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合気観照塾東雲道場

YS さんからの第二十八回研究会メモ

合気観照塾東雲道場 
世話役 様
    内容: K先生から「積極的にフセグ」の指導を受けた。
       (第二十八回研究会)
    期日: 2016年3月13日(日)13時~

<模範演技>
@要は、モノウチがどこにあるか、ということです。
@要は、手が平行になっているかどうか。
@それで、真っ直ぐに打てば「雷刀」になる。
@真ん中、ワキメをそのままにしておいて、こう浮かして、少し上がるくらい、
 これが「横雷刀」
@それで、もう一回  雷刀に持ち替えて、ここを中心にして反対に廻すと 
 この型にはないが、「横雷刀の逆」です。
@このとき、いかに きちんと持っているかです。
@左手だけ それでモノウチのところを少し上げるくらい。こうやっていると、
 指の股のところに引っ掛かって、あとは薬指、中指に引っ掛けて、小指は曲る、
 引っ掛かっているという。これだけで、楽に動かせる。
@これが、もう一回 雷刀です。それから、横雷刀。これが こう自由に動く。
 これが このまま こう下がると「屋根を作ったり」とか。
@このときに、刃が上を向いているかどうか、モノウチが真ん中にあるか
 どうか、
@右の方は、手がクロスしているから、案外 決まる。左は 手がクロスして
 いないから 結構ずれやすい。それと、肘の位置が上がると駄目。それで、
 ちゃんと真上にもってきて。
@基本は「雷刀」で、これが 外を向くと 手はクロスしていない。これで、
 手の甲は「ハッソウ」。だから、ハッソウの位置は これが こうなっている
 だけです。
@反対にすると、こっちはクロスしていないです。でも こちらの刃筋と一緒です。
 すると、このまま 切れば、相手を切れないといけないわけです。刃が向うを
 向いたり、こうなったりすれば こちらしか できないです。
@だから、屋根をきちんと作れて、これをひっくり返せば「ハッソウ」で、
 そのまま
@だから、何故 ヤマを作るのを きちんとやっているかというと、肘が真ん中に
 あって、この上に モノウチがなかったら、刃が向いているのです。足を上げたら、
 こう いく。これで、その場で ヤマを作って、そこから 今度は 手がパーンと
 はじけると、ハッソーになる。だから、はじけた途端に切れないといけないわけ
 です。
@要するに、刃が向いた方を上げたときに 落ちるところが もう決まっている
 わけです。

@だから、ここを きちんとしておかないと、ハッソウにはならない。どちらも、
 このクロスしているところからいくと 案外やりやすい。クロスしているところ
 から 逆にやる。
@こちらは、ヤマを作ってクロスいるところから、ここだけを反対にすれば、
 ハッソウになる。
@それが、だから「相懸け流し」でしょう、「相懸け返し」でしょう。

@それで、こうクロスする。手がクロスする。刃がどちらを向いているか。
 だから、ここで こう かじっているわけです。
@すると、先程、何故に「雷刀」から これをやったか、ですね。全て一緒です。
@それで、これと 真ん中で屋根を作れて、この手を放せば、ハッソウになる。
 それだけですよ。ところが、皆さんは、変に こうやってしまうのです。
 本当は こっちは、こう 離れている。こう やったら ハッソウ。ここから 
 こうやったら、屋根が作れないと駄目なのです。それが 一番シンプルです。
@ということは、ワケメを押さえないと いけないわけです。ワケメとモノウチの
 意識がないと。きちんと、真ん中に来ているかどうかとか、クロスしている
 モノウチが きちんと真ん中に来ているかどうか とか。
@それで、それを 真っ直ぐ中段ですよね。それで クロスさせると 引っ付か
 ないですけれど、セイガンですよね。逆のセイガンですよね。こっちが 順の
 セイガンですよね。それが、こういうふうに「和卜」。これが上でやれば
 「屋根を作る」です。それを 相手の雷刀の手首に付けてやる。それが
 「捻り込み」の練習です。

