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合気観照塾東雲道場

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YSさんからの第六十回研究会稽古メモ その2

合気観照塾・東雲道場 
世話役 様

   内容:K先生から「刀の行きたい方向に身を沿わせる」指導を受けた。
      (第六十回研究会)
   期日:2018年11月11日(日)13時~

S代表の第六十回研究会稽古メモに基づき、六十回の佳節を迎えた研究会
で K先生から特に初心者向けに丁寧な稽古指導を戴きました。その内容を
漏らすことなく 稽古日誌(601)に続けて綴ります。

<指導3:個別に指導>
@先ず、呼吸、呼吸、それと前への軸。でも「刀の斬れる原理」というのは
 すごいのです。それでは斬れていない! 先を振っているだけ!捩じって
 いる!このままこう! そのままで肘を曲げていって! それでは引いて
 いる! 肘を曲げる! 違う! 肘を曲げる、こう!

@これ こっち側を少し上げる、ここではない、ここ。 上げる! ここは
 横隔膜、横隔膜と  ここから こう上げていったら 肘が上になる。
 もっと吸上げたら、今度は、それで仙腸関節 ちゃんと相手の方を向いて、
 このままここで降ろしたら 刀はここにしかいかない、ここまで入れたら
 こっち側は ちゃんと落ちる位置に刀をもっていかないと。

@だから左手で操作をしようとし過ぎ。振っている、ここを落とす、左手を
 ストーンと。捩じらない、だからこれをこうやって、離しますよ、離したら
 ここへいくわけです。そんなところへはいかない、バランスなのです。
 ここで落としたら ここへいく。 離して、一度手を刀から離して! 
 そういうのが斬れるというのです。片手なのです、だから 親指・小指だけ
 で落ちていくだけで 斬ってください。

Q:ガイドラインですか?
A:そうです、ガイドラインです。

@如何に難しいか!「参学円之太刀」を袋竹刀でやれば絶対に分からない。

Q:袋竹刀は丸いから?
A:そうです。よくできているでしょう。

@要はヘソを相手に向けないとダメなのです。刀を上げた時にヘソを相手に
 向けて
Q:?
A:刀が落ちていって、そこにヒュッと乗っていけるように練習をすれば
  よい。だから 振らない剣術、投げない柔術というのです。

@だから 肘が目の前に来ない!

Q:刀に身体が付いていけば よいのですね?
A:そうです! だから もろに効くわけです。

@だから、刀がここにあったら、こう斬ればこっちしか行かないのです。
 ここにあれば ここにしか行かないのです。それを 皆がよくやるのは、
 こんなところへ こういくわけです。
 こちらを向いたら こちらが一番速い。ここに刀があるから、これが
 一番速い。だから「後出しジャンケン」で勝てるのです。
 もしも 刀がここにあれば、ここに戻してからになり、その時間が無駄
 になる。ここにあって、鎖骨の力、この位置は変わらないで、鎖骨の力
 を抜いて、仙腸関節をこう使えば ここで落ちるのです。

@ところが、このままで手でやれば、ここにしか落ちないのです。力を
 抜いておくから ここが掛け金で こいつをいつでも外せるようにして
 おいて、仙腸関節で相手に乗っていけば、ここに落ちるわけです。
 ところが 刀を握りしめていると、違うところに行ってしまうのです。

Q:刃筋が どちらに向いているか ですか?
A:そうです。それが 一番大事です。だから 刀を上げたら どう、
Q:一番短時間で 相手を斬る?
A:そうです。最短距離です。最短距離にその相手を斬りたいのです。
  それを仙腸関節と足の裏で 全部調整するのです。
  だから、刀身一致。

Q:刀が主で、身体が従ですか?
A:そうです。だから 合気観照之図に「ついていく」と書いてある。
  
@相手を投げるのではなく、相手を上げて少しずらせて、落ちるところへ
 ついていくわけです。刀と一緒です。少しずらせて ついていく。そこへ
 ピャッといけば もっと速いのに、それをこのようなところから頑張って 
 エイッ! とやっているから、ダメなのです。

