筋が決まって、直ぐに次
も打てないとか、追いかけていったやつを たり、とかというのは、自由に
動けないと駄目なわけです。
@だから、新陰流の場合は、基本的には 後出しジャンケンですから、微妙な
後出しができる勝ち方と、周りが 取り敢えず止めるという。一番極端なのは、
@だから、 これと セイガンとは、中間でこうやって叩く。
これも圧倒的な対抗手段ですけれども、これを 後で叩いているのですけれども、
のが こうです。
<指導1>
@肘の上に載せる。もっと下、もっと下、それくらい、そこまで 落ちてくる。
これが、まー 中段といっています。それが、どういう形かという、それを
又、その上を、微妙に ここを受けるように。ここをずーと意識させている
わけです。だから、どの位置でも、それで そのまま下げれば、何も変わって
いないのです。
@要は、この中にいて、どうやって止めているか、です。ですから、構えという
よりも、この中を守るポイントで、どういう身勢、身体の使い方、おへその
動き方をするか、それで おへそが どちらにでも ちゃんと向ければ、
結局、転(マロバシ)とか、そこから立て替えれば、和卜(カボク)にやれる
わけです。
@だから、両サイド、本当は もっとこれだけ もっと身体を相手の方に向ける。
身体を向ける練習なのです。
@そういうふうに、相手の中心に 身体をいつも置けるということが、積極的に
フセグということです。
@それから、真ん中を、要するに 真っ直ぐ中段です。このとき 肘が下がると
落ちてしまう。それを 今度はセイガンで、歩法で 捻り込みをやる。
@捻り込みの練習というのは、立て替えでも、、、 ですから このラインで
攻めて下さい。真ん中、コノラインで攻めて下さい。相手の首を意識して。
<指導2>
@モノウチが大事です。そのとき 捻じれるから。右肩上りです。そのまま、
そうです。こっちで この、 そのとき 足が滑るから、真ん中を振るように
して、そういうことです。
@城郭勢というのは、相手の腰から脇までを切り上げるというラインで、肘は
真っ直ぐ伸ばして 少し緩めて モノウチがこの中に、それが城郭勢。
これが 順の城郭勢。
@それで、これも 結局は こう こちらを上げれば セイガンです。
@こうやって、何をしているか、といえば これを餌にしたり、こう当てたら
こちらを餌にしたり、ちょっと上げたら、頭を餌にしたり。
だから、構えということで 固定しない。
@だから、城郭勢、、こういう感じで ここが少し回転。ハッソウで この中
に自分が入る。そのまま 上げたら 相掛けれる。それと 相掛けたとき、
この角度がこうなったのでは 負ける。だから、相掛けたときに 30度くらい
になるように出していくように作っておかないといけない。
@それと 肩をちゃんと守れる。こうなっていると 抜けてしまう。それで、
角度が こう小さい。ここに当てて そのまま出せば、、、。
@私(先生)が習ったとき、一度だけ 立ち会いができる。「違う!」と
「そのまま上げて!」としか 言わない。どの そのままなのか 分から
なかった。ちゃんとすれば、要するに そのまま上げたり、そのままに回転
させたり、という事ですが、何も分からなかった。
Q:逆の城郭勢と深櫓勢(シンエンセイ)とは どれくらいの違いがあるか?
A:だから、要するに ちょっと離したらの程度です。逆の城郭勢は、これは
何かというと、実は、このまま こう受けるでしょう。手を放すでしょう。
このまま 小転(コマロバシ)という。要するに、脇差しを持った木刀の
中に、入って、付けるとかのそちらの練習です。
ですから、脇差しを持っていても、こうやって構えたりするけれども
気持ちはここに限界がある。だから、このまま、 そういうふうに
又、慣れてきたら、小転(コマロバシ)をやりたいと思っている。
只、その前に、重要なのは、中段もやっておくと、その 中段の城郭勢、
逆の城郭勢もあるのです。 止めて、それで、足を引く、それだけですが。
Q:これで、大きく 身体を、、、、
A:そういうのが 中段14勢に入っているから、中段の方が、、、をやる。
@でも、少なくとも 今やったような身勢の作り方も 基本は分かっている方が。
それを作る基本が相対稽古なのです。
@そういうことです。本当に この中に入っている。その度々に 間に合った
この回転だけ やっていると 軸はぶれないのです。そこに、これと これが
こうついているだけです。
@すると、剣が ちゃんと 元のここにあります。そのまま 伸ばす。こちらへ
いったときに そのまま 伸ばす。
@只、そのままですけれど、全く分からないで「そのまま」と言われたら
非常に困るわけです。
@それで、こちらへ来たときだけ、抜ける、除ける、か 止める、をしないと
いけない。
@上げたときには 落ちるところが決まっている。だから、速い。だから、
後出しで勝てるというのが 一番の基本である。
@もう、このまま 落とせば 勝てる。そういう事です。だから、こうなって
いても、相手の中心を こう立てて スパッと切れないと駄目なわけです。
@それから、手で切るのではなくて、剣が落ちていくのを 止める。その練習を、
スイシャセイ とか、ということだと思います。
@だから、形を覚えるのではなくて、その中に 自分の身体で除ければ、剣は
そこへ落ちていく。
@そのときに、この こちらのクロスへと、手の中の「引きと攻め」が一致
すると、ちゃんと 手の中の緩みがとれるわけです。
<指導3>