@だから、本当にこれが基本で、こうならない。それで「雷刀」、「逆の横雷刀」、
 これが基本です。すると、全部 できるのです。
@何故、ハッソウが 皆 違うところへいくのかな? これがきっちりできれば、
 できるはずだ。他には 何もしていないですよね。こうしているだけでしょう。
 手が、右にして、立っています。そうです。それで、セイガン。おなじことです
 からね。これが真っ直ぐ。順のセイガン、逆のセイガン。さっきと 全くおなじ
 ですよね。とうことは、要は、この中を守っているだけなのです。
@それが、下段になると、今度は 足を守るだけです。右足、左足、こちらは
 クロスしています。こちらはクロスしていない。
@それから、もっと 相手の体勢を こう

Q:肘は 丸まっている?
A:肘は 丸まっている。中国のブソーのホーケイと同じ。要するに、こうなると 
  崩れるけれども ちゃんと カーブさせていると 押さえても 外側も内側
  も崩れない。

@だから、今、言っているのは、フセグということを 先ず ちゃんと。
@只、フセイだ瞬間に、例えば、バーンと ときに 刃筋が決まって、直ぐに次
 も打てないとか、追いかけていったやつを   たり、とかというのは、自由に
 動けないと駄目なわけです。
@だから、新陰流の場合は、基本的には 後出しジャンケンですから、微妙な
 後出しができる勝ち方と、周りが 取り敢えず止めるという。一番極端なのは、
@だから、   これと セイガンとは、中間でこうやって叩く。
 これも圧倒的な対抗手段ですけれども、これを 後で叩いているのですけれども、 
    
     のが こうです。

<指導1> 
@肘の上に載せる。もっと下、もっと下、それくらい、そこまで 落ちてくる。
 これが、まー 中段といっています。それが、どういう形かという、それを 
 又、その上を、微妙に ここを受けるように。ここをずーと意識させている
 わけです。だから、どの位置でも、それで そのまま下げれば、何も変わって
 いないのです。

@要は、この中にいて、どうやって止めているか、です。ですから、構えという
 よりも、この中を守るポイントで、どういう身勢、身体の使い方、おへその
 動き方をするか、それで おへそが どちらにでも ちゃんと向ければ、
 結局、転(マロバシ)とか、そこから立て替えれば、和卜(カボク)にやれる
 わけです。
@だから、両サイド、本当は もっとこれだけ もっと身体を相手の方に向ける。
 身体を向ける練習なのです。
@そういうふうに、相手の中心に 身体をいつも置けるということが、積極的に
 フセグということです。
@それから、真ん中を、要するに 真っ直ぐ中段です。このとき 肘が下がると 
 落ちてしまう。それを 今度はセイガンで、歩法で 捻り込みをやる。
@捻り込みの練習というのは、立て替えでも、、、 ですから このラインで
 攻めて下さい。真ん中、コノラインで攻めて下さい。相手の首を意識して。

<指導2>
@モノウチが大事です。そのとき 捻じれるから。右肩上りです。そのまま、
 そうです。こっちで この、 そのとき 足が滑るから、真ん中を振るように
 して、そういうことです。

@城郭勢というのは、相手の腰から脇までを切り上げるというラインで、肘は
 真っ直ぐ伸ばして 少し緩めて モノウチがこの中に、それが城郭勢。
 これが 順の城郭勢。
@それで、これも 結局は こう こちらを上げれば セイガンです。
@こうやって、何をしているか、といえば これを餌にしたり、こう当てたら 
 こちらを餌にしたり、ちょっと上げたら、頭を餌にしたり。 
 だから、構えということで 固定しない。
@だから、城郭勢、、こういう感じで ここが少し回転。ハッソウで この中
 に自分が入る。そのまま 上げたら 相掛けれる。それと 相掛けたとき、
 この角度がこうなったのでは 負ける。だから、相掛けたときに 30度くらい
 になるように出していくように作っておかないといけない。
@それと 肩をちゃんと守れる。こうなっていると 抜けてしまう。それで、
 角度が こう小さい。ここに当てて そのまま出せば、、、。
@私(先生)が習ったとき、一度だけ 立ち会いができる。「違う!」と
 「そのまま上げて!」としか 言わない。どの そのままなのか 分から
 なかった。ちゃんとすれば、要するに そのまま上げたり、そのままに回転
 させたり、という事ですが、何も分からなかった。