@ということは、刀が落ちる手前で用意をしておかないとダメなのです。
 だから「已然」が大事なのです。
 滝つぼのところへ滝を持ってこないと滝は落ちないのです。本当は滝が
 落ちて滝つぼが出来るのですが。だけど、滝が動けば滝つぼに落ちない。

@これは非常に大事なことです。すると身体が伸びて、上から滝がズボーン
 と落ちてくるわけです。だから 滝が途中でこのようになればダメなの
 です。刀を上げたら その下にバーンと落ちる。

Q:一番速くするのには 刀に付いていく?
A:そうです。だから 刀がここに落ちるように合わせておかないとダメ
  なのです。そういう意味です。分かりますか? だから どこに滝つぼ
  をするかです。
 Q:よく言われるところの「峰と谷」ですか?
 A:そうです。そこを想定さえしたら そこへ落ちる。刀が峰にいけば
   谷に落ちる。
 Q:谷が決まれば、全部決まるわけですね?
 A:そうです。そこしかない。自然に落ちるって そういうことです。
 
 @だから シンプルだから難しいのです。無駄がない。

Q:疾雷刀の一打三足の歩法では、、?
A:1,2,3、 1,2,3、 だから ここはそのままで、踏んだ、
  回転した、踏んだ、回転した、1,2,3、 1,2,3、そういう
  こと。
Q:全く中心が動いていない?
A:そうです。これを「中心軸」というのです。人中路を踏んで、開く。
  この開いたときも、ここへくるか、ここへくるか、ここへくるか、
  足の角度はどこなのか、

@それは 仙腸関節が上手く使えるところへ開かないと こう開くと 
 もう仙腸関節が固まってしまうのです。ここしかないのです。この
 幅で ここしかないのです。すると打てるわけです。だからできる
 だけ無駄なことをしない。シンプル! 刀もいけるし、その歩法の
 なかにでもいける。一緒!

Q:そういう意味で歩法の練習をすれば また 変わってきますね?
A:そうです。そういう考えです。

<指導4:水車勢>
 @それでは もう少しシンプルに「水車勢」をやります。

<感想>
 第六十回のK先生の指導内容は 初心者への金言です。繰り返して
 音読し、身体に焼き付けます。有難うございました。

                滋賀より参加の初心者 記





by shinonomeaiki | 2018-11-21 08:01 | YS さんの稽古メモ | Comments(0)

YSさんからの第六十回研究会稽古メモ その1

高齢・初心者の稽古日誌(601)

合気観照塾・東雲道場 
世話役  様

   内容:K先生から「無形」の指導を受けた。
     (第六十回研究会)
   期日:2018年11月11日(日)13時~

S代表の第六十回研究会稽古メモに基づき、初心者が理解できた範囲で
稽古内容を綴ります。

<指導1:身体の中を観照する>
@先ずは「無形」。両足を肩幅にする。それで 両足を真っ直ぐ 平行
 にした時と、先を少し開いた時に、肩とか肩甲骨にどのように影響が
 でるか。

@模擬刀を持って、両足の先を開いて下さい。すると 肩甲骨も開いて
 いきます。そこで 息を吸って、もう一回 吸って、力を抜いて、。
 これは 中段から 一応「無形」です。いわゆる ダラーンとして。
 でも、今度は刀を握っても親指と小指で持ってください。親指と小指
 で挟んでください。他の指は 触る程度に。それで、両足の先をこの
 ように開き過ぎると、刀を上げたときに肩甲骨に力が入るのが分かり
 ますか。腕にも力が入ります。このようにして自分の身体の中を観照
 するわけです。

@次に 両足の先を少しだけ開いて下さい。そして 自分でよい位置を
 探していくわけです。極端に内股にしたらどうなるか。内股にすると、
 腰に、、、
 それでは 真っ直ぐにすると これが意外に肩甲骨に力が入るのです。