@そうです。そういう事なのです。だから、こちらが先ではなくて、こちらから
こう攻めるのです。
@だから、切ろうとか、何とか思わないで、この刀が いったりきたりするのを
邪魔しない。
@それで 手も 持ち替える。手を持ち替えると、握っていない。そこが杖の
面白いところ。それが、だから 必勝とかの、、、。
@最初は できるだけ、斜めにしないで、真ん中から ずーと セイガンの位置
までいって そこから 落ちてくるのを 邪魔しないで引く。そういう練習です。
@それで、今度は、吸って・緩めて・吐いて、、、、刀をキャッチボール、小さく
キャッチボール。持ち替える。吸って・緩めて・吐いて、、、、これをやって
止まっているときにヒュッと持ち替える。すると、絶対に握らない。それで、
刀の邪魔をしない。
@それで、木刀の細いのを使ったり とか、いろいろなことをやる。それでは、
木刀を順番に送っていきます。
世話役 様
内容: K先生から「積極的にフセグ」の指導を受けた。
(第二十八回研究会)
期日: 2016年3月13日(日)13時~
<模範演技>
@要は、モノウチがどこにあるか、ということです。
@要は、手が平行になっているかどうか。
@それで、真っ直ぐに打てば「雷刀」になる。
@真ん中、ワキメをそのままにしておいて、こう浮かして、少し上がるくらい、
これが「横雷刀」
@それで、もう一回 雷刀に持ち替えて、ここを中心にして反対に廻すと
この型にはないが、「横雷刀の逆」です。
@このとき、いかに きちんと持っているかです。
@左手だけ それでモノウチのところを少し上げるくらい。こうやっていると、
指の股のところに引っ掛かって、あとは薬指、中指に引っ掛けて、小指は曲る、
引っ掛かっているという。これだけで、楽に動かせる。
@これが、もう一回 雷刀です。それから、横雷刀。これが こう自由に動く。
これが このまま こう下がると「屋根を作ったり」とか。
@このときに、刃が上を向いているかどうか、モノウチが真ん中にあるか
どうか、
@右の方は、手がクロスしているから、案外 決まる。左は 手がクロスして
いないから 結構ずれやすい。それと、肘の位置が上がると駄目。それで、
ちゃんと真上にもってきて。
@基本は「雷刀」で、これが 外を向くと 手はクロスしていない。これで、
手の甲は「ハッソウ」。だから、ハッソウの位置は これが こうなっている
だけです。
@反対にすると、こっちはクロスしていないです。でも こちらの刃筋と一緒です。
すると、このまま 切れば、相手を切れないといけないわけです。刃が向うを
向いたり、こうなったりすれば こちらしか できないです。
@だから、屋根をきちんと作れて、これをひっくり返せば「ハッソウ」で、
そのまま
@だから、何故 ヤマを作るのを きちんとやっているかというと、肘が真ん中に
あって、この上に モノウチがなかったら、刃が向いているのです。足を上げたら、
こう いく。これで、その場で ヤマを作って、そこから 今度は 手がパーンと
はじけると、ハッソーになる。だから、はじけた途端に切れないといけないわけ
です。
@要するに、刃が向いた方を上げたときに 落ちるところが もう決まっている
わけです。
@だから、ここを きちんとしておかないと、ハッソウにはならない。どちらも、
このクロスしているところからいくと 案外やりやすい。クロスしているところ
から 逆にやる。
@こちらは、ヤマを作ってクロスいるところから、ここだけを反対にすれば、
ハッソウになる。
@それが、だから「相懸け流し」でしょう、「相懸け返し」でしょう。
@それで、こうクロスする。手がクロスする。刃がどちらを向いているか。
だから、ここで こう かじっているわけです。
@すると、先程、何故に「雷刀」から これをやったか、ですね。全て一緒です。
@それで、これと 真ん中で屋根を作れて、この手を放せば、ハッソウになる。
それだけですよ。ところが、皆さんは、変に こうやってしまうのです。
本当は こっちは、こう 離れている。こう やったら ハッソウ。ここから
こうやったら、屋根が作れないと駄目なのです。それが 一番シンプルです。
@ということは、ワケメを押さえないと いけないわけです。ワケメとモノウチの
意識がないと。きちんと、真ん中に来ているかどうかとか、クロスしている
モノウチが きちんと真ん中に来ているかどうか とか。
@それで、それを 真っ直ぐ中段ですよね。それで クロスさせると 引っ付か
ないですけれど、セイガンですよね。逆のセイガンですよね。こっちが 順の
セイガンですよね。それが、こういうふうに「和卜」。これが上でやれば
「屋根を作る」です。それを 相手の雷刀の手首に付けてやる。それが
「捻り込み」の練習です。
@だから、本当にこれが基本で、こうならない。それで「雷刀」、「逆の横雷刀」、
これが基本です。すると、全部 できるのです。
@何故、ハッソウが 皆 違うところへいくのかな? これがきっちりできれば、
できるはずだ。他には 何もしていないですよね。こうしているだけでしょう。
手が、右にして、立っています。そうです。それで、セイガン。おなじことです
からね。これが真っ直ぐ。順のセイガン、逆のセイガン。さっきと 全くおなじ
ですよね。とうことは、要は、この中を守っているだけなのです。
@それが、下段になると、今度は 足を守るだけです。右足、左足、こちらは
クロスしています。こちらはクロスしていない。
@それから、もっと 相手の体勢を こう
Q:肘は 丸まっている?
