合気観照塾東雲道場

11/9第12回研究会

11/9第12回研究会の稽古メモです。
S先輩から頂きました、いつもありがとうございます。
改行出来ないことを前提に記載して頂き細やかな御気遣い痛み入ります。


①普遍性と発展性について 書を例えにしたお話しと剣術用語説明
②七刀 杖バージョン
・順、逆手両手持ちで杖を掲げ身体の軸が伸びる位置を確認(頭の上、鎖骨、丹田の三カ所)
・丹田の高さで両手逆手持ち(両端を親指で栓)→右親指を外すと杖が滑り出る→左方向を向いて本手打ち→打ち下ろした路線を戻ってスタートの位置へ→左方向を向いて右手突き→そのまま滑らせて両端持ち→腰を切って左手突き→そのまま滑らせて両端持ち→正面に向いて完了(逆も動作は同じ)
・丹田の高さで両手順手持ち(両端を小指で栓)→左小指を外すと杖が滑り出る→そのまま頭上に杖を掲げ繰付(小手に下から付け崩す)て落とす→再度杖の両端をスタートの位置へ→右小指を外し杖を立てながら左方向を向き逆手打ち→そのまま滑らせて両端持ち→左小指を外しそのまま逆手打ちへ→再度杖を滑らせて両端持ち→正面を向いて完了
※剣ではなく杖という自在性の有る物を使っているという意味
※長さ、重さ、太さ、材質等が違う物のを使って体内感覚の差異を味わう

③七刀
④七刀 猿廻バージョン
⑤七刀 必勝バージョン
※③~⑤の動作説明は割愛
※あえて足を動かさないことで太刀筋や身勢、力の抜け具合、身体の伸びや締め等を確認していく
※足不動、爪先中心回転、踵中心回転の3パターンの差異も後の検討課題

⑥抜刀 納刀
身体の伸びと鞘の回転を利用した抜刀と納刀時の切っ先が鞘に自然に収まってくる位置の確認

⑥雷刀からの斬り落とし
雷刀の角度、手の内、締め、伸展~保息~脱力、刃筋、太刀連等の確認と稽古

⑦正面からの押し
袋撓にセーム革を巻き、模擬刀で打つ。刀棒の構えの相手に付けた刃筋の確認をして進み推す
良い位置からずれないように刀の反りを利用した前進

⑧競技用薙刀を使った手首止め、繰付の稽古
・物の長さと撓りを利用した抑え

・一つの形を機械的に行なうのではなく、普遍性と発展性が産みだせるような身体創りの為に、様々なパターンの稽古を虱潰しに行い確認しながら形の中に反映させてゆく。



☆世話役です。
☆今回の研究会が一周年記念になりました。一年を通じて一度も中止にならなかったのは、指導監修して頂いていますK先生をはじめ、本当に遠方から参加して頂いている皆様方のおかげだと感謝しております。
☆さて、今回の研究会で、K先生が書を例にあげられて、合気の「普遍性と発展性」について話されました。私の記憶では空海が書について、「自然は美しいものであり、書とは、人がその自然の美しさに感動した心を表したものである。」ということを何かで書いていたと思います。先生が言われた通り、合気とは人体の自然性によって発動しているもので、大自然によって形成された物理的社会の中でも、その根底を一にする自然性によって普遍性を持つものであると思います。また、仕事、家庭、国家、銭湯、格闘等の人間社会の中であっても、全て人体によって創造されたものであるなら、自然性からの逸脱はあるにせよ脱却することは不可能であるので同様に普遍性を持つものだと思います。
☆また先生により、「七刀杖」が示されました。七刀よりも、西江水を鍛練出来る基本です。さすがに先生にしか思いつかないと、当たり前ですが脱帽しました。何故ならば、七刀には袈裟斬りが4種入っており、複数のベクトルが・・・・・でややこしいのです。ですから、上半身への意識が大きく割かれるので、西江水の意識がわかりにくい難点がありました。もちろん、歩法へ行くには通らないといけないんですが、七刀杖は仙腸関節や股関節等に関わる意識に集中しやすいので、初心者の方にも西江水が分かり安いと思います。





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# by shinonomeaiki | 2014-11-11 18:26 | Comments(0)