@だから、刀を振らないで、息を吸って、吸って、刀を少し上げて、肩の
 力を抜いてから そのあと刀を落とすのではなく、落ちるだけなのです。
 吸って、吸って、緩めて、吐く。その時、吸って、吸って、のとき、
 首の後ろを動かしてください。するとバランスが取れます。それで首の
 後ろを意識しながら 身体の、、

@それで、本当に「無形」というのは、右足が少しだけ出て、真っ直ぐに
 いって、左足が下がって、少し開いて リョウジの字。基本的にはこの
 床の線を挟むようなのです。それでヘソを真っ直ぐに向ける。 
 これが線をこう開いた時に 床板の1枚分を開いたとき どうなるか。
 それを2枚分開いたとき どうなるか。
 だから 後ろの足先が 例えば45度にこう向いているとき、90度に向いて
 いるとき、それから このように完全にこっちへ向いたときにどうなるか。
 するとヘソもこっちへ向きます。ヘソを真っ直ぐに向けておくためには 
 どうすべきか。
 そのなかで 肩の力を抜いて、首の後ろをきっちりと決めて、それで板の
 幅で それから、この線上にあって、足のつま先がそこに向う。それから 
 踵と踵がある位置。

 大変細かいでしょう。フェルデン・クライスです。普通は そのような
 ことを考えて「無形」をやらないでしょう。ところが もう それで方向
 とかが全部無理になるわけです。ここでこう向く。こっち、ここで落ちる。
 すると 今の力で どこが一番楽かです。

@それから 歩法のように歩いて どうするかとか、前・真ん中・後ろ、左・
 真ん中・右、を見るとかというふうに 少し動かしたら 肩の力を抜いて 
 それで 今度は中段で。

@中段になると 余計に刀を支えないといけないから、肩甲骨を少し寄せて、
 首を伸ばして、刀を上げると ここはすごく楽になる。手首で刀を動かす
 のではなく、肘で動かす。そうすると 刀が斬れていくのが分かる。
 すると、刀の反りが大事になってくるのです。峰、谷をイメージしないと 
 いけなくなるのです。棒の場合なら 当てるだけですが、刀の場合は 峰
 谷があるから 反りと峰・谷のイメージで、そういうことなのです。

 だから 見ていると「棒然」とするのですよ!(呆然に引っ掛けている) 
                            皆で大笑い!

@しかし 分かるでしょう、反りと峰・谷、それと身体の向き、足の向き。
 それで実は「骨盤」が変わるわけです。これが、いわゆる「戦車運動」と
 いっしょで 骨盤を横隔膜の位置で捩らないで、そのまま どう使えるか、
 なのです。

@だから これを使えば、刀を中段に持ったまま、手は動かさないで 足を
 こう開くと 刀はこっちへいきます。ここ、ここ、 だから 真っ直ぐ、
 左45度、左90度、左45度、真っ直ぐ足を揃えて、今度は 右45度、右90度。
 これ ここは全然動いていないのです。

Q:七刀でやるときの仙腸関節ですか?
A:そうです! それを 足の裏から 足のつきかたで決まるのです。
  だから「人中路を踏め!」というわけなのです。

@だから この人中路を踏まないで 少しこっちへいっただけで、もう 
 これだけずれるわけです。今日は もう初歩の初歩です。でも 初歩の
 段階のときにこれをやっても理解されないのです。
    “何をややこしいこと 言っているのか” 
 で終わってしまうのです。

Q:立ったとき 足の位置で その人のレベルが分かってしまうのでは?
A:そうです! それを「足元を見る!」と言うのです。(皆で大笑い)
  禅では「却下処方」と言って、O先生が よく書いていました。
Q:今、言われたことは すごいことですね?
A:本当はそういうことに気付くための「型」であるはずなのに、形だけ
  を覚えてバンバンやってしまうと そこには行きつかない。そういう
  目でみていると、バンバンやっているのが 実に気持ちが悪いのです。

