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合気観照塾東雲道場

YSさんからの第七十四回研究会稽古メモ 743

合気観照塾・東雲道場 
世話役 様
   
内容:K先生から「合気を使う」指導を受けた。
  (第七十四回研究会)
   期日: 2020年1月12日(日)13時~

S代表の第七十四回研究会稽古メモに基づき、初心者が理解
できた範囲で内容を綴ります。

<指導13:正面打ち  >
@今度は“振る”というよりも左手を押さえたら切っ先が上る。
 そこで 息を吸っていくと剣が上げる。これが真っ直ぐ。
 そこから ズーと 今度は右手の小指球で支えて、左手の
 小指くらいで引っ掛けて、身体の中、肘を前にして伸ばすと、
 身体の中が伸びます。首の位置をきちんとして 少し前傾
 して肩の鎖骨の この位置をスッと解放すると、剣が落ちて
 きます。

@今度は上げて
      吸って、吸って、緩めて、左足、
      吸って、吸って、緩めて、右足、
      吸って、吸って、緩めて、左足、
      吸って、吸って、緩めて、右足、
 というふうに。剣を手で上げないで。

@それから 剣がこうではなくて この どこなら丁度良い
 ところへ落ちてくるか。ここにあると 力を抜くとここに
 きます。 こうなっていると それと余りこうなっていると 
 ここまでの時間が無駄です。だから そういうのを 今度は
 どこが良いのか、手の内が窮屈にならないで、それで行き先
 を剣にきくことです。

@剣を慌てて降ろそうとしないで 剣が落ちてくるのを待って
 ください。鎖骨を緩めて ちょっとずれると 剣は落ちて
 きます。手首を効かせて 肩の力が抜けたら 剣は落ちて
 きます。手首が効いていないとか、手首でなんとかこねよう
 としない。

@新陰流は 手首を使わない。それから 足首もあまり使わ
 ない。そのまま肩の力を抜いたら 剣は落ちてくる。
      吸って、吸って、緩めて、吐いて。
 もう それが それくらい ゆっくりとやって、すると
 焦らなくなる。

@正面、真っ直ぐ、この時 会陰がきちんと締まっているか、
 だから自由になって後で「捩り込み」をやりますが 仙腸
 関節,それから相手の   

<指導14:正面廻し打ち  >
@今度は 真ん中、ワケメ。だからワケメを。「引きと攻め」
 でやっておいてワケメが出来ます。そのワケメが上っていって 
 クルッと回って 落ちます。今度はこっちへいったら ワケメ
 がここにある。そのまま上がっていく。

@これも わざわざ足を揃えています、少し、軸を作るために。
 これは 剣の振りかたというよりも 身体と呼吸筋で剣を
 上げて 少しずらせて 落ちてくるだけです。それで 必ず 
 ワケメがずーと真ん中にあって、落ちてくる、ワケメが真ん中
 にあって、落ちてくる、というふうに気を付けてください。

@あとは落ちてくるときは ワケメとモノウチを意識して 手首、
 肘、肩、足の裏、足首、膝、股関節、というふうに 剣を振る
 ほうに意識をいかないで 身体の中を見る練習です。

<指導15:個別に指導 >
@これを こう回るでしょう。これも 真後ろでやるのを意識
 できると 仙骨と背骨とモノウチとが合って 少しずらすと
 勝手に剣が落ちてくるのです。ところが この後ろの意識が
 無いから この辺で どこなのかなーという感じで それで 
 そのまま落ちてくるのです。

@それから 上げて、廻して、ここで この ここが身体の
 どこにあるか という意識が無かったらダメだし、こう
 倒れたらダメなわけです、ここです。これが相手に見えて
 いるから 見えているところで スポッ! と入れている。
 見えないところなのです。

Q:軌跡が違うのですか?
A:見える位置で スパッ! といくのです。もう少し楽に、
  余りバチ回しで相手をドツクのではない。それで 握ると
  肩に力が入るのです。フワッと持って 肩,肘、の力を
  抜いて、

@まあ、思い切り 力を入れてやって、しばらくしてから力を
 抜けるという稽古方法もあるのですが、変な癖が付くのです。

@感じてください、後ろ ドコ、ドコ、というふうに自分の後ろ
 を感じてください。すると制空権が広くなるから。

<指導16:袈裟廻し打ち >
@今度は これがこっちまでいったら こっちへ落ちてくる。
 こっちまでいって 袈裟。この真ん中でこう上げ、下げ、が
 基本で、それが袈裟懸けになると それが こっちへいくか、
 こっちへいくか、

@このとき 刃筋は寝ないで このまま。そのためには 反り
 が合っているわけです。それで 相手の どう打ってくるか。
 そうです。クルッと廻して だから目標があるとよいです。

@少し離れたその場で 軽くこう両足を揃えて こう 今度は
 このまま こう上がって こっち こう この力 こっちの力 
 だから このままこうきたら こういう こう 楽に逆身を
 感じる。こっち、こっちとか。それが「斬釘せっ鉄」になる。
 これで ビラン! スパン! ビラン! スパン、

@それが どこで回転するか、ここで ダラン! となって、
 すると これをこうやれば 上がってくる。こうやれば 
 ここで こうやれば 上がってくる。如何に剣を動かすか、
 です。

@こっちと、こっちと、ここで、そのくらいの方が 気が楽
 でしょう。考えるとだんだん分からなくなる。こっちと
 こっちを斬ればよいのです。全然問題ないです。そういう
 ふうに 変に倒していったりしないで、肩の力を抜いたら 
 落ちてくる処へ落ちていくから。

