YSさんからの第四十四回研究会稽古メモ その1
合気観照塾東雲道場
世話役 様
内容:K先生から「含胸抜背」の指導を受けた。
(第四十四回研究会)
期日:2017年7月09日(日)13時~
<指導1:含胸抜背>
@開口一番、難しい単語が並んだ。
含胸抜背(ガンキョウ バッパイ)
空胸実腹(クウキョウ ジップク)
開胸張肘(カイキョウ チョウチュウ)
@今日のテーマは「抜背(バッパイ)」です。緩めて、伸びなければ 話に
ならない。これをメインでやる。
@「含胸抜背」とは、背骨を十字に伸びやかに広げる身法である。
@では、何故に「含胸抜背」を大事にしているか?
@初心者は 足だけ動いて 上体の動きが遅れるため 手振りになって
しまう。
@太刀の打ち込みに身体が乗っていく「体捌き」を身につける必要がある。
@そのためには 峰と谷(当てる場所)を意識する必要がある。
@常に剣筋を峰から谷へ通す。そのため、谷へ結ぶ峰を想定する。
<指導2:共に正座、正面から両肩を押してくる相手の上腕辺りに手の平を
当て付けて返す>
@前半の稽古は 刀を使わず、抜背を肩甲骨でやります。
@相手に両肩を掴まれたこの状態で、普通に 只 こう触っただけでは
絶対に、、
@ところが、首の位置が決まって、胸が開いて、首の位置が決まって、
肘が張れて、肩甲骨が自由に決まる位置に 力を入れていく。
@すると、一緒に。
@別に一緒に繋がらなくても 手でも ある方が分かりやすい。手は
@下から上げていって、その張りで、そうです。ウワー!
@ちょっと やってみてください。
<指導3>
@先ず、何故 ここから始めるかというと、これが なっているという。
そうですよね。
@こうすると、肩甲骨が落ちるわけです。
@ところが、これが ここまで来てしまうと 固まってしまう。ここでは
落ちない。ここなら 自由に落ちるわけです。
@落ちる位置で上げておいて、峰の位置が決まったら 中が落ちて今度は
@そいつは 中の だけです。
@これも 足を踏ん張ると 動かなくなる。
@それから、肩が開いてしまうと ガチガチになってしまう。
@胸を空。肩と肘を開いて シュットとやる。
@それで、 と肩甲骨が
@ここでは ならない。ここまで 未だ、張っていない。
@ここしか ない。ここなら、丹田と首とが一致して この間が自由に
なる。 ウワー!
<指導4:共に正座、両手首を掴んできた相手を両手の平を合わせる
ように前に伸ばし、手の平をひっくり返しながら自分の左右に
相手を引き崩す>
@今度は、これが 相手の亜門の後ろ側を意識して そこへいく。
@ベターと触ってください。右が固い。
@それで、相手の触っている力を吸収して、丹田から入って、首の位置が
決まって これが、下、真ん中、それから 亜門のところへ入れて行く。
@それで わりと ちゃんと押してくれているので、それを吸収して、
胸を開いて、肩甲骨の位置が決まる。そこで 一体感ができる。
@それを この間で吸収して、上に上げる。首の後ろを入れる。ウワー!
<指導5>
@それで、肩が自由に動けば、
@逆に こうやってもっていくと、いかない。握りしめると。
@抜いて、自由に動くように この膝が。ウワー!
<指導6>
Q:接点に対して 脱力して 一体化?
A:もちろん。触っている中から 接点を生み出すのです、本当は。どこへ
返せばよいのかという。触っているところで、右はここです。手の中心と。
それを 只、形だけ真似しても、、
Q:どこに触れられても 接点?
A:それを 合気の、、というのです。3人ずつ組んでやってみてください。
<稽古1>
@手首を返して、肘を伸ばして、手首を動かす。
@わりと 相手の後ろの して 両方で いったん 力を抜いて、
足の裏から丹田へいって、丹田から亜門へ上げて、そこから 相手の
亜門へポンと入れる。そういう感じです。
@一番感覚のない背中でやっておけば、あとはラクです。
@だから、胸と丹田で もうちょっと、
@肘、力を抜く。そうです。そこで、相手の亜門へ、そうです。
そこへ ポンと入れていく。それ 下です。上から下から、ここから
ここへ。
@そのまま ポンと後ろへ 倒れ込むように。
Q:あまり グネグネ動かすと 漏れますね?