<指導2:無形>
@次に「無形」をやります。右側を空けておいてください。
 右からここへ寄せて、手はそのままです。気持ち。只、これが回転して
 いったとき 足が   に代って 肩に落ちる。

Q:車の構えですか?
A:そうです! だから 車の構えになるように      

@要は「無形」のまま、ここは全然動かさない(極端ですが)。それで、
 ここから こっちを回転させていくわけです。

 ここから こうなっていますよね。それを このとき このままで
 これをしたら 回転しないです。少し緩めているから、ここにいって、
 ここからホーカイするわけです。

 それで、そこから ここまで 吸って、上げる、わけです。それで 
 緩めて、降ろす。それから吸い上げると ここ。肩の力を抜いて、仙腸
 関節の向いているだけ いけるわけです。

 ここ、ここ、それで ここで降ろすと こうです。これが こうなると 
 ここです。ここまでくると ここです。すると これが しんどいから 
 こう回ってくる、こっちへ上げる、上げる、ここなら ここです。

 ところが こいつを ここに持ってくると、ここへくるわけです。
 ところが ここではない、ここしかできないのです。ここへ来て 
 初めて 首から腰までが斬れます。しかも 足を引いているから 
 引き切りになるわけです。

 こう代わって、こっちへ上げて、このままこれが ここまで回ってきて、
 だから こういう動きになるのです。それがこっちに向いていると意味
 がないでしょう。

 だから これ どっちかしか斬れない。ここにあるから ここが。
 だから 刀を上げたらあとは仙腸関節でいく位置が 手の力を抜いたら
 いくはずなのです。

 だから、これと、足と、肩の力を、吸って、吸って、緩めて、落す。 
 それで落とす前には もう肩のうちの モノウチの落ちる位置は決まって
 いるのです。今日は 初歩の初歩でしょう!

 それと こっちへ こういったら 詰まってしまう。ここへいくから 
 このまま ここへ。 だから 最初に これがまた こっちへいって、
 こっちへいって、こっちですよね。

<指導3:個別に指導>
@周りに当たらないようにして ゆっくりと やってみてください。

<感想>
 六十回の佳節を迎えた研究会で K先生から 特に初心者向けの丁寧な
 稽古指導を戴きました。貴重な指導内容を漏らすことのないよう続けて
 稽古日誌(602)に綴ります。

               滋賀より参加の初心者 記





by shinonomeaiki | 2018-11-21 07:56 | YS さんの稽古メモ | Comments(0)

JIさんからの抜刀稽古メモ

JIさんからの抜刀稽古メモです。

試斬

数日前、東雲道場連絡掲示板に試斬を実施すると言う連絡。

その時の私の「思い」はこうだった。

左の袈裟は斬れる!

右袈裟は...?
前回の試斬で散々な結果であったので自信がない。

車(しゃ)の構えから逆袈裟?
どうやって斬るんだ?
刃筋は?

こんな疑問が出るのは、普段の稽古でただ振り回しているからですね。反省...

と言う様なところでした。

なので木刀を持って庭に出て刃筋の確認。

右袈裟を2、3回振ってみる
前回の時よりちょっとは
マシか!
車から逆袈裟も2、3回
最後の方で刃筋をくねっている気がする。
まっいっか!
やり過ぎると癖になるので終了。

と振り返ると飛行するカメムシがこちらに接近中。

『斬る!』と思い、袈裟斬りでスパッ!プチ 当たった
、いや斬った。
見事に物打ち当たり、カメムシは無残な姿で足下に転がっていた。

その後、刃筋の何の探究も無く、いざ試斬本番当日

左袈裟
難無くスパッと斬れた。
角度、切口ともに納得できるものであった。

右袈裟
ドスッと言う鈍い手ごたえ
斬れたのか斬れなかったのか記憶は定かでは無い、都合の悪い事は記憶しないのが私の主義だ。
角度は甘く、切口不良

逆袈裟
3回実施
1、2回は、巻藁の半分くらいで刀が止まり巻藁を刀で持ち上げる様な状態が続いた。

3回目の前に世話役さんからの指導で
  身体が伸びている
と言う事と
  斬ろうと思わないと斬れないですよ
との事。
私は、その言葉で ハッと気づく事があり次の行動をとった。