<指導17:中段捩り込み >
@ここから「中段捩り込み」です。これが、だから 手の内の
 「引きと攻め」とワケメ、モノウチ、それから 真ん中、
 引きと攻め、真ん中、引きと攻め。

@大事なのは 真ん中があって左、真ん中があって右、この時も
 右手だけでやると こんな感じになるのです。この時に 
 左との「引きと攻め」があるから。
 これが無いと 相対稽古でやったとき、きちんと相手の方に
 力がいかない。それが先ほどやった この動作です。

@これをきちんとやるために「真っ直ぐ中段」をやったみたい
 なものです。

<指導18:個別に指導 >
@それがキュッと出てしまう。真ん中、ズー そのときに身体が
 倒れるから 身体を真っ直ぐにしていくのだけれど 小指を
 離さない この角度 肘 そういう事なのです、ここが決まら
 ないと入られる。

@私(K先生)が こう持っていますから 捩り込んできて
 下さい。そうです、すると外れていく。反対、そうです、これ 
 自分が振られたらダメなのです。相手が反れていくくらいに 
 丁度 ライン。手の内が大事というのが分かるでしょう。

@右、前、これをこのラインで 前へズーと捩り込みして
 ください。するとこれが勝手に外れていきます。ところが 
 それを いい加減にやっていると、

 次、反対で。捩じりはこう、真っ直ぐにして、それと これと 
 下がって、こっち、下がって、こっち、というふうに 
 モノウチとワケメとがキッチリと。

 こうやると ほら そういう外れる。これをこう握ってしまう
 と 外れないでしょう。 逆にやられるわけです。だから
 「引きと攻め」との 先程の「擦過」のここを ここでやる
 ことによって 真っ直ぐから シュバッ!   ウァー!
 それと こう取れるわけです。やってみて下さい。

@こっちの方が力が入らないでしょう。これがこう こっちへ
 倒していっているから。そのまま 真っ直ぐしていて。
 届かない、全然だめでしょう。ここしか無いのです。全然
 握っていないでしょう。

 これ こう やりがちなのです。相手の中に入っていくような
 感じ。これ放してしまったら もういけない。これを ズーと
 真っ直ぐ押したまま だから腰から、手から、していくのです。 
 当てこすり! そのとき「擦過」の気持ちが、 

@真っ直ぐをこのラインで こう、これで このまま突っ込むと
 こんな感じです。これが 先程やった「擦過」で このライン
 を意識しながら ワケメとモノウチとで。この角度では
 いかないのです。この角度でもいかないのです。ここ、これが
 下がっても、ここ、 ラララララ!

@これが こう引いていないと 突っ込むと 意識です。これが
 合って 身体がきちんとなって 尚且つ サッといくわけです。
 それで それが出来れば 今度は これで相手がずれたら その
 まま外せる。それから 上から来てもそのまま このまま 
 押さえられる、取れる。そういうふうに考えて「引きと攻め」、
 先程の「擦過」が如何に生きているかどうかです。

@これが ここへいっていない、これ ここにあるから。ところが
 気にしていないと自分が  っていくわけ。これ、「引きと攻め」
 をやって ここへ付けて そのまま ウーン! とやると 勝手に
     だけで これを除けようとしていない。除けようとしたら
 外されるから。 そう、そのまま  ヒュー!
 凄いでしょう。

 すると このまま真っ直ぐいくと 勝手に避けていくでしょう。
 それで反対も、何もしないでも 避けられるでしょう。これは実は 
 こう回す、こっちへ回す、一緒なのです。

@ボーと立っていてください。これ、同じなのですが この位置、
 この角度、どこなら ここへ付くかなのです。 
     タタタタタ! 来た! 有難う!
 そうしたら 手からいかないで 仙腸関節で微調節して、緩めて、
 いくのではなくて、  フーン! って 流れていくだけです。

@何故 反りが大事かというと、これ真っ直ぐです。これがどこ
 ならいくか、しかも これが このままならいかない 
   “押しても斬れない、引いても斬れない” 
 これが 反りを ホッ、ホッ、ホッ、ホッ、ヒュー といくと
 反りが出るのです。

@これがここ、吸って、吸って、肩の力を抜いて、今度は「反り」
 をきちんとイメージして、右を寄せて、左が浮いて、シュー! 
 といく ウォー!
 少し遅れてきたけれど 押さえたらダメです、ここで押さえられ
 ないから。

<指導19:上段捩り込み >
@モノウチを当てて この角度、この角度、肘と 自分の真っ直ぐ 
 左手、この位置。それで上げて、緩めて、  ウォー!
 これで良いです、そんなにいかないと。ところが これが少し
 こうなると いかない。これ「上段捩り込み」です。

@次は袋竹刀で、雷刀で持って それをこうバンバン叩くという
 よりも それを これできっちりやって ココが   かどうか、  
 これが先程やった回転する     ウォー!

@だから 袈裟で この角度か、この角度か、の中を この時に 
 もうきっちり合っていて、尚且つ、こっちへ向いたり、相手へ
 向けたら  押さえるという位置なのですけれど それをもう 
 ずーと  ときにチャンス。ここで決まっていないとダメなの
 です。

 今、こっち、こっち、こっちと言っているが それを聞いていたら 
 斬られるから 軽くやったときに もうここが効いている。
 西江水が効いている位置で ハイ、どうぞ! と いかないと
 ダメなのです。瞬間、そこへ行く練習をしているのです。

  第74研 稽古日誌 終り

滋賀より参加の初心者 記





by shinonomeaiki | 2020-01-26 15:47 | YS さんの稽古メモ | Comments(0)

東雲道場は、合気修得を志す人の稽古場であり、このブログは、その人達のために稽古内容を記録化する目的で開設しました。
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