A:漏れます。
<稽古2>
@きたやつを 吸収しておいて ここの中心を
@ね、ところが ここでやったら
@だから 瞬間 本当は 今の説明
@これで 付いた瞬間に いっとかなアカン。この中を。
<指導7:立位、後ろから両肩を押してくる相手への張肘からの
肩合気ではね返す>
@肩で その中が 前と後ろ
@相手の後ろと 自分の後ろを一致させる。
@それが 真っ直ぐいったり、上がったり、
こっちは こっちは
@形ではないのです。腕立て。
@これも 腰が入って、これが寄って、開いて 上がる。
@これで楽になって、尚且つ、肩の中で 中心をこっちと こっち
@これで 中心軸が取れる。こっち
@こっちの方が こっちを吸い込んでウワー!
<指導8>
@厚みが ここだけだと ペラペラなんです。
@この こっちが こう動いて こう ウワー!
<指導9:正座、正面から両肩を押してくる相手の前腕を軽く掴んで
肩合気で返す>
@今度は 座って、相手も座って、肩を持つ。
@これも、 これを ウワー!
@くびれても アカンでしょう。
@これが この中が伸びて、これと これが ここで伸びて、これ、首の
後ろを通して
@これが、ここで決まった状態で 力を抜いて シュッとやったときに
ここじゃない、ここへ。
@それで、これが入りながら、これが だから 段階があるのです。
1,2,3,4と いかないといけない。これは 本当は説明しては
いけないのです。 企業秘密! 呵々!
@抜いて、一つになって、寄せて、攻めて、出来る限り懐の深い、丹田。
@ちょうど よいところで お尻からグッと上げて、ね!ウワー!
@アヤ。力を抜いて、肩を抜いて、丹田を伝って、、ウワー!
@一つになって、浮かせて、これ、ちょうどよい位置は ここしかない。
要は これは、 ウワー!
@確かに落ちるでしょう。
<指導10:正座、正面から両肩を押してくる相手へ肩合気で左右に崩す>
@さっきは こういう場面でしたけれど、今度は もうこれだけで、こう
ウワー!
<応用例:Sさんが警杖を立てて 両肘を張った状態で立っている>
@ちょっと 見てくさい。
@そこで 踵を上げて、背を伸ばして そーと 押していく。
@このままずっと立っているので、一番嫌なのは、これで 首に入れても
入らない。こっちも 入らない。こっち側もいかない。
@全部 アースされている。後ろから押しても 抜けられるし、前から
押しても 抜けられる。
@立っている間 練習になる。
@こういう状態で立っているPマンには 近づかないほうがよい。
(皆で大笑い!)
世話役 様
内容:K先生から「含胸抜背」の指導を受けた。
(第四十四回研究会)
期日:2017年7月09日(日)13時~
<指導1:含胸抜背>
@開口一番、難しい単語が並んだ。
含胸抜背(ガンキョウ バッパイ)
空胸実腹(クウキョウ ジップク)
開胸張肘(カイキョウ チョウチュウ)
@今日のテーマは「抜背(バッパイ)」です。緩めて、伸びなければ 話に
ならない。これをメインでやる。
@「含胸抜背」とは、背骨を十字に伸びやかに広げる身法である。
@では、何故に「含胸抜背」を大事にしているか?
@初心者は 足だけ動いて 上体の動きが遅れるため 手振りになって
しまう。
@太刀の打ち込みに身体が乗っていく「体捌き」を身につける必要がある。
@そのためには 峰と谷(当てる場所)を意識する必要がある。
@常に剣筋を峰から谷へ通す。そのため、谷へ結ぶ峰を想定する。
<指導2:共に正座、正面から両肩を押してくる相手の上腕辺りに手の平を
当て付けて返す>
@前半の稽古は 刀を使わず、抜背を肩甲骨でやります。
@相手に両肩を掴まれたこの状態で、普通に 只 こう触っただけでは
絶対に、、
@ところが、首の位置が決まって、胸が開いて、首の位置が決まって、
肘が張れて、肩甲骨が自由に決まる位置に 力を入れていく。
@すると、一緒に。
@別に一緒に繋がらなくても 手でも ある方が分かりやすい。手は
@下から上げていって、その張りで、そうです。ウワー!
@ちょっと やってみてください。
<指導3>
@先ず、何故 ここから始めるかというと、これが なっているという。
そうですよね。
@こうすると、肩甲骨が落ちるわけです。
@ところが、これが ここまで来てしまうと 固まってしまう。ここでは
落ちない。ここなら 自由に落ちるわけです。
@落ちる位置で上げておいて、峰の位置が決まったら 中が落ちて今度は
@そいつは 中の だけです。
@これも 足を踏ん張ると 動かなくなる。
@それから、肩が開いてしまうと ガチガチになってしまう。
@胸を空。肩と肘を開いて シュットとやる。
@それで、 と肩甲骨が
@ここでは ならない。ここまで 未だ、張っていない。
@ここしか ない。ここなら、丹田と首とが一致して この間が自由に
なる。 ウワー!