巻藁に向かって、右人差し指で右下から左上へ斬り上げながら、こう唱えました。 「斬る!」と。

3回目の逆袈裟
何も考えず斬りに行く。
考えないと言う事も考えない。
ビリリリッ?スパッ!
ホームラン
斬った巻藁が遠くに飛んで行った様な気がした。
巻藁を見ると
角度 良し、切口 良好であった。

なぜ斬れたのか?
考察してみました。
勿論、世話役さんのアドバイスがあったからに違いない。
中でも
  「斬ろうと思わなと斬れないですよ。」
が私の心に引っかかった。
半ば「ちゃんと斬ってくださいよ」的にも聞こえた様な気もしましたが(違っていたら、すいません)

そうなのです。
斬ろうとしていなかったのです。
ただ、斬るまね、斬る動作をしていただけなのです。
なので斬れなかった。
本来目的の「斬る」事を忘れてしまっていたのだ。


だから私は、「斬る!」と言う事をはっきりと確実にする為に、おまじないの様な事をして命令を強調したのです。

誰に命令したのか?
人の動作の順序はこうだ。

1 巻藁の前に刀を持った私がいる
2 私(脳)が巻藁を斬ろうと思う
3 その命令で身体が巻藁を斬る

身体に命令したのです。
命令した後は、余計事は考えない。

余計な事とは、何か?
行動開始後の命令です。

斬ると言うほんの数秒の間に、握りはこうで刀の角度が何度でこの間合いに入ったら斬り出す等、斬る事に対しての正しい情報なんでしょうが、そんな命令をするとスムーズな身体の動作の妨げになり、本来目的の斬る事を忘れてしまうので余計なのです。

だから、命令(思い)は、簡単でシンプルでいいんです。

それと、結果に囚われない事。
斬るまえから、
斬れるかなぁ?
斬れなかったらどうしよう。
なんて思っていると斬れるはずがなく、逆に
斬る
斬れる
斬れて当然
斬れるに決まっている
と思う方が斬れるのだ。

ファイルアンサー
斬る事を忘れず、色々と考えず、ポジティブに斬ると
斬れるのだ。
その大部分が脳(思い)の使い方次第なのです。

長々と記してきましたが、
簡単に言うと世話役さんのアドバイスを素直に聞いたら斬れちゃったと言うだけの話ですが、私が感じ思ったのだから仕方ない。

思考する生き物の「思い」は無限に自由なのだから

東雲道場 JI


世話役です。

記事の提供ありがとうございます。
私の声かけはきっかけにしか過ぎません。
JIさんの日々の鍛錬が体に染みついているからこそ、斬れただけのことです。
この抜刀稽古に参加して頂いた方にはそれぞれ抜刀の技の課題を用意していました。
私がみるに皆さんそれぞれは、充分にその課題を確実に果たせる能力を備えられています。

私はこの抜刀稽古では、
   障害を乗り越える楽しみ
にはして頂きたくないと考えております。

それを楽しみにすれば、ただの曲芸になります。

私が抜刀稽古の目的のひとつにしているのは、
   発揮する
ということです。

例えば、JIさんで言えば、巻藁を斬ったのはJIさん自身ですので、私ではありません。

では斬れなかったJIさんは?