A:肘は 丸まっている。中国のブソーのホーケイと同じ。要するに、こうなると
崩れるけれども ちゃんと カーブさせていると 押さえても 外側も内側
も崩れない。
@だから、今、言っているのは、フセグということを 先ず ちゃんと。
@只、フセイだ瞬間に、例えば、バーンと ときに 刃筋が決まって、直ぐに次
も打てないとか、追いかけていったやつを たり、とかというのは、自由に
動けないと駄目なわけです。
@だから、新陰流の場合は、基本的には 後出しジャンケンですから、微妙な
後出しができる勝ち方と、周りが 取り敢えず止めるという。一番極端なのは、
@だから、 これと セイガンとは、中間でこうやって叩く。
これも圧倒的な対抗手段ですけれども、これを 後で叩いているのですけれども、
のが こうです。
<指導1>
@肘の上に載せる。もっと下、もっと下、それくらい、そこまで 落ちてくる。
これが、まー 中段といっています。それが、どういう形かという、それを
又、その上を、微妙に ここを受けるように。ここをずーと意識させている
わけです。だから、どの位置でも、それで そのまま下げれば、何も変わって
いないのです。
@要は、この中にいて、どうやって止めているか、です。ですから、構えという
よりも、この中を守るポイントで、どういう身勢、身体の使い方、おへその
動き方をするか、それで おへそが どちらにでも ちゃんと向ければ、
結局、転(マロバシ)とか、そこから立て替えれば、和卜(カボク)にやれる
わけです。
@だから、両サイド、本当は もっとこれだけ もっと身体を相手の方に向ける。
身体を向ける練習なのです。
@そういうふうに、相手の中心に 身体をいつも置けるということが、積極的に
フセグということです。
@それから、真ん中を、要するに 真っ直ぐ中段です。このとき 肘が下がると
落ちてしまう。それを 今度はセイガンで、歩法で 捻り込みをやる。
@捻り込みの練習というのは、立て替えでも、、、 ですから このラインで
攻めて下さい。真ん中、コノラインで攻めて下さい。相手の首を意識して。
<指導2>
@モノウチが大事です。そのとき 捻じれるから。右肩上りです。そのまま、
そうです。こっちで この、 そのとき 足が滑るから、真ん中を振るように
して、そういうことです。
@城郭勢というのは、相手の腰から脇までを切り上げるというラインで、肘は
真っ直ぐ伸ばして 少し緩めて モノウチがこの中に、それが城郭勢。
これが 順の城郭勢。
@それで、これも 結局は こう こちらを上げれば セイガンです。
@こうやって、何をしているか、といえば これを餌にしたり、こう当てたら
こちらを餌にしたり、ちょっと上げたら、頭を餌にしたり。
だから、構えということで 固定しない。
@だから、城郭勢、、こういう感じで ここが少し回転。ハッソウで この中
に自分が入る。そのまま 上げたら 相掛けれる。それと 相掛けたとき、
この角度がこうなったのでは 負ける。だから、相掛けたときに 30度くらい
になるように出していくように作っておかないといけない。
@それと 肩をちゃんと守れる。こうなっていると 抜けてしまう。それで、
角度が こう小さい。ここに当てて そのまま出せば、、、。
@私(先生)が習ったとき、一度だけ 立ち会いができる。「違う!」と
「そのまま上げて!」としか 言わない。どの そのままなのか 分から
なかった。ちゃんとすれば、要するに そのまま上げたり、そのままに回転
させたり、という事ですが、何も分からなかった。
Q:逆の城郭勢と深櫓勢(シンエンセイ)とは どれくらいの違いがあるか?
