世界観
世話役です。
東雲道場では最近、JIさんとSMさんに任せっきりになっております。
M村さんも出席状況がよく、稽古熱心です。
その分JIさんとSMさんの上達は目覚ましいものがあると思います。
技術もさることながら、一番目覚ましいのは脳です。
東雲道場を立ち上げた時、K師範の世界観が理解出来るのは私を含め発起人の三人だけでした。
そこからおおよそ6年半の内に多くの人が入会して去って行きましたが、JIさんとSMさんをはじめとする現在の会員さん方にはK師範の世界観に共感頂けていると思います。
私が約20年前に、はじめてK師範に指導を受けた時に言われたのが
脳を変えて下さい
でした。
つくづく本当にその通りだと思います。
そして、つくづく気づかされるのが
脳は主人公ではない
です。
もし、脳が主人公なら脳は変えられません。
私が変えて来た脳で観るのは、K師範の世界観です。
体に対する世界観、武術に対する世界観、心や精神に対する世界観等様々です。
K師範から学んだ稽古によって培われてきた世界観こそが合気観照に流れる「法」だと思います。
JIさんとSMさんに、指導を受けられているM村さんは
本当に強い魂
をお持ちだと思います。
30年以上やってこられたことに疑問を持ち、今一生懸命に東雲道場に通ってこれまでの技術を検証して、改善されようとしておられます。
これは相当に勇気が要り、強さが要ることなのです。
しかし、その勇気と強さが何かを変える世界観を持たせてくれるのです。
自分がやっていることに疑問を持てば、
その疑問から目を反らさず
その疑問を隠さず
回りの歩調に気を盗られず
に脳を変えるしかないのです。
殊に、この回りの歩調というのが一番厄介なのです。
先日テレビのドキュメンタリーで、ヒマラヤの村に住む村人が子供をヒマラヤの村の両親に残して日本に出稼ぎに来て生活しているものを放映していました。
日本で生活する夫婦はヒマラヤから子供を日本へ呼んで、子供を日本で生活させようとして、子供を連れて観光をするのです。
しかし乳飲み子の頃から祖父母を両親のようにして育った子供は最後まで日本と日本にいる両親には馴染めず、結局はヒマラヤの祖父母の元へ帰ります。
ヒマラヤの家族の生活を思って、日本で出稼ぎをしている夫婦は、ヒマラヤに預けてきた我が子が自分たちや日本に馴染まない現実を目の当たりにして
今気づかされました
時間は取り戻せない
と言っていたのが印象的でした。
この夫婦は村の水準に合わせて海外へ出稼ぎにでて生活して来ましたが、子供との
人生の使い方を誤った
ことに気が付いたのです。
これ以降の夫婦は描かれておりませんでしたが、この時点で気が付いたならヒマラヤへ帰って生活を送っているのかもしれないです。
東雲道場では最近、JIさんとSMさんに任せっきりになっております。
M村さんも出席状況がよく、稽古熱心です。
その分JIさんとSMさんの上達は目覚ましいものがあると思います。
技術もさることながら、一番目覚ましいのは脳です。
東雲道場を立ち上げた時、K師範の世界観が理解出来るのは私を含め発起人の三人だけでした。
そこからおおよそ6年半の内に多くの人が入会して去って行きましたが、JIさんとSMさんをはじめとする現在の会員さん方にはK師範の世界観に共感頂けていると思います。
私が約20年前に、はじめてK師範に指導を受けた時に言われたのが
脳を変えて下さい
でした。
つくづく本当にその通りだと思います。
そして、つくづく気づかされるのが
脳は主人公ではない
です。
もし、脳が主人公なら脳は変えられません。
私が変えて来た脳で観るのは、K師範の世界観です。
体に対する世界観、武術に対する世界観、心や精神に対する世界観等様々です。
K師範から学んだ稽古によって培われてきた世界観こそが合気観照に流れる「法」だと思います。
JIさんとSMさんに、指導を受けられているM村さんは
本当に強い魂
をお持ちだと思います。
30年以上やってこられたことに疑問を持ち、今一生懸命に東雲道場に通ってこれまでの技術を検証して、改善されようとしておられます。
これは相当に勇気が要り、強さが要ることなのです。
しかし、その勇気と強さが何かを変える世界観を持たせてくれるのです。
自分がやっていることに疑問を持てば、
その疑問から目を反らさず
その疑問を隠さず
回りの歩調に気を盗られず
に脳を変えるしかないのです。
殊に、この回りの歩調というのが一番厄介なのです。
先日テレビのドキュメンタリーで、ヒマラヤの村に住む村人が子供をヒマラヤの村の両親に残して日本に出稼ぎに来て生活しているものを放映していました。
日本で生活する夫婦はヒマラヤから子供を日本へ呼んで、子供を日本で生活させようとして、子供を連れて観光をするのです。
しかし乳飲み子の頃から祖父母を両親のようにして育った子供は最後まで日本と日本にいる両親には馴染めず、結局はヒマラヤの祖父母の元へ帰ります。
ヒマラヤの家族の生活を思って、日本で出稼ぎをしている夫婦は、ヒマラヤに預けてきた我が子が自分たちや日本に馴染まない現実を目の当たりにして
今気づかされました
時間は取り戻せない
と言っていたのが印象的でした。
この夫婦は村の水準に合わせて海外へ出稼ぎにでて生活して来ましたが、子供との
人生の使い方を誤った
ことに気が付いたのです。
これ以降の夫婦は描かれておりませんでしたが、この時点で気が付いたならヒマラヤへ帰って生活を送っているのかもしれないです。
by shinonomeaiki
| 2020-06-25 06:54
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