これもJIさんです。

私はJIさんには、
   体が伸びている
と言いましたが、伸びている原因については言いませんでした。

伸びている原因は
   お留守になっていた
からです。

それは、
   斬ろうと努力する
ことに集中して、
   斬ること
に集中出来ていない。

 その結果、定例稽古で身につけた
   呼吸
   身体操法
等を具備した斬激が発揮できておらず、意識が刀に集中し過ぎて、体がお留守になっておられました。

 ですから
  斬ろうと思わなと斬れないですよ
とアドバイスしました。

 するとJIさんは直ぐに私の声の意味を理解されて直ぐに斬激を発揮されました。
 流石です。

 兵法に曰く、敵が自軍を上回る数でも戦場で兵を動かせなければ、いないのと同じである。

 日本刀は、
  ああだこうだと体の中でお喋りしながら
物体を切断出来るようには設計されていないのです。

 刹那に、斬るという目的意識と体内操作技量が合致した時に道具の能力を発揮するように設計されているのです。

 ですから、抜刀稽古では
  何々截りが出来たー
という達成を目的にするのではなく、
  意識することなく発揮すること
を目的にして頂きたく願います。 

 皆さんは既にもう斬れます。




by shinonomeaiki | 2018-11-17 01:03 | 抜刀稽古 | Comments(0)

第六十回研究会稽古メモ

平成30年11月11日日曜日
S代表からの稽古メモです。

居合刀にて
・無形〜車〜発草〜袈裟斬り〜逆車〜逆の発草
〜逆の袈裟斬り
・無形から下段
・無形から中段
・無形から上段
・無形から雷刀
・雷刀から一刀両断
・雷刀から和卜
・雷刀から斬釘
・水車勢
・文を切る
・文を切りながら前進(左で上げて右で切る)
・正面廻し打ち
・袈裟廻し打ち
・中段捻り込み
・上段捻り込み
木刀にて
・杖への打ち落とし
・七刀(通常、必勝、猿廻)
・胡座燕飛

研究会も丸五年、60回目を迎えました。
節目の今回、腕で刀を振り回すのではなく、刀の重さや刃筋を丁寧に感じ、刀の行きたい方向を自分で邪魔しないように身を沿わせる。
そのために仙腸関節や骨盤、手の内、体内操作、足運び等々どうしていくのかということを改めてご指導、ご提示頂き、とてもらしさに満ち溢れた研究会でした。
ご参加頂いた皆様、宗匠、改めてありがとうございました。






by shinonomeaiki | 2018-11-12 08:01 | 研究会 | Comments(0)

抜刀稽古

抜刀稽古

平成30年11月3日

本日は抜刀稽古を実施しました。

抜刀稽古は

   「使わずして使う」

をモットーにして実施しております。

喉が渇いた時に、水の入ったコップの横にあるテレビのリモコンを間違って手に取ることはありません。

御飯を箸でつかむ時に、緊張して御飯を鼻へ運ば無いですよね。

一刀斉曰く、暗い場所でも痒い場所を間違ってかく人間はいません。

そういう自分を認識する一瞬が抜刀稽古です。

以下S代表からのコメントです。


〈稽古メモ〉
 本日の定例稽古は抜刀稽古を行いました。
 私も勿論のこと、ご参加頂いた皆様が各々何かを感じて頂けたと思います。
 それは試斬経験の有無、技の難易度、結果の成否という事とは全く関係なく、本物の剣、真剣で実際に物(巻藁)を斬る、という行為に向き合う事で己のみが感じる事のできる貴重な体験です。
 今後経験や回数を重ねていけば緊張や戸惑いや逡巡を感じる事も無くなってくるかもしれません、斬り慣れしてくるかもしれません。
 が、そこには全く何の意味も価値もありません。

   己の全てがはっきりと現れる
   待ったなし、やり直しなしの
   一期一会の世界との遭遇を只々   
   全身全霊をもって感じていく

ことがあるのみです。

今後とも宜しくお願い致します。




by shinonomeaiki | 2018-11-12 07:55 | 抜刀稽古 | Comments(0)

東雲道場は、合気修得を志す人の稽古場であり、このブログは、その人達のために稽古内容を記録化する目的で開設しました。
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