10/25稽古メモ前半

☆ SYさんからの稽古メモです。
いつもありがとうございます。


☆2014年10月25日(土)13時 ~ 秋晴れ
1.Mさんが体験を希望されて参加。
完全に「合気柔術」なので、力を使わない、無駄な力を使わない、ということで「脱力」の稽古をする。
・ 腕振り 両手・片手: 手の甲を上に向けて
・ ロッキングチェア : 足の指を上げたままの状態で身体を前後に振る。
・ ロッキングチェア+腕振り:慣れれば、手を上げなくて 身体を前後に振るだけで良い。頭の中心を揺らすのではなく。この運動を行うのは、身体の脱力。
・ 掴み手外し :少林寺拳法等で行うような、掴まえられて、ここを切るのか、といったことはしない。とられたら先ず脱力する。脱力したところからこのままこう外す。基本はすべて脱力。
--- Mさんへの説明が続く ---

2.Mさんへの説明に平行しながら、Sさんに、これまでの初心者コースのメニューを説明して 指導を受けるように指示があった。
・ 脱力による掴み手外し
・ 中指投げ
・ 逆腹式呼吸
・ 吸込みによる掴み手外し
・ 直立した時と膝曲げの時で腕の重みの違いを感じる
・ 圧力による体内操作の体験
 ペンギン歩き、バラストタンク原理、両脇ボール挟み、
・ バランス崩しの体験 
 両手もたれ合い、両手を使ったバランス崩し、杖によるバランス崩し、杖押しによるバランス崩し、      

3. Mさんへの説明が、柔術から剣術へ移る。全員がこれに合流。
・ 基本姿勢を説明。
   「30度にお辞儀をして、膝を曲げ、上半身を真っ直ぐ立てる姿勢。」
・ 七刀の1番目を指導
   「息を吸って、剣を上げる。これ以上吸えないところまで息を吸う。そのまま息を吐かずに脱力する。それで息を吐きながら剣を降ろす。」
・ 七刀の2番目、3番目を指導
   「脱力した時に 右の膝に重心を乗せる。そのとき、自分の足の割れ目(親指の次ぎ)にしっかりと自分の正中線をつける。そこに、息を吐かずに脱力した状態でスライドさせる。そこに乗り切って これ以上いかないところで息を吐く。息を吐かずに肩を緩めると重心がグッと下がる。その下がるスライドで自分の足の割れ目で止まる。その割れ目に自分の正中線がスパッと止まる。」

・ 袋竹刀を使って戦車打ちの指導
   「先程の七刀の3種では 人中路は真ん中、右、左と3つあった。今度は、右足を人中路に置く。右足が相手に向くように構える。つまり斜めに構える。真ん中から吸って、相手に対して正面、相手の人中路に相手(打太刀)は中青岸に構えて迫ってくるので、モノウチ(刀の切れ処)に入ってきたら、篭手を打つ。相手の人中路に沿って打つ。息をハッと吐いたときに落ちる。打太刀は真っ直ぐに進むと切られるので、外にずれて人中路を外してくる。使太刀は打ちにくくなる。使太刀は身体の中心が合っていないので。そこで、足の踵にすべてを上げる。そして踵を軸に回して身体の中心を合わせると股関節が合って「くわえ込み」ができる。そこで降ろす。前と後ろを寄せて合わせて、右と左を寄るという感覚を意識して欲しい。」

4. Mさんへの説明が、剣術から柔術へ移る。全員が合流。

担任:先程、「掴み手外し」を行なったが、この状態で手を出してみる。それで相手の人中路を踏む。その状態で脱力して 抜く。Mさん:これは初めてです!担任:吸って、吐かずに緩めて人中路に乗る。乗ったところで手をだす。手を持たれたところから、吐いて脱力する。そこから(手を上に)上げる。それだけ。Mさん: ホー!担任:今度は、相手がこちらの人中路を外して 手を掴む場合。こちらは 足を上げずにそのままの状態で 吐いて脱力して抜く。次に 戦車打ちと同じように 人中路を合わせて 吐いて脱力して抜く。担任:何をやっているかというと、人間の身体の構造と、体幹がきっちり。ばーんといくよりも、しっかり真ん中を揃えてやったほうが剣も切れるし、力も入れやすい。抜きやすい。掛けやすい。これが一番の剣術の基本になっている。ばーんといくよりも、しっかりと相手の人中路を踏んで、打つ。ここも同じ撥草の構えであっても、相手の人中路とこちらの人中路を合わせて 打つ時にこの人中路が変わる。これがしっかり合うから相手に効率よく力が加わる。身体の向きと体感を合わす。練習では蹴らない。蹴って動くと、弱い姿勢になる。自分の重心移動をするための歩き方ができるように 能や日本舞踊に近いようにするために蹴らないように足袋を履いている。そうですね。簡単に言えば「すり足」。技でも何でも無いが、この歩き方の違い。こうすると蹴っています。だから、何々投げとか、そういう練習はしない。それをやると そこに情報の焦点が来るので、それはもう絶対に技に使えない。何々投げをやると、実戦のときにそれを探すために、、、。まー こんな事をしています。呼吸をやったり、居合刀を使って稽古もします。
体操もやります。色々な事をします。相手に伝わるためには何でもやります。Mさん: 少林寺と全然違う考え方だ。SさんからMさんへのコメント。「少林寺の経験があり体格も良い。でも 自分よりも強い、大きい相手の場合、何だ!(技が)効かない! ということを無くしたい。今までやったことでは外れない。それを外せるようにする身体の作り方、外せるようにしたい、、、、。力の集中で、体格差を、。」