A:だから、要するに ちょっと離したらの程度です。逆の城郭勢は、これは
何かというと、実は、このまま こう受けるでしょう。手を放すでしょう。
このまま 小転(コマロバシ)という。要するに、脇差しを持った木刀の
中に、入って、付けるとかのそちらの練習です。
ですから、脇差しを持っていても、こうやって構えたりするけれども
気持ちはここに限界がある。だから、このまま、 そういうふうに
又、慣れてきたら、小転(コマロバシ)をやりたいと思っている。
只、その前に、重要なのは、中段もやっておくと、その 中段の城郭勢、
逆の城郭勢もあるのです。 止めて、それで、足を引く、それだけですが。
Q:これで、大きく 身体を、、、、
A:そういうのが 中段14勢に入っているから、中段の方が、、、をやる。
@でも、少なくとも 今やったような身勢の作り方も 基本は分かっている方が。
それを作る基本が相対稽古なのです。
@そういうことです。本当に この中に入っている。その度々に 間に合った
この回転だけ やっていると 軸はぶれないのです。そこに、これと これが
こうついているだけです。
@すると、剣が ちゃんと 元のここにあります。そのまま 伸ばす。こちらへ
いったときに そのまま 伸ばす。
@只、そのままですけれど、全く分からないで「そのまま」と言われたら
非常に困るわけです。
@それで、こちらへ来たときだけ、抜ける、除ける、か 止める、をしないと
いけない。
@上げたときには 落ちるところが決まっている。だから、速い。だから、
後出しで勝てるというのが 一番の基本である。
@もう、このまま 落とせば 勝てる。そういう事です。だから、こうなって
いても、相手の中心を こう立てて スパッと切れないと駄目なわけです。
@それから、手で切るのではなくて、剣が落ちていくのを 止める。その練習を、
スイシャセイ とか、ということだと思います。
@だから、形を覚えるのではなくて、その中に 自分の身体で除ければ、剣は
そこへ落ちていく。
@そのときに、この こちらのクロスへと、手の中の「引きと攻め」が一致
すると、ちゃんと 手の中の緩みがとれるわけです。
<指導3>
@そうです。そういう事なのです。だから、こちらが先ではなくて、こちらから
こう攻めるのです。
@だから、切ろうとか、何とか思わないで、この刀が いったりきたりするのを
邪魔しない。
@それで 手も 持ち替える。手を持ち替えると、握っていない。そこが杖の
面白いところ。それが、だから 必勝とかの、、、。
@最初は できるだけ、斜めにしないで、真ん中から ずーと セイガンの位置
までいって そこから 落ちてくるのを 邪魔しないで引く。そういう練習です。
@それで、今度は、吸って・緩めて・吐いて、、、、刀をキャッチボール、小さく
キャッチボール。持ち替える。吸って・緩めて・吐いて、、、、これをやって
止まっているときにヒュッと持ち替える。すると、絶対に握らない。それで、
刀の邪魔をしない。
@それで、木刀の細いのを使ったり とか、いろいろなことをやる。それでは、
木刀を順番に送っていきます。
(滋賀より参加の初心者)
by shinonomeaiki
| 2016-03-28 06:54
| YS さんの稽古メモ
|
Comments(0)
S | M | T | W | T | F | S |
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
31 |
以前の記事
2023年 12月
2022年 07月
2022年 01月
2021年 12月
2021年 11月
2021年 09月
2021年 08月
2021年 07月
2021年 05月
2021年 04月
2021年 03月
2020年 12月
2020年 11月
2020年 10月
2020年 09月
2020年 08月
2020年 07月
2020年 06月
2020年 03月
2020年 02月
2020年 01月
2019年 12月
2019年 11月
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2022年 07月
2022年 01月
2021年 12月
2021年 11月
2021年 09月
2021年 08月
2021年 07月
2021年 05月
2021年 04月
2021年 03月
2020年 12月
2020年 11月
2020年 10月
2020年 09月
2020年 08月
2020年 07月
2020年 06月
2020年 03月
2020年 02月
2020年 01月
2019年 12月
2019年 11月
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
お気に入りブログ
最新のコメント
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
ブログパーツ
最新の記事
合気観照塾東雲道場 |
at 2023-12-31 23:59 |
グループ |
at 2023-12-25 22:00 |
第11回勉強会 東雲十四勢 |
at 2022-07-29 16:36 |
新年、師範からの補足です。 |
at 2022-01-10 10:18 |
道場訓 |
at 2022-01-05 15:41 |