Q:逆の城郭勢と深櫓勢(シンエンセイ)とは どれくらいの違いがあるか?
A:だから、要するに ちょっと離したらの程度です。逆の城郭勢は、これは
  何かというと、実は、このまま こう受けるでしょう。手を放すでしょう。
  このまま 小転(コマロバシ)という。要するに、脇差しを持った木刀の
  中に、入って、付けるとかのそちらの練習です。
  ですから、脇差しを持っていても、こうやって構えたりするけれども 
  気持ちはここに限界がある。だから、このまま、   そういうふうに    
  又、慣れてきたら、小転(コマロバシ)をやりたいと思っている。
  只、その前に、重要なのは、中段もやっておくと、その 中段の城郭勢、
  逆の城郭勢もあるのです。  止めて、それで、足を引く、それだけですが。

Q:これで、大きく 身体を、、、、
A:そういうのが 中段14勢に入っているから、中段の方が、、、をやる。

@でも、少なくとも 今やったような身勢の作り方も 基本は分かっている方が。
 それを作る基本が相対稽古なのです。
@そういうことです。本当に この中に入っている。その度々に 間に合った 
 この回転だけ やっていると 軸はぶれないのです。そこに、これと これが 
 こうついているだけです。
@すると、剣が ちゃんと 元のここにあります。そのまま 伸ばす。こちらへ 
 いったときに そのまま 伸ばす。
@只、そのままですけれど、全く分からないで「そのまま」と言われたら
 非常に困るわけです。
@それで、こちらへ来たときだけ、抜ける、除ける、か 止める、をしないと
 いけない。

@上げたときには 落ちるところが決まっている。だから、速い。だから、
 後出しで勝てるというのが 一番の基本である。
@もう、このまま 落とせば 勝てる。そういう事です。だから、こうなって
 いても、相手の中心を こう立てて スパッと切れないと駄目なわけです。 
@それから、手で切るのではなくて、剣が落ちていくのを 止める。その練習を、
 スイシャセイ とか、ということだと思います。
@だから、形を覚えるのではなくて、その中に 自分の身体で除ければ、剣は 
 そこへ落ちていく。
@そのときに、この こちらのクロスへと、手の中の「引きと攻め」が一致
 すると、ちゃんと 手の中の緩みがとれるわけです。

<指導3>
@そうです。そういう事なのです。だから、こちらが先ではなくて、こちらから 
 こう攻めるのです。
@だから、切ろうとか、何とか思わないで、この刀が いったりきたりするのを
 邪魔しない。
@それで 手も 持ち替える。手を持ち替えると、握っていない。そこが杖の
 面白いところ。それが、だから 必勝とかの、、、。
@最初は できるだけ、斜めにしないで、真ん中から ずーと セイガンの位置
 までいって そこから 落ちてくるのを 邪魔しないで引く。そういう練習です。
@それで、今度は、吸って・緩めて・吐いて、、、、刀をキャッチボール、小さく
 キャッチボール。持ち替える。吸って・緩めて・吐いて、、、、これをやって 
 止まっているときにヒュッと持ち替える。すると、絶対に握らない。それで、
 刀の邪魔をしない。
@それで、木刀の細いのを使ったり とか、いろいろなことをやる。それでは、
 木刀を順番に送っていきます。
(滋賀より参加の初心者)





by shinonomeaiki | 2016-03-28 06:54 | YS さんの稽古メモ | Comments(0)

東雲道場は、合気修得を志す人の稽古場であり、このブログは、その人達のために稽古内容を記録化する目的で開設しました。
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