                  --- 前半 終了 ----



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# by shinonomeaiki | 2014-11-02 21:41 | Comments(0)

おわび

世話役です。関係各位様ブログのシステムが変わったらしく、私のポンコツ端末では当ブログの入力の際に改行等がうまく出来ないようになりました。閲覧し辛いとは存じますが、どうか宜しくお願いします。
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# by shinonomeaiki | 2014-10-27 11:54 | Comments(0)

杖について

K先生に教えて頂いた杖は、単に棒を振る稽 古ではなく、肉体に棒を介在させることで、 どのように体を操作出来るかの稽古であると 考えています。

1-はじまり何も持たない。

掌 を下にして、息を吸いながら両手を肩の高さ で広げる。
吐きながら脱力して、両手を落と す。


2-圧力を感じる杖の両端に両手で栓をする。

蛸の干物のように持つ。
杖がつっかえて 両手が落ちない。杖に圧力が閉じ込められ る。


3-リリース片方の栓を外して脱力し、圧 力をリリースして杖を滑らせる。
息を吸って 滑らせ栓をする。
息を吐いて栓を抜き圧力を リリースする。


世話役です。

私は杖の大原理は、この3点の 項目だと思います。
圧力のリリースとは、相手がいない時で相手に杖が届けばリリースさ れません。
圧力を体内操作で移動させてバラ ンスを変えていく稽古です。
杖のイメージを 単なる棒から、ポンプや油圧ジャッキのよう な物へと変えて考えると楽しくなります。


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# by shinonomeaiki | 2014-10-26 21:56 | Comments(0)

血絡針(チドリシン)

鍉鍼についてお話します。

先日堺市の「じば しん」で刀剣まつりが開催されました。

そこ で出品されていた中に、血絡針(チドリシン) という馬にうつ針がありました。

人間用の針 とは違い、刃長10センチメートル程の小さな 諸刃の剣のような形をしており、刃の根の部 分に小さな刃のようなものが枝分かれしてい ます。

馬の筋肉が締まると刃が抜けないの で、その分かれ目に糸を引っ掻けて引いて抜 くそうです。

刃は微妙に蛇鉾のように波打 ち、肉を裂き開くような構造で、悪い血を出 せるようにするそうです。
血絡針と、笄のよ うな馬針とは違います。
馬針は血絡針に似せ て作った、刀の脇に使う道具です。
この血絡 針を鍉鍼(刺さない針)として使えないか考え ましたが形状が剣なので回すことができず断 念しました。

しかし、当ててみて感じました が、銀製のものより焼きの入った鉄のほうが 体内にはビンビンに来ました。

そこで思いつ いたのが、ガラクタ市で鉄味が良くて購入し ていた畳針です。

畳針の頭には銅環が付いて いて針の進みと止まりと角度がとても見て分 かりやすいです。

自分流ですが、自分で自分 の患部に針先を当てて、示指、環指、親指で 回転させます。

すると止まる所があります。 止まれば、針の角度を変えます。すると、動 き出します。

それを何度かやると、絡む(から む)ところと、そうでない所が分かります。

絡むところで、針を回転させながら離すと抜け た感じになります。

また、針を離さずに呼吸 をしていると施術する手と患部が通る感じに なります。

コツは何も考えないで、針の銅環 の動きをぼんやり見てるだけにし、体の中を 想像しないで、針を持った手を信じます。

多分、脳より手のほうが体を知っていると思い ます。

畳針については、私の記憶では京都の 錦市場にある有次(ありつぐ)という金物屋さ んに置いてあった鰻をさばく時に頭に刺す鉄 杭が似ていたと思います。
2000円もしなかっ たと思います。

観照塾東雲道場の11月の予定日を掲載しますので宜しくお願いします。


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# by shinonomeaiki | 2014-10-25 02:04 | Comments(0)

東雲道場は、合気修得を志す人の稽古場であり、このブログは、その人達のために稽古内容を記録化する目的で開設しました。
by 世話役
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