<指導4:共に正座、両手首を掴んできた相手を両手の平を合わせる
ように前に伸ばし、手の平をひっくり返しながら自分の左右に
相手を引き崩す>
@今度は、これが 相手の亜門の後ろ側を意識して そこへいく。
@ベターと触ってください。右が固い。
@それで、相手の触っている力を吸収して、丹田から入って、首の位置が
決まって これが、下、真ん中、それから 亜門のところへ入れて行く。
@それで わりと ちゃんと押してくれているので、それを吸収して、
胸を開いて、肩甲骨の位置が決まる。そこで 一体感ができる。
@それを この間で吸収して、上に上げる。首の後ろを入れる。ウワー!
<指導5>
@それで、肩が自由に動けば、
@逆に こうやってもっていくと、いかない。握りしめると。
@抜いて、自由に動くように この膝が。ウワー!
<指導6>
Q:接点に対して 脱力して 一体化?
A:もちろん。触っている中から 接点を生み出すのです、本当は。どこへ
返せばよいのかという。触っているところで、右はここです。手の中心と。
それを 只、形だけ真似しても、、
Q:どこに触れられても 接点?
A:それを 合気の、、というのです。3人ずつ組んでやってみてください。
<稽古1>
@手首を返して、肘を伸ばして、手首を動かす。
@わりと 相手の後ろの して 両方で いったん 力を抜いて、
足の裏から丹田へいって、丹田から亜門へ上げて、そこから 相手の
亜門へポンと入れる。そういう感じです。
@一番感覚のない背中でやっておけば、あとはラクです。
@だから、胸と丹田で もうちょっと、
@肘、力を抜く。そうです。そこで、相手の亜門へ、そうです。
そこへ ポンと入れていく。それ 下です。上から下から、ここから
ここへ。
@そのまま ポンと後ろへ 倒れ込むように。
Q:あまり グネグネ動かすと 漏れますね?
A:漏れます。
<稽古2>
@きたやつを 吸収しておいて ここの中心を
@ね、ところが ここでやったら
@だから 瞬間 本当は 今の説明
@これで 付いた瞬間に いっとかなアカン。この中を。
<指導7:立位、後ろから両肩を押してくる相手への張肘からの
肩合気ではね返す>
@肩で その中が 前と後ろ
@相手の後ろと 自分の後ろを一致させる。
@それが 真っ直ぐいったり、上がったり、
こっちは こっちは
@形ではないのです。腕立て。
@これも 腰が入って、これが寄って、開いて 上がる。
@これで楽になって、尚且つ、肩の中で 中心をこっちと こっち
@これで 中心軸が取れる。こっち
@こっちの方が こっちを吸い込んでウワー!
<指導8>
@厚みが ここだけだと ペラペラなんです。
@この こっちが こう動いて こう ウワー!
<指導9:正座、正面から両肩を押してくる相手の前腕を軽く掴んで
肩合気で返す>
@今度は 座って、相手も座って、肩を持つ。
@これも、 これを ウワー!
@くびれても アカンでしょう。
@これが この中が伸びて、これと これが ここで伸びて、これ、首の
後ろを通して
@これが、ここで決まった状態で 力を抜いて シュッとやったときに
ここじゃない、ここへ。
@それで、これが入りながら、これが だから 段階があるのです。
1,2,3,4と いかないといけない。これは 本当は説明しては
いけないのです。 企業秘密! 呵々!
@抜いて、一つになって、寄せて、攻めて、出来る限り懐の深い、丹田。
@ちょうど よいところで お尻からグッと上げて、ね!ウワー!
@アヤ。力を抜いて、肩を抜いて、丹田を伝って、、ウワー!
@一つになって、浮かせて、これ、ちょうどよい位置は ここしかない。
要は これは、 ウワー!
@確かに落ちるでしょう。
<指導10:正座、正面から両肩を押してくる相手へ肩合気で左右に崩す>
@さっきは こういう場面でしたけれど、今度は もうこれだけで、こう
ウワー!
<応用例:Sさんが警杖を立てて 両肘を張った状態で立っている>
@ちょっと 見てくさい。
@そこで 踵を上げて、背を伸ばして そーと 押していく。
@このままずっと立っているので、一番嫌なのは、これで 首に入れても
入らない。こっちも 入らない。こっち側もいかない。
@全部 アースされている。後ろから押しても 抜けられるし、前から
押しても 抜けられる。
@立っている間 練習になる。
@こういう状態で立っているPマンには 近づかないほうがよい。
(皆で大笑い!)
by shinonomeaiki
| 2017-08-04 08:20
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